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2023年03月26日(Sun) 報じられてないけど私は伝えたい「メディフェスせんだい2023」に行ってきました!


こんにちは。スタッフの松村です。
3月18日・19日にせんだいメディアテークで開催された「メディフェスせんだい2023」に行ってきました。メディフェスせんだいは、実行委員会がせんだいメディアテークと市民メディア全国交流集会協議会と共催し、TOHOKU360NPO法人メディア―ジが運営するイベントです。サポセンでも普段、運営の両団体と連携させていただきながら、市民目線での情報発信を活性化させようと様々な事業を行っています。これはチェックしておかなければと向かいました!

今回は18日の基調講演の様子をご紹介します。

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ゲストはフリーランスライターの畠山理仁さんでした。
著書に、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞した『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い(集英社)』や『コロナ時代の選挙漫遊記(集英社)』などがあり、畠山さんの興味関心は政治や選挙です。

講演は「上品な野次馬であれ〜『誰もが主役』の社会になるために私が続けていること〜」と題し、選挙の面白さと選挙中のメディアの課題についてお話がありました。

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▲後半はNPO法人メディア―ジの漆田義孝さんとミニ対談

畠山さんは選挙という「お祭り」が大好き。選挙期間中、畠山さんが積極的に行うのは候補者全員へのインタビューです。実際に会いに行き、生の声を有権者に届けます。会場では、インタビューする様子を収めた動画を流しながら、畠山さんが「この人面白かったですね〜」「いろんなリスクを背負って立つ候補者たちをリスペクトしているんです」と愛おしそうに紹介する様子が印象的でした。「選挙に行こう」という啓発ではなく、ファン活動の紹介のようで、楽しく拝聴しました。

畠山さんは、「選挙の面白さが伝わっていない。面白くないから関心が持てないし投票にもいかないのでは」と問題提起。畠山さんの言う面白さの根源は立候補者一人ひとりの存在です。有権者が少しでも共感できる候補者を選び、「今よりもマシな地獄を選択」するのが選挙だと言う畠山さんには、主要候補者ばかりを報じる報道の偏りは大きな問題であり、自身が候補者全員の声を届ける理由です。
例えば、2020年に行われた東京都知事選。史上最多22人が立候補しましたが、当時報道されたのはメディアが決めた3人の主要候補者ばかり(NHKを除いて)だったそう。「切り捨てられた独立候補の言葉を伝えたい」と、畠山さんは主要候補だけではなく全候補者を取材。一人ひとりにストーリーや政策、哲学があり、どの内容もユニークなものばかりです。多様な選択肢を伝えることが、関心や投票率へも影響するというお話でした。
畠山理仁さんの伝えている情報に関心のある方はぜひ検索してみてください。

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会場では「継承・伝承のカタチ」というテーマで市民によるパネルセッションもありました。

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第三世代が考えるヒロシマ「 」継ぐ展

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ローカル・ビズカフェ
2009年からのメンバーが中心になって、個人の思いを後世に記録した書籍「つたえびと」の紹介

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尚絅学院大学 ボランティアチームTASKI
などなど…

他にも、2日間にわたってパネルディスカッションや「全国市民メディア映像祭」など様々なプログラムがあり、一部はYouTubeで生配信されました。
次項有メディフェスせんだい2023 Day1(第18回市民メディア全国交流集会)
次項有メディフェスせんだい2023 Day2(第18回市民メディア全国交流集会)

みなさんには、伝えたい地域の課題や魅力はありませんか?
サポセンでも市民による情報発信を応援しています。いつでもご相談くださいませ。

るんるんこれまでの取り組み
サポセンでは、これまで様々な講座・ワークショップを開催しながら、まちに関心を持ち市民目線での情報発信を行う人を応援してきました。まちを面白くするのは、あなたかもしれません!

地域メディア談話室(2022年7月〜11月開催)
ローカルメディアコンパスを、ちょっと体験(2021年10月〜2022年3月開催)
ローカルメディアコンパスを体験しよう(2021年10月開催)
市民ライター講座(2014年〜2018年開催)  
市民ライター課外活動 紹介ブログ

地域の課題(いづいこと)を知りたい↓
いづいっちゃんねる
2023年03月14日(Tue) 地域おこし協力隊が企画した「あなたの推し地域選手権」に行ってきました!〜スタッフレポート〜


先月の2月25日(土)に、太白区長町で開催されたイベント「地域おこし協力隊祭 2023 in ララガーデン長町 あなたの推し地域選手権」に行ってきました!

あなたの推し地域選手権とは?
東北から約10の 自治体の地域おこし協力隊が集結し、ブースやステージにてそれぞれの地域の推し(魅力)をPRするイベントです。仙台市南部拠点地域おこし協力隊と太白区の共催によって、2月25日(土)〜26日(日)の2日間にわたって行われました。会場はショッピングモールのララガーデン長町です。
あなたの推し地域選手権HP

わーい(嬉しい顔)このイベントの案内チラシをサポセンもいただいていたことや、仙台市南部拠点地域おこし協力隊の方が、以前サポセンの主催イベントに参加してくださったこともあり、どのようなイベントになったのか興味があり行ってきました。

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▲大崎市の地域産品販売ブース

かわいい外のメインステージでは、各地域おこし協力隊によるプレゼンバトルや、地域の人たちによるライブパフォーマンスが行われました。

プレゼンバトルのトップバッターは、仙台市地域おこし協力隊「​黒脛巾組(くろはばきぐみ)」。仙台城跡や瑞鳳殿のほか、秋保温泉や、牛タンなど、仙台市の代表的なスポットや食べ物について紹介しました。仙台に長く住んでいる私にとってはよく知る情報でも、最近仙台に引っ越してきた人などにとっては、初めて知る情報や、出掛けたくなる情報が盛りだくさんだったと思います。

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▲司会も務めた、仙台市地域おこし協力隊「​黒脛巾組(くろはばきぐみ)」

栗原市地域おこし協力隊によるプレゼンでは、プレゼンターが栗原市の魅力紹介だけでなく大崎市の地域産品販売ブースで見つけたおすすめ品も紹介。メインステージ近くにいた、大崎市の販売ブーススタッフも笑って応えていました。ご近所の市同士ならではのユニークなやり取りに、会場は和やかな空気に包まれました。

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▲「栗駒には、平泉で自刃した義経の分断された胴体の方が埋葬してある場所が…え?きもいですか?!」と、来場者との掛け合いもユニークだった栗原市地域おこし協力隊

かわいい屋内会場では、地域産品の販売ほか、地域ごとの紹介パネル展示が行われていました。

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▲お買い物を通して、地域おこし協力隊の人などから地域のお話を聞けるのも魅力揺れるハート

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▲地域ごとの魅力紹介パネル

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▲お気に入りの地域や行ってみたい地域に、シールを貼って投票できるコーナーも

るんるん地域おこし協力隊の皆さんの熱き地域愛によって、様々な地域の魅力に触れられたイベントでした。
ぜひ皆さんも、東北の各地に足を運んでみてはいかがでしょうか?
2023年03月09日(Thu) 2023年3月11日〜東日本大震災追悼行事のお知らせ〜


こんにちは。スタッフの小田嶋です。
2023年3月11日で東日本大震災発生から12年目を迎えます。
震災で犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするため、今年も発災日である3月11日に県内の様々な場所で追悼式や献花、関連イベントなどが行われます。
情報をまとめましたのでお役立てください。

仙台市では、新田東総合運動場 宮城野体育館にて遺族・招待者の参列のもと追悼式が開催されます。また、どなたでも参列できる献花場は、市内5区それぞれの会場に設けられます。式の模様は本市の公式動画チャンネル「せんだいTube」にてライブ配信予定です。

詳しくは各ホームページをご覧ください。
●宮城県
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/densho/tinkon.html

●仙台市
https://www.city.sendai.jp/hisho/foreignlanguage/jp/daishinsai/tsuitoshiki2023.html

●キャンドルナイト2023 ​願い 未来へ育てるみんなの樹
開催場所:仙台市 勾当台公園 市民広場
入 場 料 :無料
詳しくは下記HPをご覧ください
https://www.candlenight.info/

サポートセンターでも午後2時46分から1分間の黙とうをささげます。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、地域の復興や防災の取り組みに関わる市民活動団体の皆さんとこれからも共に歩んで参ります。
2023年03月03日(Fri) 「思いを未来につなぐ協働 3.11キャンドルナイトの協働現場から」動画を公開中です!<サポセンちゃんねる>


サポセンは、多様なまちづくりの主体による協働への理解を深める機会づくりを行っています。その取り組みのひとつ「協働の現場トーーク!」は、協働に取り組んでいる方をゲストに迎え、実践の現場のお話をお聞きするトーークセッションです。

今回のゲストは「3.11キャンドルナイト実行委員会」の皆さんです。高校生ボランティア団体「高校生連絡協議会」と、仙台青年会議所のOB・OG有志が協働で開催してきた「3.11キャンドルナイト」について、どのように活動を継承してきたかにスポットを当てて動画を収録しました。
30分ほどの動画です。サポセンのYouTubeチャンネル「サポセンちゃんねる」から視聴できます。



●テーマ
「思いを未来につなぐ協働
3.11キャンドルナイトの協働現場から」

●ゲスト
3.11キャンドルナイト実行委員会

高校生連携協議会
會田幸千さん
尾関紗菜さん

仙台青年会議所のOB・OG有志
金ヶ崎政伸さん
北谷春子さん

■サポセンYouTubeチャンネル「サポセンちゃんねる」
https://www.youtube.com/channel/UCrtf9Gta-dRq9Ex8SXZ_9xg/featured

ひらめきご紹介する協働の取り組みは、東日本大震災の翌年からはじまった震災を追悼する活動です。震災時にいただいた支援への感謝と共に、震災の風化防止や防災意識を高めることを目的として行っています。

■2023年3月11日に行われる「キャンドルナイト2023」の詳しいスケジュールにつきましては、キャンドルナイト実行委員会のHPよりご確認ください。
「キャンドルナイト2023 願い 未来へ育てるみんなの樹」

【関連リンク】
サポセン1Fマチノワひろばでは、3月11日まで「3.11キャンドルナイト」の展示を行っています。ぜひ、お越しになってご覧ください。
展示開催中!高校生が主体となって、震災への想いを語り継ぐ<3.11キャンドルナイト>〜マチノワひろば〜

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「サポセンちゃんねる」
 チャンネル登録もお願いします!!


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2023年01月26日(Thu) ワクワク不思議な科学実験を通して、子どもの生きる力育む!おてんきぼうさいラボ〜スタッフレポート〜


こんにちは、スタッフの大泉です。
1月15日、八本松市民センターで行われた、おてんきぼうさいラボ 主催の「体験学習ラボ」に行ってきました。きっかけは、おてんきぼうさいラボのスタッフの方が、サポセンに配架希望のチラシをお持ちになった際、「活動をもっとPRしたい」と考えているというお話を伺ったことです。実際にどんな活動をしていらっしゃるのか具体的に知るために活動の現場へお邪魔してきました 手(グー)

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▲「体験学習ラボ」会場は、子どもたちお手製の看板が目印

晴れおてんきぼうさいラボとは?雨
気象予報士・防災士のメンバー6人で、仙台市を拠点に活動する、気象や防災などに関する講座を行うグループ。東日本大震災後、専門知識を活かし防災や減災の知識を広めるために、活動を開始しました。これまでに、小学校の理科授業・市民センターなどで出前講座を行ってきました。「体験学習ラボ」は、2022年5月からスタート。月に1度、小学校4〜6年生を対象に、生活に根ざした身近な科学実験や工作を中心とした体験を行なっています。これまでに、電磁石や、てこの原理の実験の他、料理やそろばんなど様々なテーマで実施してきました。

電気クラゲが浮くのはなぜ?不思議で面白い実験
今回のラボテーマは、静電気。乾燥しているこの時期、ドアノブに触れたりセーター脱いだりした時、バチッとすることがありますよね。おてんきぼうさいラボ代表木立芳行さんから、雷が実は静電気の集まりだという話や、静電気ってどんな仕組みなんだろう?という解説を受けました。楽しい解説トークの後は、いよいよ実験&工作を開始しました!

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▲当日は、市内の小学生8名が参加。

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▲硬質ポリ塩化ビニル管(塩ビ管)を毛糸玉で一生懸命ゴシゴシ擦ると、静電気が発生!

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▲発砲スチロール球が塩ビ菅に吸い寄せられていきます。(写真提供:おてんきぼうさいラボ)

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▲バルーンで剣を作って…

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▲電子の反発し合う力を利用すると、ポリエチレン製クラゲがふわり (写真提供:おてんきぼうさいラボ)

特に、紙コップとアルミホイルでできた、人工的に小さな雷を起こす実験装置では、青い火花がパッと光り、子どもたちからは「わぁー!本当に見えた」と歓声が上がっていました。他にも、発泡スチロールやストローなどいずれも身近な素材を利用した静電気にまつわる10を超える体験学習の数々に、子どもたちは大盛り上がりでした。

子どもの「体験」に軸を置いた「体験学習ラボ」に込める思い
おてんきぼうさいラボでは、「コロナ禍で、子どもたちの体験が減っている」ことを課題に感じ、体験学習ラボを企画しました。目的は、実験を通し、自分で考えたり工夫したりする力を育み、工作を通し、「自分でできた!」という達成感を味わってもらうこと。木立さんは、「分かった気にならないで、自分でやってみることを通した学びの機会を創りたい」と話します。

演劇 次回の「体験学習ラボ」は、226日(日)、八本松市民センターにてVR体験を予定しています。
ワクワクな実験を楽しみませんか?

位置情報お問い合わせ
おてんきぼうさいラボ
HP:https://otenkibousai-lab.jimdofree.com/
TEL:080-5560-1468
Mail:otenkibousai.lab★gmail.com(★を@に変えて)
2023年01月18日(Wed) もしもコンサート中に地震が起きたら…日立システムズホール仙台「避難訓練コンサート」に参加してきました!〜スタッフレポート〜


こんにちは。スタッフの平井です。
ひらめきみなさんは「避難訓練コンサート」というイベントを知っていますか?
これは「コンサートの最中に災害が起きたら」という設定で、実際に観客がいる状態で避難訓練を実施するもので、東日本大震災以降、全国各地でこのようなコンサートが増えているようです。それが今回、日立システムズホール仙台で初の試みとして、2022年12月13日に行われました。

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▲コンサートホールでの地震を想定した参加型のイベント。

参加したコンサートは、開演中に震度5強の地震が発生し館内が停電する想定で、安全確認と避難経路を確保したのち館外へ緊急避難するという内容でした。
サポートセンターでも年2回避難訓練を行っていますが、あくまでスタッフ間でのもの。このように実際に近い想定で訓練は行っておらず、参考にできればという思いもあり参加してきました。

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▲パンフレットには防災チェック表と備蓄方法についてのチラシも。

目 お客さんはお子さん連れのお母さんからシニアまで、100名前後でしょうか。
みな、開演中のどのタイミングで災害が起こるか、詳細は伝えられていません。

仙台市消防音楽隊による演奏がはじまり、プログラムが進むうち、突如緊急地震速報が鳴り響きました。同時にホールが暗くなり、非常照明のみの状態になりました。

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▲思った以上に薄暗くなったホールの中でじっと待ちます。

「ただいま状況を確認しています。安全が確認されるまでその場から動かないでください」とアナウンスされ、観客は頭を守りながら座席の間に身を隠して安全を確保します。
静まり返ったホール内をヘッドライトをつけた職員の方が回り、損傷がないかなど確認します。10分弱待機しましたが、長く感じるものですね。

確認ののち「館内の状況確認が完了しました。これより館外へ避難します」と案内がされ、訓練とはいえ、ほっとしたのが自分でも意外でした。
ホールを出ると職員の方が誘導棒を回しながら「こちらに避難してください」と声がけしてくれました。慌てず走らず、でも迅速に外のテラスへ。1階と2階それぞれの出口から避難場所へと集まり、10分かからず全員が外に避難、訓練は完了しました。訓練とはいえ緊張感ただようひとときでした。

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▲避難完了の報告を受け、心なしか皆さん安心した様子でした。

休憩をはさんで仙台市防災・減災アドバイザーの折腹久直さん(仙台市危機管理局)の防災講演がはじまりました。
東日本大震災と2022年3月の地震を振り返り、次にまた大地震が来たときにその教訓をどう生かすか。「もしここで揺れたら…」をたまに考えてみましょうぴかぴか(新しい)というお話をいただきました。備えの大切さを今一度、思い出すことができた講演でした。
その後は訓練で中断したコンサートが再開され、和やかに終了。

手(グー)今回は訓練という心構えがあったので比較的落ち着いて行動できましたが、実際こうなったら焦らず避難することができるでしょうか。改めて心を引き締める場となりました。
みなさんも機会がありましたら参加してみてくださいね。
2023年01月14日(Sat) 次世代の震災語り部「きずなFプロジェクト」が子どもたちに伝えたいこと〜スタッフレポート〜


こんにちは。スタッフの鈴木です。
去年の11月26日に、「いのちがまんなか きずなFプロ&セニョ先生講演会」に参加してきましたので、その様子についてお伝えいたします。

きずなFプロジェクト(以下、Fプロ)とは、2016年3月、七ヶ浜町立向洋中学校の生徒が東日本大震災について学ぶW震災学習Wをきっかけに、「町の復興の役に立ちたい」という思いで立ち上げた有志チーム。活動は、震災を伝える語り部活動を中心に、七ヶ浜町のビーチクリーン、被災者との交流会、被災地見学バスツアーなど多岐にわたります。現在は20歳になった初代メンバーや、その後輩、新たに迎えた向洋中学校出身者以外のメンバーと共に活動しています。
HP https://kizunafpuro.wixsite.com/website

ひらめき今回のイベントは、そんなFプロの歩みをまとめた『震災を語り伝える若者たち』の出版を記念する講演会です。これまでの活動紹介や、震災伝承の紙芝居上演、チームの顧問を務めたセニョ先生こと瀬成田先生の講演、活動に関わった先生や地域の方を招いたパネルトークなど、盛り沢山な内容でした。

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▲きずなFプロのメンバーが作成した壁新聞(被災地バスツアーと避難所でのお祭りの様子をまとめた号)

大規模な自然災害を知らない子どもたちを守っていくために
力を入れているW手作りの紙芝居Wを使った語り部活動では、幼稚園児や小学生にもわかりやすく伝えるために、イラストの色味や登場人物の設定、表現の仕方を変更しているそうです。老若男女問わず、聞き手に合わせた語り部ができるのは、オリジナルの紙芝居ならではですね。

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▲語り部活動で使う紙芝居「みゆうとゆうみ」

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▲講演の最後には、みんなで歌って締めくくりました。

多くの人にとって、震災はトラウマになり得る出来事だと思います。幼い子どもなら尚更ではないでしょうか。震災当時小学生だった私はこれまで、「震災の話題を出すことで相手を傷つけてしまうのではないか」という不安から、自分の周りの人に「震災の時どうだった?」と尋ねたことがありませんでした。しかし、今回の講演会で初めて同年代の震災の記憶を聞くことができ、やはり「怖い」「不安」という気持ちが一番にあったこと、それでも「震災を経験したからこそ、いのちの大切さを次世代に語り継いでいきたい」と自分たちのエネルギーに変えて活動していることを知り、勇気づけられるような気持ちになりました。

ぴかぴか(新しい)また、「きずなFプロメンバーに寄せる想い」と題したパネルトークの最中に、「子どもたちのやってみたいことを叶えるには、彼らをサポートする大人が必要」というお話がありました。先生方や地域の人のサポートを受け、大きく成長したFプロのメンバーの皆さんは、今度は自分たちが子どもを支える側になっていくことと思います。

手(グー)当センターもブログ・SNS等の情報発信や、若者が参加できるイベントの運営を通して、若者の復興支援やまちづくり活動をサポートしていきます!
2023年01月13日(Fri) 2/18開催!NPOお金のアレコレシリーズVol.4「会計講座〜報告のコツ〜」


こんにちは、スタッフの青木です。
サポセン主催の「NPOお金のアレコレシリーズ」は、「NPOのお金」をテーマにした全4回の講座です。今回が、いよいよ最終回となりました。過去の回を受講していない方でも受講いただけます。ぜひお申込み下さい。

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Vol.4「会計講座〜報告のコツ〜」

NPO 法人の義務である会計報告について、基礎から学びます。講座終了後、講師の公認会計士・税理士に相談できる「個別相談会」を行います。(講座参加者のうち、事前に申し込みのあった方、限定2枠)非営利組織で会計を担当している方におススメです。

たとえばこんな疑問にお答えします!
ひらめき「NPOの会計報告なぜ大事?」
ひらめき「活動計算書の作り方が分からない…」
ひらめき「計算書をチェックする方法は?」

日 時2023年2月18日(土)
会計講座 13:00〜14:30
個別相談会(2枠) @15:00〜 A15:30〜

講師写真(伊藤由紀さん).png
講 師公認会計士・税理士 伊藤 由紀さん
東北大学経済学部卒。2008年公認会計士試験合格。
大手監査法人及び税理士事務所勤務を経て、2021年、仙台にて伊藤由紀公認会計士・税理士事務所を開業。岩手県北上市出身。夫と小学生の娘の3人家族。

定 員講座 10名(先着)/個別相談会 2名(先着)
会 場:仙台市市民活動サポートセンター4階 研修室5
参加費:無料
内 容:活動計算書のまとめ方と作成後のチェック方法を具体的に学びます
対 象:NPO法人をはじめとした非営利組織の会計担当者
持ち物:筆記用具
※当日、直近の活動計算書、貸借対照表などを必要に応じてお持ちください。

お申し込み方法:メール、電話、窓口にて受付いたします。1月18日(水)から受付開始
〇メール申し込みの場合
メールアドレス:sendai★sapo-sen.jp(★を@に変えて)
件名を「会計講座」とし、参加希望を明記の上、@お名前、Aご所属、Bお電話番号をお知らせください。個別相談をご希望の方は、その旨を書き添えてください。

〇窓口申し込みの場合
チラシ裏面の申し込み書にご記入の上、窓口までお持ちください。
☆チラシダウンロードはこちら → NPOお金のアレコレシリーズVol.4「会計講座〜報告のコツ〜」

※当日は新型コロナウイルスへの感染対策を行いながら実施いたします。
 イベント開催時の感染防止策チェックリスト

位置情報主催・問い合わせ先
仙台市市民活動サポートセンター(指定管理者:NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター)
〒980−0811 仙台市青葉区一番町4丁目1−3
(地下鉄南北線「広瀬通駅」西5番出口すぐ)
電話:022−212−3010
メール:sendai★sapo-sen.jp(★を@に変えて)
2022年12月24日(Sat) 楽しく参加して社会貢献活動!「たがさぽのクリスマス雑貨市2022」の様子をレポート!


こんにちは。スタッフの庄子です。
12月4日(日)、多賀城市市民活動サポートセンターにて開催された「たがさぽのクリスマス雑貨市」にお手伝いに行ってきました。今回はその時の様子をレポートします!

多賀サポのクリスマス雑貨市とは?クリスマス
毎年12月に多賀城市市民活動サポートセンターで行われている、NPO、市民活動団体、福祉事業所などが出店する雑貨市です。売上の一部は、障がい者福祉や、国際協力などの社会貢献活動につながります。社会貢献というと「私には難しそう…」と思う人もいるかもしれませんが、手作り雑貨や菓子などのお買い物や、ワークショップを楽しむことが、ちょっと良い社会をつくる一歩になるイベントです。

リピーターの方も多いという事で、10時30分のオープンに合わせて沢山のお客さんが来場されており、販売ブースも大盛況でした!

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▲掲げられた雑貨市の看板

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▲沢山の人で賑わった販売ブース

こちらは障がいがある方が通う福祉事業所「社会福祉法人ゆうゆう舎 ぱれった・けやき宮城野」のアイシングクッキーです。可愛くて食べるのがもったいないくらいですね。

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▲かわいくラッピングされたお菓子がいっぱい!

販売だけでなく、体験型のワークショップブースも大賑わいでした。一時はワークショップブースが定員に達してしまうほどでした!

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▲手形の体験ワークショップコーナー

ひらめきさて、今回の雑貨市のテーマは多様なストーリー楽しみませんかでした。
出店する団体・品物・体験との出会いをストーリーに見立てています。
そこで、実際に参加してみて、私が個人的に印象に残ったストーリーを4つご紹介します。


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1 地域盛り上げ隊 タガレンジャー
最初にご紹介するのは、多賀城のご当地ヒーロータガレンジャーです。「多賀城月の市」や「悠久の詩都の灯」など、様々なイベントに登場しています。一般的なヒーローショーの様なものは行いませんが、花の配布や写真撮影など人々とふれあい、地域を盛り上げるために活躍しています。
今回の雑貨市では感染対策隊として館内を見回る他、お面づくりのワークショップも開催!お面は子どもたちに大人気でした。


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2 NPO法人仙台スラックライン
スラックラインとは、ベルト状のラインの上を歩くスポーツで、年齢に関係なく誰でも簡単に体幹・バランス・集中力を鍛えることができます。NPO法人仙台スラックラインは、スラックラインの普及・啓発を通じて地域の人たちが適度な運動をするきっかけと、健康な体づくりを応援しています。
今回は、屋外の芝生スペースでスラックラインの体験ブースを開いていました。普段全く運動をしない私も挑戦しましたが、自分のペースで挑戦する事ができ、生涯スポーツとして誰でも楽しめるスポーツだと感じました。


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3 サーラ文庫大代
サーラ文庫大代は、多賀城市大代地区にある「家庭文庫」です。家庭文庫とは、自宅の一部を開放し自己所有の本を貸し出す活動のこと。普段は、本の貸し出しや絵本の読み聞かせのほか、折り紙や毛糸などを使った工作なども行っています。
今回の雑貨市では日ごろの活動の知識を生かして、折り紙でクリスマスツリーを作るワークショップブースを開いていたので、私も挑戦してみました!折り紙を折って、ハサミで切り込みを入れるだけで可愛いツリーの出来上がりです。この作り方はサーラ大代文庫さんオリジナルの作り方だそうです。


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4 こども防災の日をつくる会 in 飛び出す!ビルド
自力で避難行動が取れない未就学児の命を守るために、家庭で防災について考えるきっかけにしてほしいと、反射材を活用した防災バッグづくり行っていました。実施したのは、未就学児の防災活動に取り組むこども防災の日をつくる会と、塩釜でアートワークショップを手掛けるビルド・フルーガスです。雑貨市での売り上げは、今後のワークショップの材料費などに充てるとのこと。楽しく作れてオシャレな防災バッグは子どもたちにも大好評!完成品を来場者の方に撮影させてもらいました!

かわいい来場した多くの人たちにとって、楽しく買い物をしたりワークショップを体験したり、それぞれの団体の多様なストーリーに触れることができた一日になったのではないでしょうか。
気になった団体があったら、ぜひ多賀城市市民活動サポートセンターに問い合わせてみてください。

位置情報多賀城市市民活動サポートセンター
https://www.tagasapo.org/
TEL:022-368-7745
2022年12月23日(Fri) 12/31まで展示!原町商店街を彩る☆彡「ちょこっとDIYまつぼっくりドーム」を見に行きませんか?


こんにちは。スタッフの水原です。
今回は、東北学院大学の皆さんが取り組んだ、「地域の魅力をつなぐ」活動についてご紹介します。
学生の皆さんが学んでいるのは社会教育。学びの機会を提供したのは宮城野区中央市民センターです。学びの中で得たことや地域の魅力を盛り込んで、商店街や住民同士の交流を広げる取り組みに挑戦しました!

以下、詳細です。

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   ちょこっと
   DIY
まつぼっくりドームぴかぴか(新しい)
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12月3日に宮城野区中央市民センターにて開催した「ちょこっとDIYーまつぼっくりドームー」での作品を「原町商店街」に展示しています。クリスマスシーズンに合った素敵な作品が商店街のお店を彩ります!宮城野区の「枡江の森」から集めたまつぼっくりを使って、地域の小学生が作品を作りました。
「原町商店街」と「枡江の森」をつなぐ、可愛らしい作品たちをぜひ見つけに商店街まで足をお運びください♪

期間 129日〜1231
場所 原町商店街(JR仙石線陸前原ノ町駅から徒歩5分程)
主催 東北学院大学社会教育実習生 宮城野区中央市民センター
お問い合わせ 022-292-3125

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実は私も12月3日に行われた「まつぼっくりドーム」づくりのイベントに見学でお邪魔していました。学生の皆さんは「子どもたち来てくれるかな…」と心配していましたが、ワークショップは大盛況でした。

写真22.JPG
▲学生の皆さんと、宮城野区中央市民センターの担当職員寶森さん(写真左)

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▲子どもたちと交流する学生たち

後日、子どもたちがつくったドームがどんな風に飾られているか見たくて、学生の皆さんの挑戦がどうなったのか知りたくて、原町商店街に出かけてきました!

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▲ハンバーグステーキと洋食のお店Big mouthで「まつぼっくりドーム」を発見!!

ドームを飾ってから1週間後には、作品を展示しての聞き取り調査のために学生の皆さんが商店街をおとずれていたそうで、店主の皆さんも快く取り組みに協力している様子がうかがえました。
ワークショップで作ったツリーをきっかけに、学生と子どもたちから、保護者や地域の人たちへと交流の輪が広がっていました。

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▲ランチのチーズハンバーグ♪

原町商店街でのまつぼっくりドームの展示は1231日までぴかぴか(新しい)
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