2012年03月04日(Sun)
若林区 復興の輪ミーティング
こんにちは、サポセンスタッフの菊地竜生です。
2月28日(火)に、若林区社会福祉協議会が主催する「若林復興の輪ミーティング」に参加致しました。 復興の輪ミーティングは、若林区内の仮設住宅自治会・町内会、被災者自助グループ、区内で活動しているボランティア・市民活動団体、NPO、行政などが参加し、現在向き合っている課題などを共有する場です。 今回は、若林区社会福祉協議会さんから「若林区内の復興支援活動の課題」について、現場で聞いた声として話題提供を行って頂きました。その一例として、、、 ・借上民間賃貸住宅や、自費転居や社宅入居、震災後に離婚した方など、生活に必要な物が不足している方もいる。 ・イベントの開催が、特定の仮設住宅に集中している。 ・自分たちで企画したい思いはあるが、それを形にするノウハウが足りない。 ・イベントに参加する人の固定化 ・子どもたちに見えない影響が出始め、それを心配する親にもPTSDの発生が危惧される。 ・発災後1年の経過や、冬の寒さでボランティアが不足している。 ・農業ができないことで、生きがいを見失いつつある方や、体力低下の問題。 など、現場の声をご紹介いただき、続いてのグループワークに入ります。グループワークのテーマは、「@物資支援、A復興イベント・行事、B子どもの心のケア、C農地の復興支援ボランティア」の4つ。 今回のグループワークは、参加者が向き合っている課題や気づきを共有し、その課題解決を目指し作業を進めます。当センターが参加したグループでは、作業を通して答えを導くまでは至りませんでしたが、意見を交わす中で顔の見える関係を作ることができました。他のグループでも、復興の輪ミーティング終了後も交流や意見交換が行われており、少しづつ復興の輪が広がっているようでした。 |