こんにちは。スタッフの庄司です。
サポセンニュースレター「ぱれっと」では、「市民活動突撃レポート」のコーナーで市民活動団体をご紹介しています。
8月号では、宮城県出身の建築家、菅原麻衣子さんが立ち上げた団体Local Places(ローカルプレイシズ)を取材しました！

取材でお邪魔したのは、菅原さんの設計事務所で、Local Placesの活動場所にもなっている「she｜design & research office」です。


▲設計事務所らしく、インテリアの素敵な事務所でお話を伺いました。

Local Placesの活動内容
Local Placesは、建築・デザイン・まちづくり・文化芸術などに関わる建築家や研究者で構成される任意団体です。市民が実際に建築物を見て体験できる機会を作ること、設計の意図や歴史といった建築物の持つストーリーを伝えることを大切にしています。

2022年には、県内の建築物を紹介する『SENDAI/MIYAGI The Architecture Map仙台/宮城 建築マップ』も発行しました。


▲「マップをきっかけに、ぜひ建築を見に行ってみて欲しい」と話す菅原さん

菅原さんがキュンとくる建築って？
取材の中で、菅原さんが気になっている建築物について尋ねたところ、大崎市岩出山にある「感覚ミュージアム」とのことでした。「建物の色がちゃんと塗り直されて、すごく大事にされていることにキュンとくる」と、実際に見に行った時に感じたことを語ってくださいました。また、建物のすぐ近くにある江合川沿いを歩くという経験を提供しているところも「敷地におさまらなくておもしろい」のだそうです。

取材終了後にお土産もいただききました！
Local Placesが、2023年に開催した「建築ガイド＋トークイベント　建築文化をつくるひと」のアーカイブ展示会の資料をご提供いただきました！
「建築ガイド＋トークイベント　建築文化をつくるひと」は、仙台・宮城にゆかりのある建築家に、自身の設計した建築を案内してもらい、さまざまな視点で建築文化について語り合う『建築ガイド』と『トークイベント』を合わせた体験型のイベントです。岩沼市の「金蛇水神社外苑 SandoTerrace」、「複合古民家実験住宅 TateshitaCommon」、名取市の「閖上の掘立柱」で、３回にわたり開催されました。
いただいたアーカイブ展示会の資料は、イベントの写真が豊富に掲載され、当日の様子がわかる貴重なものとなっています。サポセンに戻ったのち、さっそく図書に加えさせていただきました。サポセン１階の図書ラックに配架していますのでぜひお手に取ってご覧ください！


左）SENDAI/MIYAGI The Architecture Map仙台/宮城 建築マップ
右）「建築ガイド+トークイベント 建築文化をつくるひと」アーカイブ展示資料

ぱれっと８月号紙面では、Local Places が今年開催した「建築を『見る・知る・学ぶ』スタディツアー」の様子と、菅原さんがLocal Placesの活動を始めたきっかけをご紹介しています！

ぜひ、ぱれっと8月号をご覧ください
https://sapo-sen.jp/use/support/palette/

●Local Places
https://sites.google.com/view/local-places/home