2023年06月07日(Wed)
地域によりそい進化をつづけるReRootsの新歓ツアーに同行しました!
こんにちは、スタッフの水原です。 一般社団法人ReRootsの新入生歓迎活動である “新歓ツアー”に、少しだけ同行できる機会がありました。毎年、多くの新入生の加入があるReRootsは、どのようなツアーを実施しているのでしょう、、同行してみました ReRootsとは☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 2011年の東日本大震災を機に発足した、仙台市若林区沿岸部で活動する学生主体のボランティア団体です。「復旧、復興から地域おこしへ」のコンセプトのもと、現在は復興した農村を持続させる地域おこしを見据えて、ひなびた農村づくりを目指し活動しています。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ ツアーの行程は、東日本大震災を知り学んでもらおうと施設見学からスタート。 地下鉄東西線の荒井駅に集合した新入生の皆さんが先ず向かった先は、駅に隣接する「せんだい3.11メモリアル交流館」です。展示中の震災復興の取り組みを見学しました。 ▲ツアーのしおりには、朝から夕方までスケジュールがぎっしり。 次に、市営バスで「震災遺構仙台市立荒浜小学校」へ移動 ▲建物の外壁を見上げる 資料館となっている内部を見学し、映像室では震災当時の様子や、被災した地域の人たちのインタビューを視聴しました。 ▲先輩たちが新入生一人ひとりに声をかけながら施設内を見学 今回のツアーでリーダーを務めた木村みのりさんは、 「震災の伝承は、地域の人たちが『後世に伝えたい』という思いや協力があって実現している。津波の怖さだけではなく、人と人のつながりがあって伝承の取り組みが行われているのを感じてもらえたら」と話していました。 新入生に、ツアーに参加してみての感想を聞いたところ、 「質問したら丁寧に応じてくれた」 「ReRootsを見てボランティアに対する考え方が変わった。受動的ではなく一人ひとりが荒浜のことを真剣に学び、考えていることに驚いた」 など話してくれました。 ▲建物内部を見学後、徒歩で「JRフルーツパークあらはま」へ移動 その後は、拠点であるボランティアハウスで昼食の時間をとり、 ボランティア活動体験をするということでした。 ーーーーーーーーーーーーー 後日、ReRootsメンバーにうかがったところ、今年度は40名ほどの新メンバーを迎えたそうです 現在は、農村を持続させるために、地域おこしの段階を迎えているReRoots。これからの活動も注目です。 一般社団法人ReRoots HPはコチラ → https://reroots311.org/ |