2022年12月17日(Sat)
「地域メディア談話室」開催報告!ゲストはNPO 法人m.k.baseの皆さん
こんにちは。スタッフの水原です。 11月25日(金)第3回「地域メディア談話室」を開催しました。 市民活動団体、企業の方、これから情報発信をしていきたいと考えている方など5人の方々が参加してくださいました。 【地域メディア談話室とは】 「まちの魅力をもっと多くの人に伝えたい」「残したいまちの文化・風景がある」「知ってほしいまちの課題がある」など、「伝える」ことで自分たちの暮らすまちをもっと良くしたいと思っている人たちが気軽に交流・情報交換できる場です。 第1回目の様子⇒「地域メディア談話室」開催報告!ゲストは連坊オモシロ案内人代表 第2回目の様子⇒「地域メディア談話室」開催報告!COLORweb学生編集部のみなさんと ![]() 前半は、ゲストの皆さんが情報発信する上で大切にしていること、活動の現場で悩んだり、葛藤したことなどを話題提供いただき、参加者の皆さんと意見交換しました。 ▲ゲストの齋藤さん(左)と満園さん(右) 齋藤さんと満園さんは、2018年から子育て地域情報誌の発行活動を開始し、ちょうど1年ほど前の2021年11月にNPO法人m.k.baseを設立。団体が目指す情報発信は、乳幼児・就園児がいるお母さん、または転勤で越してきたお母さんたちに、住みやすいと思ってもらえたり、人と人とのつながりが感じられること。そして、宮城県に住んで良かったと思ってもらえることです。 ちなみにお二人が団体のことを決める際、日時を決めて集まるような会議をしたことがないんだとか!立ち話や子どもを迎えに行く途中で次のプランを決めているそうです。 ![]() ![]() 今回、皆で考えたテーマは、「〇〇町の○○さん」と「客観的に伝えたい」の2つ。 「客観的に伝えたい」は、ゲストが活動する中で感じた経験をもとに作成した、今回の談話室のためのオリジナルカードとなっています。内容は下記の通りです。 -------------------------------------------- 「客観的に伝えたい」 子育てママに役立ててもらおうと、市内すべての託児所を一覧にして、サービス内容を項目ごとに比較できる特集記事をつくろうとしたが、一部から基本情報(施設名・住所・連絡先)以外の掲載を断られてしまった。「掲載許可が出た施設だけを載せた紙面だと、編集部が選んでいるように見られるのでは?」と悩んでいる。 -------------------------------------------- 上記のエピソードから「掲載する」ならどのように掲載するか?それとも、特集記事の掲載自体を「取り止める」か?について、客観的に伝えたい方針を踏まえながら皆で考えました。 ▲団体の活動拠点である仙台市泉区にちなんだチーム名、「七北田」「水の森」「泉ヶ岳」に分かれて話し合いました。 「掲載する!」と方針を決めたグループでは次のような意見が出ました。 ![]() ![]() など、意見が出ました。 「聞けた情報は全て掲載しても良いのでは?」という意見も出ました。 ![]() ![]() ![]() などの意見が出ました。 このエピソードの正解はありません。それぞれが、自分自身の情報発信指針を見つけることができるのがローカルメディアコンパスです。 ▲イベント終了後、ゲストと情報交換を行う参加者の様子 今年も多くの皆さんと情報発信について学んで参りました。今年度の談話室は、これにてクローズとなりますが、1月に新たな企画も準備しておりますので、お楽しみに!! ![]() ⇒ 追記:1/20開催「地域メディア妄想編集会議」申込受付開始しました!詳しくはこちら |