2022年07月11日(Mon)
7/18開催!<異聞異文トークvol.01ミン・ジヒョンx加藤慧>ジェンダーについて考えてみませんか?
こんにちは、スタッフの于楽(う らく)です。仙台フォーラス7階に2021年11月オープンしたeven(イーブン)は、アートの展示や創作、ライブ配信やYoutube動画などの撮影などができる創作スペースです。evenという名前には「異聞」「異文」という意味も込められており、異なる文化に触れる場から多様なアクションが生まれることを目指しています。 そんなevenが「異聞異文トーク」と題して連続トークイベントをスタートします。Vol.1となる今回は、韓国フェミニズム小説家ミン・ジヒョン氏が登壇する予定で、異なる文化や考え方を知れる機会となります。ゲストのトークを聞きながら、ジェンダーやそれにかかわる差別の問題について考えてみたい方、ぜひご参加をご検討ください。 以下、概要です。 ------------------------------------------------------- 異聞異文トークvol.01 ミン・ジヒョンx加藤 慧 「韓国フェミニズム小説『僕の狂ったフェミ彼女』から考える、来るべき未来」 ------------------------------------------------------- 「even」「異聞」「異文」をコンセプトとする<even>が主催するトークシリーズがはじまります。初回ゲストは、男性主人公の視点で、フェミニストとなった彼女の姿を描いた話題作『僕の狂ったフェミ彼女』(イーストプレス、2022年)の著者ミン・ジヒョンさんと、訳者の加藤慧さんです。 韓国フェミニズム文学が日本で話題となって久しい一方、地方都市である仙台では、「フェミニズム」や「ジェンダー平等」に関する話題が、会社や学校、家庭等で日常的に語られる場面はまだまだ少なく、とくにフェミニズムといえば、女性だけの問題と捉えている方も多いのが実情ではないでしょうか。 今回は、学生時代に仙台で出会い親交を深められたお二人とともに、『僕の狂ったフェミ彼女』が描く韓国社会の背景や、その後の変化について伺います。また、見えない「差別」がいまだ多く存在するなかで、どういったアクションをおこしていくことができるのか、想像をめぐらす時間となれば幸いです。 異なる意見を聞き、異なる文化を知る。そんな対話をはじめる準備運動としての異聞異文トークへ、ぜひご来場ください。 ※トーク終了後、著者サイン会を行います。ご希望の方は書籍をご持参ください。また会場での販売も予定しております。 日 時:2022年7月18日(月・祝)14:00〜16:00(13:40 開場) ゲスト:ミン・ジヒョン 、加藤 慧 司 会:長内綾子(企画者/Survivart) 参加費:1000円 定 員:70名、要予約 予 約:コチラよりお申し込み下さい 締 切:2022年7月15日(金)*定員に達し次第締切 主 催:even 共 催:東北日韓友好交流連合会(TOFA) 協 力:日韓交流サークル SIJAK 後 援:駐仙台大韓民国総領事館、公益財団法人 韓昌祐・哲文化財団 出演者略歴: ミン・ジヒョン 1986年、韓国生まれ。西江(ソガン)大学校で国文学と新聞放送学、日本学を学ぶ。2008年、日本に交換留学した際には東北大学の学友会映画部に所属し、自主映画『あんにょん、サヨナラ』を制作した。韓国芸術総合学校の映像院映画科大学院で劇映画シナリオを専攻。2015年、『朝鮮公務員 呉希吉伝』で「大韓民国ストーリー公募大展」優秀賞を受賞し、2019年にはテレビドラマ『レバレッジ−最高の詐欺師たち−』の脚本を執筆。映画とドラマの現場で脚本家を務めながら、「韓国映画性平等センター」に所属し、性暴力予防教育講師としても活動中。本作刊行後の著作に、長編小説『나의 완벽한 남자친구와 그의 연인 (私の完璧な彼氏と彼の恋人)』、アンソロジー『모던 테일 (英題: Modern Tales)』がある。 加藤 慧(かとう・けい) 1986年、仙台市生まれ。東北大学工学部卒業、同大学院都市・建築学専攻博士課程科目修了退学。大学院在学中の2013年に漢陽大学校大学院に交換留学し、韓国建築史を学ぶ。現在はオンラインで韓国語レッスンを行うほか、宮城学院女子大学、東北学院大学で韓国・朝鮮語の授業を担当。 共訳書に『なかなかな今日 ほどほどに生きても、それなりに素敵な毎日だから。』(朝日新聞出版)がある。 長内綾子(おさない・あやこ) 1976年、北海道生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒。2004年にアーティストの岩井優らとSurvivart(サバイバート)を設立し、若手アーティストの展覧会やトークイベントを多数開催。その後も、国内外でのプロジェクト、展覧会等に様々な形で携わる。2011年11月、東日本大震災を機に仙台へ移住。2012年から2022年3月まで、中小企業とクリエイターを対象とした仙台市経済局の支援事業「So-So-LAB.(旧・とうほくあきんどでざいん塾)」で、事業の企画立案および運営に従事。現代アートとビジネスの両方の現場で、問いを立て応答を引き出す場の設計、およびキュレーションを行っている。2022年6月より、evenの運営アソシエイト。 会場 〒980-8546 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目11-15 仙台フォーラス7階 TEL:022-796-3308 / mail:info★even-sendai.com(★を@に変えて) アクセス JR|仙台駅より徒歩15分 地下鉄|南北線 広瀬通駅 西4出口より徒歩1分 東西線 青葉通一番町駅 北1出口より徒歩4分 車|東北自動車道仙台宮城インターチェンジより車で約10分 駐車場は近隣コインパーキングをご利用ください |