10月末日。澄んだ青空が広がる、若林区の荒浜に取材に出かけました。
サポセンニュースレター「ぱれっと」の表紙では、毎号仙台のまちをワクワクさせる人物をご紹介しています。
12月号でご紹介するのは、海辺の図書館 庄子隆弘さんです。
取材・執筆を担当してくれたのは、情報ボランティア@仙台の学生記者、加藤里香さん(宮城学院女子大学)です。
庄子さんは、津波の被害で荒浜の自宅を失いました。
避難や住居の移転、働いている大学の図書館の復旧、日々の生活に追われながらも、「自分が出来ることで、役に立てることはないか」という想いを抱えていました。
東北の大学図書館員の人たちで集まり勉強会を重ねていく中で、2014年、「海辺の図書館」構想を描き、活動を始めました。
海辺の図書館と言っても、拠点に置いてある本は、数冊のみ。
音楽祭をしたり、写真の思い出を話したり、デジカメの使い方の講習会をしたり。
一見、図書館のようには見えません。

▲「たくさんの人に来て欲しい」と話す庄子さん。バス亭標識が来る人を出迎えます。
「図書館は、人をつなげる場所なんです。」と、庄子さん。
「図書館」に込められた、荒浜への思いとは・・・。
ぱれっと12月号もお楽しみに!
取材の様子は、情報ボランティア@仙台のブログでも発信しています。
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