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2024年03月20日(Wed) 地域のことにアンテナを張り発信を楽しむ「#めみみー」の投稿を発見しました!【地域メディア談話室】


こんにちは。スタッフの小田嶋です。
サポセンでは地域の様々なものや出来事にアンテナを張り、地域の目となり耳となり発信を楽しむ人のことを「めみみー」という造語で呼んでいます。また、SNS等で「#めみみー」というハッシュタグをつけて発信するれば、同じように地域に関心を持つ仲間とつながることもできるしくみをつくっています。

目このたび、めみみーとして発信してくださった方の、こんな投稿を見つけました!
↓↓ ブログでご紹介しちゃいます♪

めみみー_1.jpg

【ブログ更新】仙台市在住の児童文学作家・佐々木ひとみさんの作品『ぼくんちの震災日記』の感想を書かせていただきました。これから先の世代にも伝えていきたい、残していきたい本です。
https://suzukichi.com/bokunchinoshinsainikki/


リンクは、投稿者のすずき・ちえさんが運営するブログ「〜東北・宮城暮らしライターのブログ〜」で公開された記事につながっています。記事では、仙台市在住の児童文学作家・佐々木ひとみさんの著書『ぼくんちの震災日記』を読んでの感想や、おすすめポイントを紹介していました。

ひらめきサポセンスタッフが「イイネ!」と感じた【めみみーポイント】
本を読むことにしたきっかけや、読んで共感した箇所を、自身の経験と正直な気持ちを織り交ぜながら伝えているところ。共感を伝えることでさらに共感の輪がひろがりそう!
独自の視点から、本をおすすめしたい人を見出しているところ。記事を見て思わず読んでみたくなっちゃう人が出てくるかも!
東日本大震災があった3月11日に発信したところ。13年前に思いを寄せていた人に届いたのでは…

手(グー)あなたも「めみみー」になってみよう!
「地域のことを発信してみたいけど、何から始めて良いかわからない」という人は、毎月第二金曜日に開催している「地域メディア談話室」に参加してみませんか。すでに地域の情報発信を行っている活動者や、同じように発信を始めたいと考えている人と、発信における経験やアイディア、まちのネタを楽しく交換できます。※次回は5/10を予定。最新情報はサポセンHP内「イベント・講座」からチェックしてください。
参加者には、めみみー活動を始める背中をそっと押してくれるパンフレット「めみみーを楽しむためのコツ」を贈呈中です。
2023年12月23日(Sat) まちネタ発見【お出掛け企画】〜泉区の七北田公園内にできたNANA+ICHIカフェに行ってみよう編〜


こんにちは。スタッフの小田嶋です。
サポセンでは、「伝えること」で自分たちの暮らす地域をもっと良くしよう・楽しもうとする人たちを応援しようと、毎月第2金曜日に「地域メディア談話室」を開催しています。

今年度の地域メディア談話室では、参加者それぞれの視点から見つけた地域の話題「まちネタ」を共有し合う「まちネタ交換会」を行っています。その延長として、まちネタの現場に実際に足を運んでみる企画をこのたび開催しました!

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まちネタ見つけに行きませんか?お出掛け企画
七北田公園にできた
NANA+ICHI(ななたすいち)カフェに行ってみよう編
ぴかぴか(新しい)
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今回お出掛けするまちネタとして選んだのは、仙台市泉区の七北田公園で行われている社会実験の取り組み「NANA+ICHIカフェ」です。今月発行したぱれっと12月号でも、協働の取り組みとして紹介しています。(詳しくは過去のサポセンブログをご覧ください)

cafe-night3.jpg

参加を呼びかけたのは、2014年〜2018年に開催した市民ライター講座の受講生や、地域メディア談話室に参加した人たち。申し込みのあった2名の方と一緒に12月10日(日)にお出掛けしてきました。

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▲集合場所は七北田公園入口すぐにある都市緑化ホール前。

イルミネーション&キャンドルナイトin NANAKITA PARK 2023」期間中ということもあり、都市緑化ホール前には大きなツリーがお目見え!素敵なまちネタに出会えそうです♪

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▲公園内を進んでいった先にカフェが出現。思わず「かわいい!」とスマホを構えるお二人。

位置情報クリスマスオーナメントづくりに挑戦
この日NANA+ICHIカフェでは、トナカイや星型などにカットされたクリスマスオーナメントに色や模様をつけるワークショップを開催していました。誰でも参加できるとのことだったので、さっそくやってみました!

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▲無地のオーナメントから好きな形を選び、黙々と作業すること15分…
↓ ↓ ↓ ↓
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▲可愛らしいオーナメントをそれぞれ完成させました!

位置情報出会ったまちネタを伝えてみよう!
また、この日は参加者のお二人に「NANA+ICHIカフェで感じた魅力を伝えるなら?」と題してキャッチフレーズを考えてもらいました!

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▲少しずつ暗くなり、カフェ周辺も幻想的な雰囲気に

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▲渾身のキャッチフレーズができあがりました!

仙台の一等星☆彡
静かな夜の公園で明るさと賑わいがある”夜の星”のような空間


NANA + Ichi(ナナタスイチ)=∞
心地よい自然あふれる公園で 遊び方 楽しみ方 無限大


二人ともNANA+ICHIカフェを訪れるのは初めて(うち一人は七北田公園も初めて)でした。
公園の自然と調和したカフェ空間に癒され、プロジェクターでの映画上映など夜営業ならではの演出も満喫しながら、新たな「まちネタ」を発見できたようです。

位置情報偶然の出会いから始まった「まちネタ交換会」
「いいカフェですね〜」とたまたま話をしたご夫婦は、なんと山形から七北田公園のイルミネーションを見に来たとのこと!山形や宮城の美味しいお店や温泉などのまちネタで盛り上がりました。

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▲意気投合し、その場でまちネタ交換♪

位置情報SNS投稿でイベントを応援!
その後は、お気に入りの一枚を撮影すべくイルミネーションに彩られた公園内を散策しました。
なぜなら、七北田公園入口前でこんなポスターを発見したから!
↓ ↓ ↓
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▲「#七北田イルミ」をつけてSNSを投稿するとオリジナルクリアファイルがもらえるとのこと!

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▲それぞれイルミネーションの写真を撮ってSNSに投稿しました!

位置情報発信をもっと楽しもう!
ちなみにサポセンでは、今回のようにとっておきのまちネタを見つけて発信を楽しむ人のことを「めみみー」という造語で名付けて、SNSなどでの投稿を呼びかけています。地域メディア談話室に参加した人には、「めみみーを楽しむためのコツ」という手引書をプレゼント中です!

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ひらめき今後も不定期で「お出掛け企画」を予定しています。
気になる方はぜひ、まず地域メディア談話室にお越しください!
2023年09月17日(Sun) サポセン主催イベントの体験を市民ライターが記事にしてくれました!


こんにちは。スタッフの小田嶋です。
サポセンの市民ライター講座受講をきっかけに、市民ライターとして執筆活動を行っている平塚千絵(鈴木千絵)さんが、先日サポセン主催「地域メディア談話室」に参加し、その体験をWeb記事にまとめて紹介してくださいました!
平塚さんの記事は、東北の今を地域の通信員たちで伝えている住民参加型ニュースサイト「TOHOKU360」で公開されています。

 \ 記事はこちら /
「まちのことを伝えたい」人々が交流できる、
仙台の「地域メディア談話室」に参加してみた

次項有https://tohoku360.com/danwashitsu/

ぜひ、こちらの記事をはじめ、他の平塚さんの記事もチェックしてみてください!!

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▲地域メディア談話室に参加した「会いに来る七夕飾り」メンバーの高橋さん(写真左)に話を伺う平塚さん(写真右)

【過去関連ブログ】※一部
・2023年08月27日 市民ライター平塚千絵さんが講演会でお話をされました。
・2022年10月23日 仙台駅前でのたき火体験から、街づくりを考える<市民ライター課外活動>
・2022年09月03日 ぱれっと9月号発行しました!
2023年08月27日(Sun) 市民ライター平塚千絵さんが講演会でお話をされました。


こんにちは。スタッフの水原です。
7月21日(金)に、市民ライターの平塚千絵さんが講師として招かれた講演会に行ってきました。
市民ライターとは、サポセンで開催していた市民ライター講座を修了した人たちのこと。「書くこと」「伝えること」を通じて、市民活動やまちづくりを応援する活動をしています。

かわいい平塚さんは、サポセンをはじめ様々なメディアと連携した情報発信をしており、サポセンニューズレター「ぱれっと」でも「仙台をワクワクさせる人」としてご紹介しました。
ぱれっと9アイコン.jpg >>>ぱれっと2022年9月号pdfデータはコチラ

実は今回の講座のきっかけは、尚絅学院高等学校の森田先生が「ぱれっと」で平塚さんの記事をご覧になったこと。先生から「平塚さんに、学生たちの前で講演会をしてもらいたいので繋いで欲しい」との相談がサポセンに入り、平塚さんも快く引き受けたことから、今回の講演会の運びとなりました。

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▲大講堂でお話をする平塚さん

尚絅学院高校の先生が、なぜ平塚さんにお話をしてもらいたかったのか。
それは現在、生徒たちが探求の授業の中で挑戦している、取材や執筆の活動に関係しています。仙台に暮らす一市民としての気づきや視点を活かした発信を行う「市民ライター」としての平塚さんであれば、「生徒たちの目線に近いお話をしてくれるのではないか」と期待したからだそうです。

ひらめき意外なきっかけ&変化した思い
そして、平塚さんの講演会はこんな言葉からはじまりました。
「皆さんは、私が文章を書くことが好きだから市民ライター講座に参加したと思っているかもしれませんが、そうではありません。文章を書くのが上手くなりたいから、講座に参加したのです」。

しかし、平塚さんは市民ライター講座で市民活動団体の取材をする中で、「こんな活動があるなんて知らなかった。これは皆に伝えなくては」という思いを強くされたそうです。

ひらめき平塚さんが、取材する時の注意していることも話されていました。
・質問内容をまとめていく。
・取材の時には、相手の話を遮らないようにする。
・取材準備
 ペンを複数持っていく→取材中にボールペンのインクが切れて、取材先に借りた経験がある。
 スマホの充電をする→充電が切れて録音ができなかった。
等々

日頃から取材している経験者ならではお話は、学生たちが、すぐにでも参考にできるタメになることばかり。平塚さんの経験、失敗談は先生たちにとっても参考になったようで、メモを取りながらお話を聞かれていました。

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▲大勢の生徒や先生たちを前にした講演の様子

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▲平塚さんと、講演会の依頼をしてくださった尚絅学院高校の森田先生

森田先生は、生徒たちに自分で考えるチカラを身につけて欲しいと、取材活動や執筆活動を探求の授業の取り入れているそう。「今回の平塚さんのお話から自分で考えて取材したり執筆するヒントになったのでは」と話されていました。

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位置情報市民ライターの方々は地域の様々な場所で活躍しています。
これまでの市民ライター課外活動の様子はこちらから↓

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2023年06月18日(Sun) 「いづいっちゃんねる」市民ライターの視聴レポートがTOHOKU360で公開中!


スタッフの水原です。
いづいっちゃんねる」は、毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けしている番組です。今年度もローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で配信いたします(アーカイブもございますので、ぜひご覧ください)。

2023年5月19日の配信では、NPO法人スロコミの皆さんをゲストに迎え、地域に根差したコミュニティづくりを実践する現場からお話しを伺いました。

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これまで市民ライターの皆さんからの視聴レポートは、サポセンブログにてお届けしてまいりましたが、今年度は協働パートナーである、ローカルニュースサイトTOHOKU360で、市民ライターの視聴レポートが掲載されることになりました。

TOHOKU360での「いづいっちゃんねる」視聴レポート第一弾は、
市民ライターの平塚千絵さんが執筆してくださいました。
TOHOKU360編集長の安藤歩美さんから、「気になる話題のようでアクセスも多い」とのご報告をいただいております。配信を見ての感想や気づきをまとめていただきましたので、ぜひ、ご覧ください。

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ご近所付き合いの希薄化「ゆるさ」で解決。
  仙台・長町のスローなコミュニティづくり

https://tohoku360.com/izui-slowcomm/(TOHOKU360-東北の今をみんなで伝える住民参加型ニュースサイト-)

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↓「いづいっちゃんねる」は他にも様々なテーマで配信しています↓

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↑これまでの配信はこちらからまとめてご覧いただけます↑

2022年10月23日(Sun) 仙台駅前でのたき火体験から、街づくりを考える<市民ライター課外活動>


こんにちは。スタッフの松村です。
サポセンでは、市民ライター講座を修了した市民ライターのみなさんと連携し、「書くこと」「伝えること」を通じて市民活動やまちづくりを応援しています。
今回は、市民ライターの平塚千絵さんと一緒に、仙台市が行った「青葉通仙台駅前エリア社会実験」に行ってきました。期間中、さまざまなプログラムが行われましたが、平塚さんが取材先として選んだのは「青葉通でたき火を囲む対話や空気を楽しむコミュニティ」というプログラムです。行った人も、行かなかった人も、ぜひ平塚さんの取材・体験レポートで現場の雰囲気をお楽しみください。
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仙台駅前でのたき火体験から、街づくりを考える

こんにちは。市民ライターの平塚千絵です。
突然ですがみなさんは「たき火」という言葉からどのようなイメージを思い浮かべますか?
山や海など自然豊かな場所で火を囲む情景ではないでしょうか。

ところが先日、仙台駅前でたき火にあたるという前代未聞の体験をしました。場所はペデストリアンデッキを降りてすぐの青葉通の路上、仙台駅に向かって車が多く行きかう場所です。普段の仙台駅前をご存じのかたであれば信じがたい状況かと思います。
どのような様子だったか、一体、誰がなぜ企画したのでしょうか。取材に行ってきました。


想像がつかない
仙台駅前でのたき火にドキドキしながら会場へ行ってみると…


イベントは、仙台市が行う青葉通仙台駅前エリア社会実験の一環として、2022年9月23日(金)から10月10日(月)の期間中の雨天時を除く毎日、19時から21時までの間行われました。

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▲社会実験エリア全体。仙台駅を背にペデストリアンデッキから青葉通りを見下ろすと、いつもとは違う景色が広がっていました。


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取材に伺ったのは10月4日の19時頃。
私は、「仙台たき火ティー」という看板の前で、焚き火に近づくタイミングをつかめず、緊張し立ち尽くしていました。すると白いTシャツを着たスタッフが「どうぞ」とたき火の輪の中に連れて行ってくれました。Tシャツのバックプリントには可愛いたき火のイラストと「ちょっと、座ってく?」の文字が。そのおかげで緊張が和らいだ上、心が和みました。

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輪に入るとすでに10名ほどの人がたき火を囲み、にぎやかに話す声が聞こえてきます。
学生風の人など若者が多いと思いきや、時間の経過とともにスーツ姿の年配の人たちもやってきました。居合わせた人と話して盛り上がっている人、たき火の炎をじっと見つめている人、それぞれが思い思いに過ごしている姿が印象的でした。


主催者の仙台たき火ティーとは?

主催するのは、「仙台たき火ティー」です。
当日は、火守と呼ばれる運営メンバー5~6名ほどの姿がありました。代表の大石豊さんがたき火に薪をくべるなど火を調整。他の火守たちが、たき火の輪の外で非常事態に備えて火を見守る一方で、興味を持って近付いて来た人に声をかけ、たき火の輪の中にスムーズに入れるように気を配っていました。

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▲代表の大石豊さん(写真左端)と火を囲む人たち

大石さんにお話を伺いました。
仙台たき火ティーは、2021年11月にスタートしたFacebook上の公開グループです。現在メンバーは470名ほど、社会実験に関わる運営メンバーは14〜15名ほどで、普段は週末などに仙台市郊外でたき火を行っています。

当初は大石さんが「日常に疲れていた時、自然の中で癒されたい」という想いで、仲間を誘い、週末にたき火をしていました。毎週末たき火を囲んでいる内に仲間が仲間を呼び、多くの人が集うようになりました。
回数を重ねるうちに大石さんは、たき火を囲み対話が生まれる空間に魅力を感じるようになったそうです。「たき火を囲むことでリラックスし、心が緩んだ状態で対話が生まれ、人と人との関係が円滑になる。そのような空間を多くの人と共有し、広げていきたい」という想いでFacebookグループを立ち上げ、ほぼ毎週たき火を続けています。グループ名「仙台たき火ティー」の由来も「たき火」と「コミュニティー」を掛け合わせたそうで、大石さんの想いが込められています。

青葉通仙台駅前エリア社会実験参加のきっかけは、春先に出版された「ことばの焚き火」という書籍への共感から、友人でもあった著者と同書を囲んだ対話を目的に、仙台市内中心部でのたき火開催を画策したことでした。2022年5月に地下鉄東西線国際センター駅にある公共施設「青葉の風テラス」で開催したイベント「仙台たき火ティー『街の焚き火場』」内で、焚き火を実施したことがこの社会実験を主催する仙台市都市整備局都心まちづくり課の目に留まり、実現への第一歩となりました。


前代未聞の仙台駅前でのたき火、参加者の反応は?
そして私の感想


駅前の通りは普段、通り沿いのお店に入るとき以外は通り過ぎる場所ですが、大石さんにお話を伺っている間も、たき火に引き寄せられた人たちがひっきりなしにやってきます。駅前でのたき火の常連になった人も多いようで、「また来ました」と声をかける人もいました。

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参加者からの感想ボードには「沁みます」「ホッとする」「平和なひとときでした」「初めて来た仙台でこのイベントが印象に残ったので私の中では“仙台=たき火の街”になりました(笑)」などの書き込みが見られました。それぞれが特別なひと時を過ごしたことがうかがえました。

私自身も、取材中にもかかわらず、たき火の炎に見入ってしまい、現実を忘れそうになってしまいました。記事掲載用の写真撮影では、居合わせた参加者たちが快く協力してくれたり、たき火ティースタッフと雑談したりと人の温かさと優しさに触れることができました。普段は初対面の方と話すのは緊張する私ですが、たき火で緩んだ雰囲気だったせいか言葉が自然に出て来て自分でも驚きました。


社会実験から感じたこと

私は「仙台たき火ティー」を入口に、で青葉通駅前エリア社会実験に参加しました。たき火をきっかけに自然に人が集まり、笑顔と共にコミュニケーションが生まれる場面を目の当たりにしました。

そうした光景を見て、生き生きとした街は、人が行き交い・集う場所から生まれるのではないか、住民一人一人が作っていくものなのではないかと感じました。街づくりについて、今までは行政や大企業など大きな組織任せでしたが、今回の社会実験で街づくりを自分ごととして捉えられた気がしました。

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▲大石さん(左端)と筆者(右端)
(写真提供:仙台たき火ティー)

市民ライター 平塚千絵

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位置情報仙台たき火ティー
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ブログ(note)
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位置情報市民ライターの方々は地域の様々な場所で活躍しています。
これまでの市民ライター課外活動の様子はこちらから↓

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2022年10月22日(Sat) “普通“の呪縛から私たちを解き放つ「アートの力」<市民ライターレポート企画>いづいちゃんねる


スタッフの松村です。
「いづいっちゃんねる」は、毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けしている番組です。2022年8月19日の配信では、NPO法人ワンダーアート代表、高橋雅子さんをゲストにお迎えして、「『普通』って何だろう?アートの現場から」と題した番組を生配信しました。
配信会場で視聴してくれた市民ライターの佐々木眞理さんから感想を投稿いただきましたのでご紹介します。

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“普通“の呪縛から私たちを解き放つ「アートの力」



気持ちを解放してくれる魔法の力

病院を舞台に行われる“ホスピタルアート”、“ハッピードールプロジェクト”のお話に驚きました。既成の枠にとらわれず、病院という白一色に近いイメージをもつ場所を元気な楽しい空間に生まれ変わらせるなんて、すごいことを考える人がいるものだと。
そして、作品に取り組んでいる子どもたちの輝く笑顔に引き付けられました。見ているこちらの心も自然に明るくなります。アートには人の気持ちを開放する力があるということが、子どもたちの表情から一目瞭然です。病院とアートを結び付けた高橋雅子さんの大胆さとしなやかさに、心底脱帽しました。

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▲高橋雅子さん

個々の世界がつながった
入院患者の中には、手足を動かせず言葉もしゃべれず、ほとんど自分の意思を表明できない人がいるということは知識としては知っていましたが、その人たちの置かれた状況をリアルに想像することができていたか?と言われれば、恥ずかしいことに他人事だったことに思い当たります。今はコロナの影響で自由に人と直接会うことができない反面、世界中の病院の子どもたちが病院に居ながらにしてつながることができるようになったということを聞き、少し安堵しました。ここで、患者さんだけではなく、その純粋なまでの反応から仕掛け人である高橋さんご自身も新たな気づきを得ていらっしゃることが意義深いと感じました。人と人との関係は相互に影響を与え合うもので、どちらか一方通行ではつまりません。その端緒を開き、周りを楽しい渦に巻き込んでゆく高橋さんのパワーは一体どこからくるのだろうかと、お話に耳を傾けました。

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生きづらさから自分を解放する
私たちは、さまざまな先入観・思い込みに囚われています。それらが、自分を縛り、人を縛り、生きづらくしていますが、なかなか抜け出せないのも事実です。そんな自分の心を自由に解放してくれる魔法のような力をアートは持っています。言葉を超えてつながれる、言葉がなくても伝わる、心に直接飛び込んでくるもの。固定観念を、自分の頭で作り上げた一方的な枠組み・ものの見方を自由に飛び越え、もともと私たちの中にあった自然な感情を取り戻させてくれるとのお話に興味を惹かれました。被災者や障がい者、入院患者の方といった、ごくあたりまえの日常を失った人々だけでなく、そうでない人々もまた、日々生きづらさに悩んでいます。それは、日々の暮らしの中で私たちが知らず知らずにため込んでしまっている思い込みのせいであり、世界に様々な線引きをし、人を、自分を縛り付けてしまっていることがよくあります。これは、私たち人間が幼いころから社会で生活してきた中で身につけてきてしまった負の遺産です。思い込みや線引きをすることを身につけなければ、逆に社会の中で暮らすことが困難になるのかもしれません。生まれ育った社会や文化の中で生きていくのは私たち人間の宿命ですが、時に既成概念から放たれ、自分本来のものの見方、感じ方を取り戻す瞬間があってもよい、そしてそんな機会をアートが与えてくれると高橋さんのお話から感じました。心惹かれる魅力的な色や形、心を揺さぶるものとの出会いに身を委ね、心をリセットしてみませんか。

“普通“の呪縛から解き放たれ、みんなとつながる
日本の社会はまわりにも同じ考えを強要する同調圧力が強いと言われますが、大多数の人と同じ“普通”から外れていることでいじめや仲間外れに発展することも多々あることと思います。そのようなバックグラウンドを持つ日本人の一人として、「みんなそのままでいい」という高橋さんのメッセージは心に響きました。年齢・性別・性格をはじめ、それぞれに違った背景をもつ私たち。アートが、がんじがらめになった人の心を自由に解き放ち、すべての違いを超えてつながる魔法のような力をもつことを知った今、その力を借りて、多様性を認め合い、皆が対等な関係でつながり合い、思いを寄せ合う社会を作れたら・・・と願わずにはいられません。

市民ライター 佐々木眞理

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「いづいっちゃんねる」は他にも様々なテーマで配信しています。
↓過去のアーカイブはこちらから↓

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2022年10月18日(Tue) 互いの違いが普通になる大切さ<市民ライターレポート配信企画>いづいっちゃんねる


スタッフの水原です。
「いづいっちゃんねる」は、毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けしている番組です。
※サポセンとローカルニュースサイトTOHOKU360が協働で配信しています。

2022年8月19日の配信では、NPO法人ワンダーアートの皆さんをゲストにお迎えして、「『普通』って何だろう?アートの現場から」と題した番組を生配信しました。

今回、市民ライターの阿部哲也さんから視聴レポートを投稿いただきましたので、ご紹介したいと思います。

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互いの違いが普通になる大切さ

「まさかこんなことになるなんて」
マスメディアの報道でたびたび耳にする被災者の声、私は町内会で防災を担当するひとりとして、心苦しく感じます。危険が差し迫っていれば誰でも逃げたり対策したりするでしょう。しかし、いつ起きるか分からないのが災害。毎日の生活から離れて自分が被災する状況を想像するのは難しいものです。家族や大切な人が傷つき、負担の大きい避難生活を望む人はいないにも関わらず、防災訓練の参加率は高くないのが実情。今回の配信は「生きづらさを抱える人」のお話でしたが、私が直面している悩みと重なる部分があったのでシェアします。

■死に直面するのは災害でも医療現場でも同じ
命と向き合う医療現場で、アートの力で患者さんの心をサポートしてきた高橋雅子さん。「病院で活動していると、昨日まで生きていた子どもが次の日には亡くなってしまうこともあります。私たちも今日は生きているけど、明日には死んじゃうかもしれない」と今を生きる大切さを実感しています。医療現場だけではなく、突然発生した大きな地震が私たちの生活を脅かした3.11のように、予期せぬ事故が起きて自分が障害を持つかもしれない、死ぬかもしれない。そんな可能性に触れながらも、心のどこかで「そんな訳ないじゃん」と思ってしまうのはなぜでしょう。

■イメージすることが大切
身近に障害がある人や不慮の事故で亡くなった人がいたら、もっと自分のこととして受け止めることができるのかもしれません。「障害がある人を電車で見かけると気持ち的にも物理的にも距離を置いてしまう」と反省する視聴者からのコメントに、高橋さんは「見慣れていないから不安になる。自分と違うから、何だろうと不安になったりびっくりしたり、どう接したらいいか分からないけど、障害がある人たちもみんな普通なんです」と答えます。障害を持つ人が身近にいない、会う機会が少ないから分からないという不安が生じて、ますます隔たりができてしまうのかもしれません。障害に限らず、病気や加齢によって今までできていたことができなくなる可能性は誰にでもあります。他人の立場になって考えましょうとはよく耳にしますが、いまの自分の立場のままではイメージするのが難しいものです。自分の目が見えなくなったら、耳が聞こえなくなったらどうなるだろうと自分の日常に照らし合わせながら配信を聞いていました。

対談写真1.JPG
▲ゲストの高橋さん(左)、インタビュアーの前川さん(右)

■防災士として思う「一緒にいる」ということ
防災の観点でも、多様な人が共に地域で暮らしていることをふだんから意識することが大切です。車いすを利用している人が避難してきたらどうするか、避難所に配給された食料が少なく避難者全員に行き渡らなくなったらどうするか、家族同然のイグアナを同行して避難してきた人を受け入れるかなど、あり得ないように思える出来事をイメージし、家族はもちろん、地域の人たちと話し合いの場を持っておくことが、いざという時に役に立つと気づきました。

■悩むよりも一緒に同じ時間を過ごす
いまの社会では、特別支援学級や障害者支援施設など障害の状況や度合いに分けて支援しているので、障害がある人とない人が会う機会はあまりありません。それであれば、会う機会を作ってみる! 障害のあるなしとかインクルーシブとは何かとか、頭で考えているよりも同じ時間を過ごしたり一緒にアート作品に取り組んだりして、心に残った「何か」を大切にしたいと感じました。

配信について、もちろん全編を通して聞いていただきたいのですが、28分くらいから触れている「普通の呪縛」の部分と、51分くらいから触れている「世界が広がり価値観が変わる」という部分が特におすすめです。こんなことをしたら変な人って思われちゃうかなと他人の視線が気になってしまう自分に、「他人だけではなく自分への思いやりも大切に」と、声をかけたくなりました。

★荒町のワンダーアートスタジオでは、障害のあるなしの区別なく一緒にアートを楽しみ、それぞれの個性を生かし感性を伸ばす機会を提供しています。足を運んでみてはいかがでしょうか。
https://www.wonderart.info/wonder-art-studio


市民ライター 阿部哲也


集合写真2.JPG
▲この日は、サポセン1Fでゲストとインタビュアーが生対談で生配信。配信終了後に観覧者やサポセンスタッフも一緒に記念撮影をしました。

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↓「いづいっちゃんねる」は他にも様々なテーマで配信しています↓

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↑これまでの配信はこちらからまとめてご覧いただけます↑
2022年10月06日(Thu) 仙台駅前で焚火を囲んできました<市民ライター課外活動>青葉通仙台駅前エリア社会実験 MOVE MOVE


こんにちは、スタッフの松村です。
市民ライターの平塚千絵さんと取材に出かけました。訪ねたのは、最近仙台駅前で夜な夜な焚火をする仙台たき火ティーの大石豊さんです。

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▲焚火に薪をくべながら、ゆるゆると取材に応えてくださる大石さん(右)と、市民ライターの平塚さん(左)

仙台の玄関口で勝手に焚火をしているわけではありませんのでご安心くださいわーい(嬉しい顔)
これは、仙台駅前の青葉通りで9月23日〜10月10日まで行われている「青葉通仙台駅前エリア社会実験 MOVE MOVE」のプログラムのひとつです。

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▲ペデストリアンデッキから、エリア全体

社会実験の主体は仙台市都市整備局都心まちづくり課です。都心まちづくり課は、青葉通り仙台駅前エリアが将来、仙台の顔として他のエリアへと導く回遊の起点になるよう、将来のビジョンを検討しようとしています。社会実験は、その検討を進めるにあたり、道路空間の利活用の効果、交通への影響及び都心における回遊の創出について検証をするために実施しています。
次項有仙台市HP⇒青葉通駅前エリアにおける社会実験を実施します

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▲誰でも立ち寄れて、飲食もOKです。

今回サポセンでは、市民ライター講座を卒業した市民ライターのみなさんに声をかけ、この社会実験に関心のある方々と一緒に課外活動を実施しています。「市民の方々に色々は意見を発信してほしいカメラ」と、仙台たき火ティーをはじめ取材先の調整は都市整備局の方がしてくださいました!
市民ライターの皆さんが書いた記事は、サポセンブログの他、個別に関わっているローカルメディア、個人のSNSなどで発信されます。平塚さんが取材した記事は、サポセンのブログにアップされますのでお楽しみに!

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三日月仙台たき火ティーやや欠け月
●開催日
社会実験期間中毎日(9/23〜10/10)
夜間帯 雨天中止

●仙台たき火ティーとは
焚火とコミュニティーを掛け合わせて「たき火ティー」。大石さんは「焚火は相手や自分との対話を引き出す装置」だと言います。火がそこにあるから「なんとなく」人が集まり、意図せず生まれてしまう空間は、日常のどの場面とも違う癒しをくれます。

焚火の様子はYouTubeで配信しています⇒https://www.youtube.com/channel/UCn0557xBGsPInNpBB992h1Q

かわいい他にも様々なプログラムがありますかわいい
●「青葉通仙台駅前エリア社会実験 MOVE MOVE」コンテンツスケジュール一覧
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2022年04月24日(Sun) 防災の取り組みを長続きさせるには<市民ライターレポート配信企画>いづいっちゃんねる


スタッフの水原です。
「いづいっちゃんねる」は、毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けしている番組です。今年度もローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で配信いたしますので、ぜひご覧ください。

2022年2月28日の配信では、八木山地域再生創生ボランティアグループYARVOG(やーぼじー)の皆さんをゲストにお迎えして、『それ行け!YARVOG 防災びっくり新常識』と題した番組を生配信しました。

先日も、市民ライターが番組を視聴して寄せてくれたレポートをブログでご紹介しましたが、つづけまして、同じ番組の視聴レポートを市民ライターの福地裕明さんから投稿いただきましたので、ご紹介したいと思います。

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防災の取り組みを長続きさせるには

また3月11日がやってきました。震災から11年が過ぎたんだなと思った矢先の3月16日の大地震。11年前をリアルに思い出した方も多いかと思います。防災の取り組みは大事だと思いつつも、時が経つとその思いが薄れていくのも実情。今回、大変な目に合いながらも、また数年経てば忘れてしまうかもしれません。
防災の取り組みをいかに地域間で共有化し、根付かせていくか。人間は忘れる生き物だし、地域には町内会などの役員交代、住民の世代交代などといった課題があり一筋縄ではいかないと感じています。

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地域防災はどちらかと言えば固く、真面目なテーマです。座学などで「大事だよ」「みんなで取り組もう」と言われても、なかなか実行に移せるものではありません。
そんなことを思っていたところ、「防災びっくり新常識」というタイトルの動画があると知り、少しでも自身が抱くモヤモヤの解消につながるといいな…と軽い気持ちで視聴してみました。
結論から言えば、大正解。オンライン画面に登場したボウサイ仮面と防災レディのインパクトは強烈でした。一言も喋らないのですが、「何かしでかすのでは?」とドキドキしながら最後まで見続けちゃいました。
私が求めていたものは、まさにこれだと確信しました。当事者以外の無関心な人々を巻き込むためには、真面目な中にも何か、「気軽さ」とか「楽しさ」といったアソビゴコロが不可欠だと思うのです。
防災活動への参加率に悩まれている地域の方々は、ぜひともYARVOGさんの活動を見習ってほしいです!
この動画をご覧になる際にはぜひ、YARVOGさんも構成メンバーの一員である「仙台八木山防災連絡会」の取り組みが紹介されている「ぱれっと」2022年2月号を手元に置いてご覧ください。

巻き込み方にひと工夫
地域防災の主体はどこでも概ね高齢の方だと思います。いわゆる住宅地の場合は、平日の日中に災害が発生してしまえば、高齢者と中学生以下の子どもたちが主体となって対応せざるを得ないというのが現実ではないでしょうか。
こうした「実情」に早く気づいた地域や町内会では、中学生に一定の役割を担ってもらっているようです。YARVOGの活動でも、中学生がボランティアで参加していることを紹介していましたが、中でも感心したことは、「地域防災シンポジウム」などといった会合の場で、子どもたちにも大人と同じテーブルで話し合いに参加させているということでした。子どもたちが「自分たちは役に立つ存在だ」と自覚してもらうためには、「同じテーブル」で「話し合いに参加する」といった当事者意識が欠かせません。きっと彼らは、有事にも自発的に動けるはずです。
こうやって子どもたちが主体的に、楽しく防災活動に参加するようになれば、その親たちも「子どもたち、どんなことやってるのだろう?」と気になって、顔を出すようになると思うのです。そうなると、概ね全ての世代を地域防災の輪に巻き込むことができるのではないかと思います。

一番の防災対策は、普段からの関係づくり
動画の中では、防災に関するさまざまな「常識」を疑ってほしいとありました。その内容について私はここでは触れません。動画をご覧いただき、皆さんがそれぞれ感じて、考えてほしいと思います。
それよりも何よりも、私が強く感じて、かつ、皆さんに伝えたいことは、「日常やっていないことは,非日常(災害時)もできない」ということ。普段から備え、訓練しているからこそ、有事に動けるというものです。その考えを突き詰めていけば、「普段からの関係づくりが一番の防災対策」ということになります。ご近所にどんな方が暮らしていて、どこに何があるか普段から把握しておけば混乱することもありません。YARVOGの取り組みはまさに、その点を突き詰めていると感じました

ただ心配なのは、せっかくこれまで積み重ねてきた各地の防災の取り組みが、コロナ禍の影響で、本番さながらの訓練ができなくなったり、そこに町内会役員の交代が重なることで引き継がれなくなったりすることで萎んでいくこと。これだけは絶対に避けたいものです。
だからこそ、楽しんで防災を学べる、多くの人々、さまざまな世代を巻き込める活動が必要なのだろうなと強く感じました。


市民ライター 福地裕明
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