2017年01月06日(Fri)
仙台でホームレス自立支援活動を行うNPOと行政を取材しました!〜ぱれっと取材日誌〜
こんにちは、スタッフの菅原です。 2016年厚生労働省が実施した全国調査によると、ホームレスの数は全国的には大幅な減少傾向にありますが、仙台市のホームレスの数は、ここ数年顕著な減少傾向はみられません。 今回、仙台でホームレスの自立支援を行なっているNPOと行政に取材し、その背景や現状、協働の取り組みについてお話を伺ってきました。 仙台でホームレスの自立支援活動を行う、特定非営利活動法人仙台夜まわりグループは、月1回、市内の公共施設を会場に、ホームレス状態の人を対象にした、自立啓発セミナーを開催しています。 2016年11月5日(土)開催のセミナーに参加してきました。 仙台市健康福祉局健康福祉部保護自立支援課とも連携し、セミナーでは、当事者向けに自立支援に関する情報提供を実施。また、食事会や衣類等の配布もしていました。 食事会では、配膳のお手伝いもさせていただきました。 夜まわりグループが、まちを歩き、当事者一人ひとりに参加を促しています。 会場には多くの人が集まっていました。 11月7日(月)は、仙台市役所に出かけました。 生活困窮者の自立支援を行なう、仙台市健康福祉局健康福祉部保護自立支援課・主任の伊東さんにお話しを伺いました。 △伊東さん 「当事者が利用できる制度や市が運営する自立支援施設等について、当事者にもっと知ってもらいたい」と伊東さん。 市内各所に点在する当事者の居場所を把握するのは困難で、一人ひとりに直接情報提供する難しさを知りました。 11月16日(水)は、若林区卸町に向い、夜まわりグループの事務所にお邪魔しました。 理事長の今井さん、理事の青木さん、施設部長の新田さんからお話を伺いました。 夜のまちを歩きまわり、当事者の健康状態、安否を確認しながら、食料や物資を提供する夜まわり活動を2000年から行なっています。 △夜まわりの様子(団体提供) 「当事者1人ひとりに合った支援を行ないたい」と、当事者の現状を知るため、保護自立支援課と協働でアンケート調査も始めました。 詳しい協働の取り組みについては、 サポセンニュースレター「ぱれっと」1月号の特集をご覧ください! ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 特集:NPOと行政が手をとり、一度つまずいても立ち直ることができる社会を目指す △△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました! |