2025年12月17日(Wed)
【開催報告】デフリンピック応援企画 デフリンピックを応援しよう!デフリンピックから繋がろう!
|
こんにちは、スタッフの佐々木です。 10月3日(金)、「デフリンピックを応援しよう!デフリンピックから繋がろう!」をテーマに、デフリンピック応援企画イベントを開催しました。 スポーツ関係団体の人や行政職員、聴覚障害当事者など39名が参加されました。 ■デフリンピックは、きこえない、またはきこえにくいアスリートのためのオリンピックです。 詳細☞東京2025デフリンピック | TOKYO 2025 DEAFLYMPICS 今回のイベントは、11月に開催されることになっていたデフリンピックの応援、そしてデフスポーツ、デフスポーツに携わる方々を応援しようと企画しました。 きっかけは、市民スポーツボランティアSV2004 泉田さんの「デフリンピックを何とか盛り上げたい!応援したい」という一言です。そこで皆で「知る」ことから始めよう!とイベント企画をスタートしました。 当日は情報保障(単に情報を「提供する」だけでなく、タイムリーかつ正確に伝えること)として、一般社団法人宮城県聴覚障害者福祉会 みやぎ通訳派遣センターに、手話通訳・要約筆記を依頼。大日本印刷株式会社からはDNP対話支援システムのご紹介があり、実際に会場でも活用することができました。 ご登壇いただいたゲストは、 ●一般社団法人宮城県聴覚障害者協会 副会長・菅原伸哉さん、事務局・首藤奈津子さん ●一般社団法人日本ろう者サッカー協会 事務局長 松原利江子さん ●RISE仙台Diversity of table tennis 代表・監督 熊谷瑞枝さん です。 それぞれお話いただいた内容は、デフリンピックについての理解を深め、きこえない、きこえにくいアスリートの現状を知ることがきる貴重なものばかりでした。 以下は、講演内容をまとめたものです。 ーーー ■デフスポーツとは?デフリンピックとは 一般社団法人宮城県聴覚障害者協会 副会長・菅原伸哉さん、事務局・首藤奈津子さん 団体が取り組んでいるデフリンピックの周知・啓発活動についてや、デフリンピック100周年記念の年である今年に日本で開催されることなどのご紹介がありました。菅原さんからは、手話で「聞こえないことは、『ハンデ』ではない!健康でスポーツをしているのです」とお話しいただきました。 スポーツ現場での「聞こえないことへの工夫」として、声かけによるチームプレーができないため、目で見て確認し合っていることや、陸上やバトミントンは風の音が聞こえないので、振動を頼りにしているといったお話もありました。 また、今後の課題や必要なこととして、「認知度のUP!」「次につなげるための布石」「選手層の補強」「長く競技を続けている人の金銭的負担軽減」なども話題に上がりました。 最後に、手話の応援「サインエール」を教わり、皆でやって盛り上がりました ▲一般社団法人宮城県聴覚障害者協会 副会長・菅原伸哉さん(写真左)事務局・首藤奈津子さん(写真右) ーーー ■デフサッカーのおはなし 一般社団法人日本ろう者サッカー協会 事務局長 松原利江子さん 松原さんからは、デフリンピックはパラリンピックよりも歴史が長いことや、日本と国際ルールとの違いについてのほか、聴力検査の結果から参加資格を得る必要があること、デフサッカーでは人工内耳・補聴器の使用ができないことなどのお話がありました。 デフサッカーは、デフリンピックで唯一、東北で試合が行われるため、ぜひ試合観戦に来て欲しいというお願いもありました。 ▲一般社団法人日本ろう者サッカー協会 事務局長 松原利江子さん ーーー ■デフ卓球のおはなし RISE仙台Diversity of table tennis 代表・監督 熊谷瑞枝さん デフ卓球のルールは健聴者と同じだそうですが、健聴者は音で相手の動きを判断するのに対し、デフ卓球では、相手の動きをどう判断しているのでしょうか? デフ卓球選手は音が聞こえないのでボールを見て反応したいところですが、それだと反応が遅くなるため、回転軸、身体の開き、ラケットの動きで判断しているそうです。会場から「えー?!凄すぎる」という声が上がりました。 また、選手は常に感覚を研ぎ澄ませて練習や試合に臨んでいることや、試合中のボディアクションに警告が出されるため、監督側は手話通訳をつけたり、ホワイトボードを活用したりしながら短い時間で指示を伝えていることなど、緊迫した現場の様子をお聞きできました。 ▲RISE仙台Diversity of table tennis 代表・監督 熊谷瑞枝さん ーーー 講演終了後、参加者からは以下の質問の他、様々な感想や意見も飛び交いました。 「強化選手制度はありますか?」 「試合前に気をつけていることは何ですか?」 「聞こえない、聞こえにくい人へのDNP対話支援システム使用方法についての今後の展望は?」 各質問には、ゲストがそれぞれ回答し、活発な意見交換になりました。 ゲストの皆さま、ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました ▲デフリンピック関連資料を配架 宮城県聴覚障害者協会から提供があったデフリンピックマークのマグネットブローチが可愛くて大人気ですぐになくなってしまいました(写真テーブル奥) --- 11月15(土)、市民スポーツボランティアSV2004(以下、SV2004)が企画した「デフサッカー日本代表応援企画」に、サポセンスタッフも参加しました!デフサッカーの会場となった福島県のJビレッジには、多くの観客が駆けつけていました。 SV2004のメンバーは、日頃からスポーツを盛り上げるために工夫を重ねています。この日もメンバーは、実際にデフサッカーを応援する中で、手話の応援である「サインエール」をどのように駆使して応援すると他の観客も巻き込めるのか、誰からともなくアイディアを出し合ったり、試したりしていました。 翌日もメンバーによる応援企画が実施されたのですが、この日は現地にいた他の応援団の人たちや、観客にも声をかけ、昨日試した「サインエール」を一緒に行うことで試合を盛り上げたそうです!! ▲15日にSV2004メンバーや一緒に応援したいと駆けつけた人たちと共に ▲11月16日(日)開催、サッカー男子 日本vsメキシコ は 7対1で圧勝 ※デフリンピック応援企画の交流会を含め掲載した多くの写真は市民スポーツボランティアSV2004のメンバーよりご提供いただきました。ありがとうございました。 |





