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2022年10月23日(Sun) 仙台駅前でのたき火体験から、街づくりを考える<市民ライター課外活動>


こんにちは。スタッフの松村です。
サポセンでは、市民ライター講座を修了した市民ライターのみなさんと連携し、「書くこと」「伝えること」を通じて市民活動やまちづくりを応援しています。
今回は、市民ライターの平塚千絵さんと一緒に、仙台市が行った「青葉通仙台駅前エリア社会実験」に行ってきました。期間中、さまざまなプログラムが行われましたが、平塚さんが取材先として選んだのは「青葉通でたき火を囲む対話や空気を楽しむコミュニティ」というプログラムです。行った人も、行かなかった人も、ぜひ平塚さんの取材・体験レポートで現場の雰囲気をお楽しみください。
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仙台駅前でのたき火体験から、街づくりを考える

こんにちは。市民ライターの平塚千絵です。
突然ですがみなさんは「たき火」という言葉からどのようなイメージを思い浮かべますか?
山や海など自然豊かな場所で火を囲む情景ではないでしょうか。

ところが先日、仙台駅前でたき火にあたるという前代未聞の体験をしました。場所はペデストリアンデッキを降りてすぐの青葉通の路上、仙台駅に向かって車が多く行きかう場所です。普段の仙台駅前をご存じのかたであれば信じがたい状況かと思います。
どのような様子だったか、一体、誰がなぜ企画したのでしょうか。取材に行ってきました。


想像がつかない
仙台駅前でのたき火にドキドキしながら会場へ行ってみると…


イベントは、仙台市が行う青葉通仙台駅前エリア社会実験の一環として、2022年9月23日(金)から10月10日(月)の期間中の雨天時を除く毎日、19時から21時までの間行われました。

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▲社会実験エリア全体。仙台駅を背にペデストリアンデッキから青葉通りを見下ろすと、いつもとは違う景色が広がっていました。


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取材に伺ったのは10月4日の19時頃。
私は、「仙台たき火ティー」という看板の前で、焚き火に近づくタイミングをつかめず、緊張し立ち尽くしていました。すると白いTシャツを着たスタッフが「どうぞ」とたき火の輪の中に連れて行ってくれました。Tシャツのバックプリントには可愛いたき火のイラストと「ちょっと、座ってく?」の文字が。そのおかげで緊張が和らいだ上、心が和みました。

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輪に入るとすでに10名ほどの人がたき火を囲み、にぎやかに話す声が聞こえてきます。
学生風の人など若者が多いと思いきや、時間の経過とともにスーツ姿の年配の人たちもやってきました。居合わせた人と話して盛り上がっている人、たき火の炎をじっと見つめている人、それぞれが思い思いに過ごしている姿が印象的でした。


主催者の仙台たき火ティーとは?

主催するのは、「仙台たき火ティー」です。
当日は、火守と呼ばれる運営メンバー5~6名ほどの姿がありました。代表の大石豊さんがたき火に薪をくべるなど火を調整。他の火守たちが、たき火の輪の外で非常事態に備えて火を見守る一方で、興味を持って近付いて来た人に声をかけ、たき火の輪の中にスムーズに入れるように気を配っていました。

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▲代表の大石豊さん(写真左端)と火を囲む人たち

大石さんにお話を伺いました。
仙台たき火ティーは、2021年11月にスタートしたFacebook上の公開グループです。現在メンバーは470名ほど、社会実験に関わる運営メンバーは14〜15名ほどで、普段は週末などに仙台市郊外でたき火を行っています。

当初は大石さんが「日常に疲れていた時、自然の中で癒されたい」という想いで、仲間を誘い、週末にたき火をしていました。毎週末たき火を囲んでいる内に仲間が仲間を呼び、多くの人が集うようになりました。
回数を重ねるうちに大石さんは、たき火を囲み対話が生まれる空間に魅力を感じるようになったそうです。「たき火を囲むことでリラックスし、心が緩んだ状態で対話が生まれ、人と人との関係が円滑になる。そのような空間を多くの人と共有し、広げていきたい」という想いでFacebookグループを立ち上げ、ほぼ毎週たき火を続けています。グループ名「仙台たき火ティー」の由来も「たき火」と「コミュニティー」を掛け合わせたそうで、大石さんの想いが込められています。

青葉通仙台駅前エリア社会実験参加のきっかけは、春先に出版された「ことばの焚き火」という書籍への共感から、友人でもあった著者と同書を囲んだ対話を目的に、仙台市内中心部でのたき火開催を画策したことでした。2022年5月に地下鉄東西線国際センター駅にある公共施設「青葉の風テラス」で開催したイベント「仙台たき火ティー『街の焚き火場』」内で、焚き火を実施したことがこの社会実験を主催する仙台市都市整備局都心まちづくり課の目に留まり、実現への第一歩となりました。


前代未聞の仙台駅前でのたき火、参加者の反応は?
そして私の感想


駅前の通りは普段、通り沿いのお店に入るとき以外は通り過ぎる場所ですが、大石さんにお話を伺っている間も、たき火に引き寄せられた人たちがひっきりなしにやってきます。駅前でのたき火の常連になった人も多いようで、「また来ました」と声をかける人もいました。

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参加者からの感想ボードには「沁みます」「ホッとする」「平和なひとときでした」「初めて来た仙台でこのイベントが印象に残ったので私の中では“仙台=たき火の街”になりました(笑)」などの書き込みが見られました。それぞれが特別なひと時を過ごしたことがうかがえました。

私自身も、取材中にもかかわらず、たき火の炎に見入ってしまい、現実を忘れそうになってしまいました。記事掲載用の写真撮影では、居合わせた参加者たちが快く協力してくれたり、たき火ティースタッフと雑談したりと人の温かさと優しさに触れることができました。普段は初対面の方と話すのは緊張する私ですが、たき火で緩んだ雰囲気だったせいか言葉が自然に出て来て自分でも驚きました。


社会実験から感じたこと

私は「仙台たき火ティー」を入口に、で青葉通駅前エリア社会実験に参加しました。たき火をきっかけに自然に人が集まり、笑顔と共にコミュニケーションが生まれる場面を目の当たりにしました。

そうした光景を見て、生き生きとした街は、人が行き交い・集う場所から生まれるのではないか、住民一人一人が作っていくものなのではないかと感じました。街づくりについて、今までは行政や大企業など大きな組織任せでしたが、今回の社会実験で街づくりを自分ごととして捉えられた気がしました。

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▲大石さん(左端)と筆者(右端)
(写真提供:仙台たき火ティー)

市民ライター 平塚千絵

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位置情報仙台たき火ティー
YouTube
ブログ(note)
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位置情報市民ライターの方々は地域の様々な場所で活躍しています。
これまでの市民ライター課外活動の様子はこちらから↓

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2022年10月22日(Sat) “普通“の呪縛から私たちを解き放つ「アートの力」<市民ライターレポート企画>いづいちゃんねる


スタッフの松村です。
「いづいっちゃんねる」は、毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けしている番組です。2022年8月19日の配信では、NPO法人ワンダーアート代表、高橋雅子さんをゲストにお迎えして、「『普通』って何だろう?アートの現場から」と題した番組を生配信しました。
配信会場で視聴してくれた市民ライターの佐々木眞理さんから感想を投稿いただきましたのでご紹介します。

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“普通“の呪縛から私たちを解き放つ「アートの力」



気持ちを解放してくれる魔法の力

病院を舞台に行われる“ホスピタルアート”、“ハッピードールプロジェクト”のお話に驚きました。既成の枠にとらわれず、病院という白一色に近いイメージをもつ場所を元気な楽しい空間に生まれ変わらせるなんて、すごいことを考える人がいるものだと。
そして、作品に取り組んでいる子どもたちの輝く笑顔に引き付けられました。見ているこちらの心も自然に明るくなります。アートには人の気持ちを開放する力があるということが、子どもたちの表情から一目瞭然です。病院とアートを結び付けた高橋雅子さんの大胆さとしなやかさに、心底脱帽しました。

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▲高橋雅子さん

個々の世界がつながった
入院患者の中には、手足を動かせず言葉もしゃべれず、ほとんど自分の意思を表明できない人がいるということは知識としては知っていましたが、その人たちの置かれた状況をリアルに想像することができていたか?と言われれば、恥ずかしいことに他人事だったことに思い当たります。今はコロナの影響で自由に人と直接会うことができない反面、世界中の病院の子どもたちが病院に居ながらにしてつながることができるようになったということを聞き、少し安堵しました。ここで、患者さんだけではなく、その純粋なまでの反応から仕掛け人である高橋さんご自身も新たな気づきを得ていらっしゃることが意義深いと感じました。人と人との関係は相互に影響を与え合うもので、どちらか一方通行ではつまりません。その端緒を開き、周りを楽しい渦に巻き込んでゆく高橋さんのパワーは一体どこからくるのだろうかと、お話に耳を傾けました。

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生きづらさから自分を解放する
私たちは、さまざまな先入観・思い込みに囚われています。それらが、自分を縛り、人を縛り、生きづらくしていますが、なかなか抜け出せないのも事実です。そんな自分の心を自由に解放してくれる魔法のような力をアートは持っています。言葉を超えてつながれる、言葉がなくても伝わる、心に直接飛び込んでくるもの。固定観念を、自分の頭で作り上げた一方的な枠組み・ものの見方を自由に飛び越え、もともと私たちの中にあった自然な感情を取り戻させてくれるとのお話に興味を惹かれました。被災者や障がい者、入院患者の方といった、ごくあたりまえの日常を失った人々だけでなく、そうでない人々もまた、日々生きづらさに悩んでいます。それは、日々の暮らしの中で私たちが知らず知らずにため込んでしまっている思い込みのせいであり、世界に様々な線引きをし、人を、自分を縛り付けてしまっていることがよくあります。これは、私たち人間が幼いころから社会で生活してきた中で身につけてきてしまった負の遺産です。思い込みや線引きをすることを身につけなければ、逆に社会の中で暮らすことが困難になるのかもしれません。生まれ育った社会や文化の中で生きていくのは私たち人間の宿命ですが、時に既成概念から放たれ、自分本来のものの見方、感じ方を取り戻す瞬間があってもよい、そしてそんな機会をアートが与えてくれると高橋さんのお話から感じました。心惹かれる魅力的な色や形、心を揺さぶるものとの出会いに身を委ね、心をリセットしてみませんか。

“普通“の呪縛から解き放たれ、みんなとつながる
日本の社会はまわりにも同じ考えを強要する同調圧力が強いと言われますが、大多数の人と同じ“普通”から外れていることでいじめや仲間外れに発展することも多々あることと思います。そのようなバックグラウンドを持つ日本人の一人として、「みんなそのままでいい」という高橋さんのメッセージは心に響きました。年齢・性別・性格をはじめ、それぞれに違った背景をもつ私たち。アートが、がんじがらめになった人の心を自由に解き放ち、すべての違いを超えてつながる魔法のような力をもつことを知った今、その力を借りて、多様性を認め合い、皆が対等な関係でつながり合い、思いを寄せ合う社会を作れたら・・・と願わずにはいられません。

市民ライター 佐々木眞理

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「いづいっちゃんねる」は他にも様々なテーマで配信しています。
↓過去のアーカイブはこちらから↓

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2022年10月18日(Tue) 互いの違いが普通になる大切さ<市民ライターレポート配信企画>いづいっちゃんねる


スタッフの水原です。
「いづいっちゃんねる」は、毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けしている番組です。
※サポセンとローカルニュースサイトTOHOKU360が協働で配信しています。

2022年8月19日の配信では、NPO法人ワンダーアートの皆さんをゲストにお迎えして、「『普通』って何だろう?アートの現場から」と題した番組を生配信しました。

今回、市民ライターの阿部哲也さんから視聴レポートを投稿いただきましたので、ご紹介したいと思います。

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互いの違いが普通になる大切さ

「まさかこんなことになるなんて」
マスメディアの報道でたびたび耳にする被災者の声、私は町内会で防災を担当するひとりとして、心苦しく感じます。危険が差し迫っていれば誰でも逃げたり対策したりするでしょう。しかし、いつ起きるか分からないのが災害。毎日の生活から離れて自分が被災する状況を想像するのは難しいものです。家族や大切な人が傷つき、負担の大きい避難生活を望む人はいないにも関わらず、防災訓練の参加率は高くないのが実情。今回の配信は「生きづらさを抱える人」のお話でしたが、私が直面している悩みと重なる部分があったのでシェアします。

■死に直面するのは災害でも医療現場でも同じ
命と向き合う医療現場で、アートの力で患者さんの心をサポートしてきた高橋雅子さん。「病院で活動していると、昨日まで生きていた子どもが次の日には亡くなってしまうこともあります。私たちも今日は生きているけど、明日には死んじゃうかもしれない」と今を生きる大切さを実感しています。医療現場だけではなく、突然発生した大きな地震が私たちの生活を脅かした3.11のように、予期せぬ事故が起きて自分が障害を持つかもしれない、死ぬかもしれない。そんな可能性に触れながらも、心のどこかで「そんな訳ないじゃん」と思ってしまうのはなぜでしょう。

■イメージすることが大切
身近に障害がある人や不慮の事故で亡くなった人がいたら、もっと自分のこととして受け止めることができるのかもしれません。「障害がある人を電車で見かけると気持ち的にも物理的にも距離を置いてしまう」と反省する視聴者からのコメントに、高橋さんは「見慣れていないから不安になる。自分と違うから、何だろうと不安になったりびっくりしたり、どう接したらいいか分からないけど、障害がある人たちもみんな普通なんです」と答えます。障害を持つ人が身近にいない、会う機会が少ないから分からないという不安が生じて、ますます隔たりができてしまうのかもしれません。障害に限らず、病気や加齢によって今までできていたことができなくなる可能性は誰にでもあります。他人の立場になって考えましょうとはよく耳にしますが、いまの自分の立場のままではイメージするのが難しいものです。自分の目が見えなくなったら、耳が聞こえなくなったらどうなるだろうと自分の日常に照らし合わせながら配信を聞いていました。

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▲ゲストの高橋さん(左)、インタビュアーの前川さん(右)

■防災士として思う「一緒にいる」ということ
防災の観点でも、多様な人が共に地域で暮らしていることをふだんから意識することが大切です。車いすを利用している人が避難してきたらどうするか、避難所に配給された食料が少なく避難者全員に行き渡らなくなったらどうするか、家族同然のイグアナを同行して避難してきた人を受け入れるかなど、あり得ないように思える出来事をイメージし、家族はもちろん、地域の人たちと話し合いの場を持っておくことが、いざという時に役に立つと気づきました。

■悩むよりも一緒に同じ時間を過ごす
いまの社会では、特別支援学級や障害者支援施設など障害の状況や度合いに分けて支援しているので、障害がある人とない人が会う機会はあまりありません。それであれば、会う機会を作ってみる! 障害のあるなしとかインクルーシブとは何かとか、頭で考えているよりも同じ時間を過ごしたり一緒にアート作品に取り組んだりして、心に残った「何か」を大切にしたいと感じました。

配信について、もちろん全編を通して聞いていただきたいのですが、28分くらいから触れている「普通の呪縛」の部分と、51分くらいから触れている「世界が広がり価値観が変わる」という部分が特におすすめです。こんなことをしたら変な人って思われちゃうかなと他人の視線が気になってしまう自分に、「他人だけではなく自分への思いやりも大切に」と、声をかけたくなりました。

★荒町のワンダーアートスタジオでは、障害のあるなしの区別なく一緒にアートを楽しみ、それぞれの個性を生かし感性を伸ばす機会を提供しています。足を運んでみてはいかがでしょうか。
https://www.wonderart.info/wonder-art-studio


市民ライター 阿部哲也


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▲この日は、サポセン1Fでゲストとインタビュアーが生対談で生配信。配信終了後に観覧者やサポセンスタッフも一緒に記念撮影をしました。

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↓「いづいっちゃんねる」は他にも様々なテーマで配信しています↓

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↑これまでの配信はこちらからまとめてご覧いただけます↑
2022年10月06日(Thu) 仙台駅前で焚火を囲んできました<市民ライター課外活動>青葉通仙台駅前エリア社会実験 MOVE MOVE


こんにちは、スタッフの松村です。
市民ライターの平塚千絵さんと取材に出かけました。訪ねたのは、最近仙台駅前で夜な夜な焚火をする仙台たき火ティーの大石豊さんです。

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▲焚火に薪をくべながら、ゆるゆると取材に応えてくださる大石さん(右)と、市民ライターの平塚さん(左)

仙台の玄関口で勝手に焚火をしているわけではありませんのでご安心くださいわーい(嬉しい顔)
これは、仙台駅前の青葉通りで9月23日〜10月10日まで行われている「青葉通仙台駅前エリア社会実験 MOVE MOVE」のプログラムのひとつです。

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▲ペデストリアンデッキから、エリア全体

社会実験の主体は仙台市都市整備局都心まちづくり課です。都心まちづくり課は、青葉通り仙台駅前エリアが将来、仙台の顔として他のエリアへと導く回遊の起点になるよう、将来のビジョンを検討しようとしています。社会実験は、その検討を進めるにあたり、道路空間の利活用の効果、交通への影響及び都心における回遊の創出について検証をするために実施しています。
次項有仙台市HP⇒青葉通駅前エリアにおける社会実験を実施します

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▲誰でも立ち寄れて、飲食もOKです。

今回サポセンでは、市民ライター講座を卒業した市民ライターのみなさんに声をかけ、この社会実験に関心のある方々と一緒に課外活動を実施しています。「市民の方々に色々は意見を発信してほしいカメラ」と、仙台たき火ティーをはじめ取材先の調整は都市整備局の方がしてくださいました!
市民ライターの皆さんが書いた記事は、サポセンブログの他、個別に関わっているローカルメディア、個人のSNSなどで発信されます。平塚さんが取材した記事は、サポセンのブログにアップされますのでお楽しみに!

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三日月仙台たき火ティーやや欠け月
●開催日
社会実験期間中毎日(9/23〜10/10)
夜間帯 雨天中止

●仙台たき火ティーとは
焚火とコミュニティーを掛け合わせて「たき火ティー」。大石さんは「焚火は相手や自分との対話を引き出す装置」だと言います。火がそこにあるから「なんとなく」人が集まり、意図せず生まれてしまう空間は、日常のどの場面とも違う癒しをくれます。

焚火の様子はYouTubeで配信しています⇒https://www.youtube.com/channel/UCn0557xBGsPInNpBB992h1Q

かわいい他にも様々なプログラムがありますかわいい
●「青葉通仙台駅前エリア社会実験 MOVE MOVE」コンテンツスケジュール一覧
アンケートにご協力ください

もうすぐ会期終了です!仙台の街が変わろうとするこの瞬間に、みなさんも立ち合ってみませんか?
2022年04月24日(Sun) 防災の取り組みを長続きさせるには<市民ライターレポート配信企画>いづいっちゃんねる


スタッフの水原です。
「いづいっちゃんねる」は、毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けしている番組です。今年度もローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で配信いたしますので、ぜひご覧ください。

2022年2月28日の配信では、八木山地域再生創生ボランティアグループYARVOG(やーぼじー)の皆さんをゲストにお迎えして、『それ行け!YARVOG 防災びっくり新常識』と題した番組を生配信しました。

先日も、市民ライターが番組を視聴して寄せてくれたレポートをブログでご紹介しましたが、つづけまして、同じ番組の視聴レポートを市民ライターの福地裕明さんから投稿いただきましたので、ご紹介したいと思います。

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防災の取り組みを長続きさせるには

また3月11日がやってきました。震災から11年が過ぎたんだなと思った矢先の3月16日の大地震。11年前をリアルに思い出した方も多いかと思います。防災の取り組みは大事だと思いつつも、時が経つとその思いが薄れていくのも実情。今回、大変な目に合いながらも、また数年経てば忘れてしまうかもしれません。
防災の取り組みをいかに地域間で共有化し、根付かせていくか。人間は忘れる生き物だし、地域には町内会などの役員交代、住民の世代交代などといった課題があり一筋縄ではいかないと感じています。

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地域防災はどちらかと言えば固く、真面目なテーマです。座学などで「大事だよ」「みんなで取り組もう」と言われても、なかなか実行に移せるものではありません。
そんなことを思っていたところ、「防災びっくり新常識」というタイトルの動画があると知り、少しでも自身が抱くモヤモヤの解消につながるといいな…と軽い気持ちで視聴してみました。
結論から言えば、大正解。オンライン画面に登場したボウサイ仮面と防災レディのインパクトは強烈でした。一言も喋らないのですが、「何かしでかすのでは?」とドキドキしながら最後まで見続けちゃいました。
私が求めていたものは、まさにこれだと確信しました。当事者以外の無関心な人々を巻き込むためには、真面目な中にも何か、「気軽さ」とか「楽しさ」といったアソビゴコロが不可欠だと思うのです。
防災活動への参加率に悩まれている地域の方々は、ぜひともYARVOGさんの活動を見習ってほしいです!
この動画をご覧になる際にはぜひ、YARVOGさんも構成メンバーの一員である「仙台八木山防災連絡会」の取り組みが紹介されている「ぱれっと」2022年2月号を手元に置いてご覧ください。

巻き込み方にひと工夫
地域防災の主体はどこでも概ね高齢の方だと思います。いわゆる住宅地の場合は、平日の日中に災害が発生してしまえば、高齢者と中学生以下の子どもたちが主体となって対応せざるを得ないというのが現実ではないでしょうか。
こうした「実情」に早く気づいた地域や町内会では、中学生に一定の役割を担ってもらっているようです。YARVOGの活動でも、中学生がボランティアで参加していることを紹介していましたが、中でも感心したことは、「地域防災シンポジウム」などといった会合の場で、子どもたちにも大人と同じテーブルで話し合いに参加させているということでした。子どもたちが「自分たちは役に立つ存在だ」と自覚してもらうためには、「同じテーブル」で「話し合いに参加する」といった当事者意識が欠かせません。きっと彼らは、有事にも自発的に動けるはずです。
こうやって子どもたちが主体的に、楽しく防災活動に参加するようになれば、その親たちも「子どもたち、どんなことやってるのだろう?」と気になって、顔を出すようになると思うのです。そうなると、概ね全ての世代を地域防災の輪に巻き込むことができるのではないかと思います。

一番の防災対策は、普段からの関係づくり
動画の中では、防災に関するさまざまな「常識」を疑ってほしいとありました。その内容について私はここでは触れません。動画をご覧いただき、皆さんがそれぞれ感じて、考えてほしいと思います。
それよりも何よりも、私が強く感じて、かつ、皆さんに伝えたいことは、「日常やっていないことは,非日常(災害時)もできない」ということ。普段から備え、訓練しているからこそ、有事に動けるというものです。その考えを突き詰めていけば、「普段からの関係づくりが一番の防災対策」ということになります。ご近所にどんな方が暮らしていて、どこに何があるか普段から把握しておけば混乱することもありません。YARVOGの取り組みはまさに、その点を突き詰めていると感じました

ただ心配なのは、せっかくこれまで積み重ねてきた各地の防災の取り組みが、コロナ禍の影響で、本番さながらの訓練ができなくなったり、そこに町内会役員の交代が重なることで引き継がれなくなったりすることで萎んでいくこと。これだけは絶対に避けたいものです。
だからこそ、楽しんで防災を学べる、多くの人々、さまざまな世代を巻き込める活動が必要なのだろうなと強く感じました。


市民ライター 福地裕明
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2022年03月31日(Thu) 防災を切り口とした地域社会の再生と創生の試み<市民ライターレポート配信企画>いづいっちゃんねる


スタッフの水原です。
皆さんは、動画配信番組「いづいっちゃんねる」をご覧になったことはありますでしょうか?「いづいっちゃんねる」は、ローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で行うインターネット配信番組です。毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けしています。

2022年2月28日の配信のゲストは、八木山地域再生創生ボランティアグループYARVOG(やーぼじー)の皆さんでした。『それ行け!YARVOG 防災びっくり新常識』と題し、視聴者のコメントを交えながら生配信を実施しました。

今回は、日ごろから災害時にいかに対処するかを楽しみながら実践している市民ライターの関野頼利さんが、番組を視聴して感想を寄せてくれました。ぜひご覧ください。

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防災を切り口とした地域社会の再生と創生の試み

3.16大地震
激しい揺れにどのような反応ができたでしょう。仙台城址では石垣の崩落や地割れが生じ、政宗騎馬像も傾きました。
   
身を守る行動は?
「揺れに気づくや否や自分の置かれた状況や周囲の危険を確認、と同時に身を䍩して守るべきものや人があるか判断、避難路を検討、揺れの収まり具合を見つつ火の元ほか危険箇所に対処」、そのように体がひとりでに動きサバイバル感覚がすぐに現れた、という方もおられたかもしれません。冷や汗をかいた場面の対策は進んでいますか?

YARVOGの防災活動とは?
専門家の防災教育や訓練は、災害予防や初動、備蓄や支援体制構築といった模範知識の習得が定番ではないでしょうか?2018年に結成されたYARVOGは、生活に降りかかる災いの克服に焦点を当てて新常識を説きます。トイレ作りのワークショップや自宅の食材や器具でまかなう「八木山版の非常食レシピ」開発といった、避難所や市販の非常食に頼らないサバイバル啓発にはとても共感しました。

私の防災意識との繋がり
1995年の阪神淡路大震災時、大阪に住んでいました。どこで始まりいつ終わるともしれない火事、破壊物の積み上がり、インフラ遮断による通信や飲食の途絶、トイレ問題といった、二次災害ではあっても広域で長期間の災いは、それまでの常識では計り知れないものでした。
以来揺れ対策にとどまらず、簡易トイレや水の浄化器具の入手、キャンプ用品の防災活用、食料調達・調理・保存の情報を集めたり試したりと、日常のサバイバルを積極的に楽しんできました。YARVOGの活動に共感する土壌がここにあります。

YARVOGと防災と地域社会の再生・創生に共通するもの
この配信を観た後、YARVOG(母体は仙台八木山防災連絡会)の名称(Yagiyama Area Reproduce Volunteer Group)に、防災の文字がないことに気づきました。ぼうさいダンス・ボウサイ仮面・防災レディといった親しみの資産や地域独自の防災活動実績が、地域社会の再生・創生活動を産み出す糧となるに違いないと考えての命名と思います。2021年には「防災キャンドルナイト」と称した地域外からの見物客も交えたイベントを開催し、キャンドルを作るのも片付けるのも来訪者という仕掛けで、作り手側と来訪者との一体感を醸し出すことに成功します。
配信では「助ける人(支援者)助けられる人(避難者)を固定させることのない、助け合いの場(避難所)を作る」と説かれます。サバイバル啓発、現代地域社会の再生・創生に関わる活動、YARVOGの新常識、全ての本質がすべてここにあります。これは実は新しいことではなく、意識から落とされがちになっていただけのようにも思いました。

最後に、配信から受け取ったものをあげて文章を閉じることとします。
・日常やっていないことは非常時もできない
・防災も地域活動も社会全体を取り込む仕掛けが大切
・相手に届かないのは、発信していないか直に届けていないから
・サバイバルは、自身はもとより命やものを救う術であり、助けあい
・新常識とは、置き換えるものではなく取り戻すもの


市民ライター 関野頼利

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2021年10月10日(Sun) 「聴く」ことの大切さを実感<市民ライターレポート配信企画>いづいっちゃんねる


こんにちは。スタッフの水原です。
サポセンでは、昨年から「いづいっちゃんねる」という動画配信事業を始めました。
「いづいっちゃんねる」は、ローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で行うインターネット配信番組です。毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けします。

2021年7月17日の配信(音声トラブルにより配信を一時中止。現在、再配信中)では、『こころのもやもやを受け止める現場から』と題し、視聴者のコメントを交えながら生配信を実施しました。

今回は、番組を視聴してくださった市民ライター平塚千絵さんが感想を寄せてくれました。
ぜひご覧ください。

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「聴く」ことの大切さを実感

こんにちは!市民ライターの平塚千絵です。
みなさんは、何かに悩んだ時や困った時、身近な人に相談できずにいた経験はありませんか?私も過去に、同じような経験をした一人です。その時に「知っておけば良かった」と思ったのが、「仙台駆け込み寺」(正式名称:公益社団法人日本駆け込み寺仙台支部)の存在です。

仙台駆け込み寺とは?
仙台駆け込み寺は、仙台市青葉区一番町の「いろは横丁」を拠点に活動する市民活動団体です。「たった一人のあなたを救う」をモットーに、電話や面談による無料悩み相談を行っています。仕事や人間関係、家庭など様々な困りごとの話を聴き、場合によっては専門機関を紹介するなど、相談者に寄り添います。
私が団体を知ったのは、2019年に市民ライターとして、サポセンの冊子編集に参加したことがきっかけでした。その時の取材原稿から、仙台駆け込み寺が対面や電話で、無料の悩み相談を行っていることを知り、「何と心強くて、懐の深い団体なのだろう」と感じました。そして家庭や職場など、幅広い分野にわたる相談を受けていることがわかり、「一体どんな人たちが相談員をしているのだろう」と思っていました。

傾聴し、相談者に寄り添う
今回の番組を見て、驚きと新たな発見がありました。
まず驚いたのは、相談員は10代から70代までの一般の人ということ、そして回答のマニュアルがないことでした。
相談内容のグラフによると、DVやストーカーなど専門機関への相談が必要だと思われるものも見受けられます。てっきり、カウンセラーや法律の専門家などが相談員に答えていると思っていたので、とても意外に感じました。
その上、マニュアルがないとなると、どのようにして相談者に寄り添っていくのだろう、知識や人生経験が少ない場合はどうやって話すのだろう、と興味が湧いてきました。
番組に出演していた相談員の方によると、「解決に向けて積極的にアドバイスするのではなく、相談者の想いを受け止めるというスタンスで、相談を受けている」のだそうです。「答えを導きだそうとするのではなく、話を聴くことを大切にしている」という言葉が心に残りました。そして、「悩んでいる人は自分の中では答えが出ているものの、背中を押してもらいたい人が多い」という経験からの言葉もありました。
そのことを象徴するエピソードとして、大学2年生の相談員が50代女性の相談に対応した時の話がありました。相談の翌日、相談者から「悩みを聴いてもらえて、背中を押してもらえた」と、お礼の電話がかかってきたそうです。この女性のように、相談員に心の内を聴いてもらったことで救われ、一歩前に踏み出そうとする人も多くいるのだという、発見がありました。

聴くことで力になりたい
私自身、過去に、周囲の人に相談された時、内容によっては「これといった専門知識がないし」「気の利いたアドバイスもできないし…」「何も役にたてていない」と躊躇したことや、無力感を感じたこともありました。
けれども今回の番組を見て、自分が悩んだ時に人にされて嬉しかったのは「ひたすら話を聞いてもらえたこと」だったことを、思い出しました。
まずは私も、「聴く」ことで相手の想いを受け止め、少しでも力になりたいと思いました。
そして後日、仙台駆け込み寺のホームページの中に「“こんな悩みでもいいのかな”と心配せず、どうぞお気軽にご相談下さいね」という一文を見つけ、改めて心強く感じました。

市民ライター 平塚千絵

満月公益社団法人日本駆け込み寺仙台支部満月
この先、悩んだ時や困った時のために、お守り代わりに知っておきたい団体だと思いました。
「仙台駆け込み寺」の今後の活動を、応援していきたいです。
https://sendaikakekomidera.amebaownd.com/

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2021年03月31日(Wed) 登校してもしなくても 無理しなくて大丈夫<市民ライターレポート配信企画>いづいっちゃんねる


こんにちは。スタッフの松村です。
サポセンでは、8月から、「いづいっちゃんねる」という動画配信事業を始めました。
「いづいっちゃんねる」は、ローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で行うインターネット配信番組です。毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けします。

2021年3月22日の配信では、『不登校を取り巻く現場から』と題し、視聴者のコメントを交えながら生配信を実施しました。

今回は、番組を視聴してくださった市民ライター鈴木智子さんが感想を寄せてくれました。
ぜひご覧ください。

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登校してもしなくても 無理しなくて大丈夫

子どもたちの成長の源は のびのびと遊べる居場所にあり
私は高校時代、自宅に籠っていた時期がありました。また、子育てに奮闘してきた経験から、今回の「いづいちゃんねる」に関心を持ちました。今回のゲスト、武山理恵さんは、「ふとうこうカフェ」「爆笑不登校」「ふふふ」「ふふふ子ども食堂」「ふふふ焚火会」と不登校の子どもたちや保護者の居場所を創り続けている「ふとうこうカフェinせんだいみやぎ」の代表です。不登校という言葉の響きやイメージは、どこか暗くて寂しそう…。武山さんは、「否定的なイメージをなるべくなくしてゆきたい。人の目を気にせず、のびのびと遊べる場所になっている」と言います。「ふふふ」では、ゲームOK。ぷよぷよ大会を大スクリーンでやってみたり、ぷよぷよケーキを作ったり。楽しそう!ワクワクしてきます。親子で参加できるというから、初めての子どもたちも安心して出かけられそうです。悩んでいるとき、カウンセリングを受けるよりも、距離感が近くて、ご飯を食べに行くくらいの参加費で敷居が低いことを魅力に感じました。


不登校というイメージを問い直そう!
そもそも不登校とは、長期欠席の理由のひとつです。文部科学省によると、「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるため 年間30日以上欠席した者 のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義されています。月に3回休むことを10か月すると、もう30日です。「不登校」という状態は誰にでも起こり得ることだと思います。
また、武山さんのお話を聞いて驚いたのは、多くの大人たちが「保護者が、学校に連れていかなければならない」と誤解しているということです。義務教育は、子どもが教育を受ける権利を守るためにあるもの。無理やり連れて行くのは違法なのだそうです。知らずに、学校に戻そうと頑張りすぎている親御さんがいるかもしれません。法律では、教育の場所を学校だけに限定していません。フリースペースやネット学習や家庭教師、ホームスクーリングなど学ぶ方法はいろいろあるので、その子に合う教育の受け方が選択できたらいいですね。


子どもが選べることの大切さ
大変興味深かったことは、武山さんが、国の政策としてクーポン制度を提案していたことでした。各家庭へ学びのためのクーポン券が配布され、選択した学び場へクーポン券で利用料を支払うというものです。つまり、子どもが選んだところへ税金が投入される仕組みです。とても納得できるいい制度だなぁと思いました。現行の制度では、子どもの教育のための予算は学校に集中するようにできているので、学校に行かない子は恩恵を受けることできません。武山さんが言うように、選択肢がいっぱいある中での学びが、未来のあるべき姿であるならば、不登校に対するネガティブなイメージはなくなるのではないでしょうか。私は、子どもにはちゃんと選ぶ力があると考えています。大人の「子ども観」にとらわれず、ひとりの人として子どもと接することを前提としたとき、このクーポン制度も実現できるのではないかと思います。学校に行かない、行けないことが悪いのではないのです。生まれながらに無気力な子はいないのだから。


「学校に行かなくても大丈夫」新鮮で勇気の出る言葉
「そう言ってくれる大人が増えるといいな」と武山さんは言います。私は、自分の周りで不登校に悩んでいる人がいたら迷わず「学校に行かなくても大丈夫」「選択肢は、いろいろあるよ」と笑顔で言います。大丈夫、私も高校時代にいろいろあったけれど、何とかなりました!私の周りにいた、武山さんのような大人たちの優しさに救われた経験もあります。心より皆さんに感謝です。悩んでいる最中は、何がなんだかよくわからないことがあります。必要な人に情報が届きますように。武山さんたちに繋がっていきますように。

市民ライター 鈴木智子


位置情報学校以外に学ぶ居場所を探すなら「みやネット」で検索
「みやネット」で検索するといろんな情報に出会えます。学校、学校以外、どちらでも子どもたちが選んだ方を尊重したいと思いました。
https://tmiyanet.wixsite.com/mysite

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2020年10月29日(Thu) 食を通して人に寄り添う〜周囲に向けられる優しさと温かさ〜<市民ライターレポート配信企画>


サポセンでは、8月から、「いづいっちゃんねる」という動画配信事業を始めました。
「いづいっちゃんねる」は、ローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で行うインターネット配信番組です。毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けします。

10/3の配信では、『子ども食堂ってなんだろう?』と題し、ゲストから子ども食堂とは何か、また、コロナ禍で見えてきた未来の子ども食堂の姿などについてお話を伺いました。

今回は、番組を視聴してくださった市民ライター佐々木眞理さんが感想を寄せてくれました。
ぜひご覧ください。

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食を通して人に寄り添う
〜周囲に向けられる優しさと温かさ〜



「子ども食堂」には、誰かと一緒にご飯を食べたい人や人とのふれあいを求める人など、さまざまな人達が集っています。目指すのは、人々が楽しく集える場、くつろげるみんなの居場所。
今回は、食を通して人とつながる場づくりをする、せんだいこども食堂の門間尚子さんと、よりみちの会の植村暢子さんにお話を聴きました。

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▲左上:門間尚子さん/左下:植村暢子さん/右下:前川雅尚さん(TOHOKU360


食で縮まる人と人との距離

現代日本では飽食の時代と言われて久しいですが、身近なところにも貧困はあります。その一方で、経済的豊かさの裏にある人間関係の希薄さなどの問題もあります。社会的な孤立は以前からある現代課題の一つですが、9年半前の大震災により、一層その深刻さが浮き彫りとなったように思います。その結果、人々が集い交流を深めるための様々な取り組みがなされており、そのような中で、子ども食堂について耳にする機会が多くなってきました。その度に、食は人間にとって欠かせない大切なものであり、おいしい食事を一緒に食べることで人と人との距離は自然に縮まっていくのだろう、素晴らしい取り組みだなぁと漠然と感じていました。よりみちの会は、食事の他にも折り紙や工作遊びをしたり、子育ての相談に応じたりと、いろいろな状況にある人たちの交流の場になっています。

会えないからこそ届けたいもの

ところが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、私たちは人との接触を極力避けなければならない事態に見舞われました。そんな中で、この2団体は新たな交流の形を模索しながら様々な取り組みを行っていることが今回わかりました。
例えば、せんだいこども食堂では、コロナ禍での対策として、食堂を開くのではなく希望する家庭に食事を届ける活動をしていますが、その際、手紙を添えて気持ちを伝えているそうです。受け取った人はどんなに心が温まることでしょう。このように、人々が気軽に集えないという状況の中でも周りの人たちに優しい心を届けている皆さんに、深い尊敬の念を抱きました。
「コロナで会えないからこそ子どもたちを思う気持ちが強まる」という門間さん、そして、「食とつながりづくりのどちらも大事」という植村さん。お二人の言葉からは、人に寄り添いたいという思いがひしひしと伝わってきます。


社会にとって大切なものが詰まった活動

お二人の活動の根本には、人に対する優しさや温かさがあります。人とのつながりを大事に温かい手を差し伸べる子ども食堂の皆さんの活動は、現在国連を中心に全世界が取り組んでいる「誰一人取り残さない(leave no one behind)」というSDGsの考え方にも通ずるものだと思います。みんながこのような気持ちで助け合える社会ができたなら、今後どんなことが起きようと乗り切っていける大きな力になるのではないかと思いました。


支え合う社会への一歩を

子ども食堂では、ボランティアとして参加してみたい方にも門戸が開かれています。一緒にご飯を食べるだけでできるボランティアであり、大人だけでなく中高生をはじめ多くの学生ボランティアも活躍しているとのことです。
訪れた人達と直接関わる以外に裏方の作業などもあり、中には企業や農家、個人の方からの食料品の寄付や募金という形での支援もあるそうです。励ましの1本の電話など、どのような形であれ気持ちを寄せてもらえることがうれしいとのお話もありました。
自分の周りの人々に今以上に関心をもち、皆で支え合える社会を作っていけたら素晴らしいことです。ぜひ、皆さんも、仙台で産声を上げたこれらの活動に参加し、交流のすそ野を広げてみませんか。自分自身も温かい気持ちになれることと思います。

市民ライター 佐々木眞理


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満月いずいっちゃんねる「子ども食堂ってなんだろう?」はコチラから
https://www.youtube.com/watch?v=sB5z0AI8TfM&t=150s

満月「なにかしたい」と思った方は、こちらを参考にしてみてください。
今すぐできることがたくさんあります。
https://blog.canpan.info/fukkou/archive/3085

「いづいっちゃんねる」は、「しっくりこない」「居心地が悪い」「モヤモヤする」など、社会の「いづい」ことにみんなで気づいて、解決に向けた小さな行動を起こすきっかけを見つけられるような番組を目指しています。

満月次回のお知らせ
11月2日(月)19:00〜
「宮城のLGBT今とこれから」
詳細はコチラ⇒https://blog.canpan.info/fukkou/archive/3102
2020年08月31日(Mon) ホームレス支援の現場の声を聞き、感じたこと<市民ライターレポート配信企画>



サポセンでは、8月から、「いづいっちゃんねる」という動画配信事業を始めました。

「いづいっちゃんねる」は、ローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で行うインターネット配信番組です。毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けします。
8月21日(土)の放送では、仙台市内で路上生活を余儀なくされているホームレスの方々へ生活・就労に関する支援を行っている、NPO法人萌友(ほうゆう)の代表、芳賀隆太朗さんをゲストに、支援現場の現状と課題について伺いました。

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さて、視聴者の方々は何を思ったのでしょう。
番組を視聴してくれた市民ライターの平塚千絵さんのレポートをご紹介します。

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ホームレス支援の現場の声を聞き、感じたこと

市民ライターの平塚です。
今回、「いずいっちゃんねる」を通して、仙台のホームレス支援団体「NPO法人萌友」代表の芳賀隆太朗さんのお話を拝聴しました。
今回のテーマに興味を抱いたのは、仙台市内で「BIG ISSUE」を購入した経験があったことや、4月に「新型コロナウイルスの影響で路上生活者が増加している」という報道を目にしたことでした。仙台のホームレス事情や、自分にもできる支援の形を知りたいと思っていました。


「萌友」が続けてきた支援

番組の内容は、団体設立の経緯や、活動内容の後、「なぜホームレスになるのか」「仙台のホームレスの特徴」「ホームレスの自立の難しさと必要な支援」についてでした。
芳賀さんは週1〜2回の「夜回り」「食事会」「炊き出し」を行い、路上生活者の安否確認をしつつ、コミュニケーションをとります。また、住居支援として無料低額宿泊所を運営し、生計困難者が自立に必須となる課題に一緒に取り組んでいます。長い間、最前線で支援に取り組んできた芳賀さんのお話は当事者に寄り添う誠実さが感じられ、心に響くものがありました。


本人だけでは難しい、課題解決

特に印象に残ったのは、ホームレスの自立の難しさと、必要な支援についてでした。芳賀さんは、ホームレスになる理由として、「失業、金銭問題の他、病気や怪我、いじめや養育の過程での虐待、災害などで働くことが困難になり、経済的困窮に陥る、などといった複数の要因が絡み合うケースも多い」と話します。
そして、住所がなくなると、仕事に就けない、住居の契約ができない、制度が使えないといったことが生じ、社会の中で孤立してしまいます。この状態が長引くと、絶望感や失望で助けを求める気持ちにならなくなり、奮い立たせるのも難しい状況になるようです。
その話を聞き、「自立するのに、お金があれば解決するというわけではない」ということに気づかされました。人それぞれ抱えている問題は異なり、時間をかけて一人一人と向き合っていく形での支援の必要性を強く感じました。


私たちにもできる支援

ただ、私含めて誰もが芳賀さんのように専門的に支援できるわけではありません。「本人の努力だけでは解決が困難な場合が多い。社会全体の理解が必要とされる部分が大きいので、ホームレスの心理を理解するだけでも支援になります」という芳賀さんの言葉に、まずは「知る」ことから始めようと思いました。
 今回の番組を通し、仙台におけるホームレスの実情を知った上で、自分にできる支援の形を考えるきっかけになりました。そして誰にでも起こりうる問題だと考えさせられました。

(市民ライター:平塚千絵)

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満月いずいっちゃんねる「路上生活者の現場から」はコチラから
次項有https://youtu.be/qER3mjuzcH8

満月「なにかしたい」と思った方は、こちらを参考にしてみてください。
今すぐできることがたくさんあります。
https://blog.canpan.info/fukkou/archive/3035

「いづいっちゃんねる」は、「しっくりこない」「居心地が悪い」「モヤモヤする」など、社会の「いづい」ことにみんなで気づいて、解決に向けた小さな行動を起こすきっかけを見つけられるような番組を目指しています。

次回もお楽しみに。

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