2021年06月08日(Tue)
6/13公開学習会・ボランティア募集イベント開催!<仙台POSSE×反貧困みやぎ>外国人労働者の実態について学び考える
労働問題に取り組むNPO法人POSSE仙台支部と、貧困問題解決を目指す反貧困みやぎネットワークは、労働問題から昨今の外国人問題を知り、自分にできることを探るイベントを開催します。 外国人労働者は、頼るところもないまま日本で働き、給料の未払いや不当な解雇などに苦しんでいることも少なくありません。POSSE仙台支部や反貧困みやぎネットワークは、そんな外国人労働者の労働環境を改善し、人権を守るため、相談対応などの活動を続けてきました。しかし、コロナ禍で、外国人労働者を取り巻く状況は深刻化しています。POSSE仙台支部代表の森さんのお話しでは、「仕事を失うなどで、2020年にPOSSEに寄せられた相談件数は100件以上にものぼった」とのことです。労働や就労の課題は、一度の相談で解決できるものではなく、継続的な支援が必要です。 このような活動を支えているのが、若いボランティアの力です。POSSE仙台支部や反貧困みやぎネットワークでは現在、課題解決に向けて一緒に活動してくれる仲間を募集しています。興味がある方、まずはこのイベントに参加してみませんか。 以下、概要です。 入管法改正案廃案から考える外国人労働者・難民問題 〜労働問題から「外国人問題」を問い直す〜 公開学習会・ボランティア募集イベント ---------------------------------------------------------- 難民を「犯罪者」にする「入国法改正案」が先日廃案になりましたが、入管問題はこれで終わりではありません。現在も、「在留資格のない人」やいわゆる「不法滞在者」が収容されています。彼ら・彼女らは、なぜ在留資格を失い「不法滞在者」になったのでしょうか。その背景には、外国人を「不法滞在者」に追い込む企業の問題があります。 また、仙台においては新型コロナの感染拡大によって多くの外国人労働者や留学生が仕事を失い、困窮しています。反貧困みやぎは仙台POSSEと協力し、昨年から120件を超える相談を受けてきました。その背景には、企業による違法行為の横行があります。「外国人問題」という視点を、現場の視点から問い直す必要があるのです。「不法滞在者」や外国人労働者の実態や外国人労働者の権利行使を支えていく実践を学び、それを通じて日本社会における生存権を実現していくための道筋を考える場を提供します。 【日 時】6月13日(日) 15:00〜17:00 【場 所】市民活動サポートセンター 研修室5 オンライン(ZOOM)・オフライン併用 【対 象】高校生、大学生、大学院生、社会人などの若者 【参加費】無料 感染対策のため、現地参加・ZOOM参加ともに申し込みをお願いします。 申込フォームはこちら フォーム入力後、入力内容を変更したい場合は、下記までご連絡ください。 sendai★npoposse.jp(★を@に変えて) 感染対策について注意点があります。詳細はHPをご確認ください。 生存権が脅かされる外国人労働者の実態 コロナ禍で解雇や休業を迫られ生活困窮に陥っている外国人労働者の実態や、入管に長期収容され人権侵害を受けている難民の実態などを報告します。 仙台POSSE代表 森 進生 2021年、第8回エクセレントNPO大賞(同市民会議主催、毎日新聞共催)を受賞しました! 仙台での支援活動の事例や入管法改悪反対運動の報告 学生ボランティアから ワークショップ オンラインの人もご参加いただけます <お問合せ> 社会を変える、力になる NPO法人POSSE 反貧困みやぎ 共催 |