2026年02月06日(Fri)
【取材日誌】中高生が「そのまま」でいられる”居場所をつくる〈ワクワクビト・出雲 愛依音さん〉
|
こんにちは。スタッフの小田嶋です。 サポセンニュースレター「ぱれっと」では、仙台のまちを面白くする人を「ワクワクビト」としてご紹介しています。 中高生のための居場所づくりイベント「わかプレ」の発起人、出雲 愛依音さんです。 今回は紙面では載せきれなかった、取材当日の様子やこぼれ話をお届けします。 ▲高校3年生の出雲さん。キュートな笑顔で取材に応じてくださいました。 中高生が、思い思いに過ごせる場所「わかプレ」 出雲さんが仲間と一緒に始めた「わかプレ」は、若林区中央市民センターを会場に開催した、中高生のためのイベントです。友だちと遊んでもいい。一人で静かに勉強してもいい。誰かと話しても、話さなくてもいい。複雑になりがちな人間関係や、学業へのプレッシャーの中で、周りの目を気にしすぎず、のびのびと過ごせる場を目指しています。2025年7月からこれまでに3回開催され、学校や学年の違う中高生、のべ41人が訪れました。 「わかプレ」は、出雲さんが若林区中央市民センターに企画書を持ち込んだことから動き出しました。一歩踏み出した勇気が、少しずつ形になっていったのだそうです。 出雲さんを支えた“もう一つの居場所” 出雲さんの挑戦の背景には、仙台市ジュニアリーダーとしての活動があります。ジュニアリーダーは、市民センターを拠点に活動する中高生ボランティアです。子ども会のサポートや、地域イベントの企画・運営などを行っています。出雲さんにとって、この活動は大きな転機でした。 ジュニアリーダーに加入したばかりの頃は、地域で初対面の人たちと活動する時などに、「どう話しかければ良いかわからなかった」と振り返る出雲さん。でも、先輩たちがさりげなく会話の輪に入れてくれたことで、少しずつ「楽しい」と感じられるように。高校生になり、自分が先輩の立場になってからは、コミュニケーション力を高めるため、ジュニアリーダー向けのスキル向上研修にも積極的に参加したそうです。 「一度、受け取ってから話す」その姿に、思わずあっぱれ 印象的だったのが、出雲さんがジュニアリーダーの研修で学んだという、コミュニケーションの工夫。相手の話を「そうなんだね」「そう思ったんだね」と、一度受け取ってから、自分の意見を話すことを学び、「今、実践してみているところです」と話していました。 正直、これに私は感心しっぱなし。はたして自分が高校生だった時、こんなにしっかりできただろうか…と(笑)。なかなか大人でもできない上級なコミュニケーションテクニックではないでしょうか。それに、明るく堂々と「活動への思い」を話す姿、とても素敵でした。 ▲取材には、若林区中央市民センターの奥山さん(写真右)も同席してくださいました。 信頼関係が伝わってくる、やりとり 出雲さんと若林区中央市民センターをつないだのが、同センター社会教育主事の奥山 祥彦さんです。出雲さんたちの思いを尊重しながら、のびのび活動できるよう、そっと背中を押してきました。 取材中も、お二人のやりとりから日頃から率直に相談し合ってきた関係性が伝わってきました。安心して話せる大人がそばにいることの大切さを、改めて感じました。 ▲写真撮影時の一コマ。「ポーズどうする?」「縦に並んでピースにするか」など、お2人で楽しみながら撮影に協力してくださいました。 今回ご紹介したのは、ほんの一部です。 出雲さんの想いや、「わかプレ」に込めたストーリーは、ぜひ紙面を読んでみてください。 きっと、誰かの背中をそっと押してくれるはずです。 ■お知らせ 「第4回わかプレ」\3月開催決定!/ 日時:3月26日(木)11:00〜17:00 会場:若林区中央市民センター内わかぽーと 持ち物:学生手帳 |





