こんにちは。スタッフの小田嶋です。
11月25日、スタッフの松村と「チラシづくりのコツ」について出前講座を行ってきました。
この出前講座は、仙台市社会福祉協議会太白事務所(以下、太白事務所)が主催する「令和6年度小地域ネットワーク活動研修会」の一環として開催されたものです。
▲太白区各地区社協の会長や、地域福祉活動推進員などおよそ20人が参加
サポセンへの相談から出前講座へ!出前講座のきっかけは、太白事務所の職員の方から、あるご相談を受けたことでした。それは
「各地区で活動する社会福祉協議会の皆さんが、地域で行うサロン活動などのチラシづくりに悩んでいるようなので、みんなで学べる機会を設けたい」というご相談です。詳しくお話を伺っていく中で、サポセンが市民活動団体の皆さんにお伝えしてきた、チラシづくりに必要な考え方や知識が、役立つかもしれないということがわかり、サポセンスタッフが研修会に出向くことになりました。
「チラシづくりなんて、私にはできない…」を一緒に打破しましょう!講座の前に、参加者から一言ずつ、現在行っている広報の取り組みについてお話しいただきました。
中には…
「社協だよりを制作する担当になったけれど、正直、自信がない」
「ずっと同じフォーマットを使っているけれど、これで良いのかな」などの、
迷いや悩みを抱えながら頑張っていらっしゃる方も…。(その気持ち、よくわかります!)
諦めるのではなく「どうにかしたい」と、学びに来てくださった参加者の熱意に応えねば!と、さっそく講話からスタート!
そもそも、皆さんがチラシづくりの際に「このチラシで良いのかなぁ?」と迷う原因は何でしょうか?原因を探るヒントとしてお伝えしたのが、チラシによって叶えたい目標を明確にする大切さです。たとえば、あるイベントのチラシを作る際「どんな人に」「何人来てほしいのか」など具体的に計画を立てられているでしょうか?計画があれば、計画をもとに自分たちでチラシを見直すことができます。また、チラシをデザインする前にやってみてほしいこととして、「何を」「誰に」「どんなイメージで」伝えたいのか情報を洗い出し、その情報に優先順位をつけて整理する方法についてもご説明しました。
▲具体的な例を挙げながら講話を行ったスタッフの松村
講話の後は、さっそく実践!参加者は、ワークシートを使って伝えたい情報を整理したのち、白紙にチラシのラフスケッチを描いていきました。一度描いてみたところで、サポセンスタッフがメリハリのつけ方や、伝えたいイメージ(楽しそう・真面目そう・かっこいいなど)を打ち出すコツといった追加情報を提供。参加者はそれらを活かしながら、ラフスケッチを練り直していきました。
▲「こんな呼びかけフレーズを入れたらどうかな」「こんなイラストを入れたい」などアイディアがたくさん出ていました。伝えたいことを明確にできたからこその成果ですね!
▲やってみればみるほど「もっとこんな風にできないか」という意欲が湧いているようでした。
市民活動のお悩み、一緒に考えます!今回の出前講座で、参加者から「チラシをつくるハードルが下がった!」との嬉しいコメントをいただくことができました。サポセンではボランティアや市民活動に関する幅広いお問合せ・ご相談に応じています。広報にお困りの方や、講座を受けたいという方がいらっしゃいましたら、サポセンスタッフが出向き講座を行うことも可能です。(2〜3人でもOK)お気軽にご相談くださいませ。