2021年03月08日(Mon)
3/26は、てんかん啓発キャンペーン「パープルデー」〜マチノワギャラリー展示紹介〜
こんにちは。スタッフの小田嶋です。 サポセン1階正面玄関には、市民活動やボランティア活動など、団体の活動をPRできる展示スペースマチノワギャラリーがあります。通りがかりの人やサポセン来館者など、多くの人に皆さんの活動について発信することができます。現在開催中の展示をご紹介します。 ----------------------------------------------------------------------- マチノワギャラリー2021年3月1日~3月31日展示 てんかん啓発キャンペーン「パープルデー」 ----------------------------------------------------------------------- 公益社団法人 日本てんかん協会宮城県支部は、てんかんについての正しい知識の促進活動、てんかんのある人やその家族同士の交流会など、てんかんに悩む人がひとりで悩まずに病気と向き合っていけるよう、様々な活動を行っています。 てんかんのある人を応援する日として設定されている「パープルデー」は、3月26日に世界中で行われているキャンペーンです。紫のものを身につけることで、てんかん患者やその家族に向けて「ひとりぼっちにしない」という応援メッセージを伝えることができます。 サポセンでの展示は今年で4回目です。(ありがとうございます!)日本てんかん協会宮城県支部は、パープルデーを通して「より多くの人にてんかんについて理解してもらいたい」と展示を行っています。 「てんかん」は、脳内の神経細胞が一時的に過剰に活動することによって生じる特定の発作が繰り返し起こる疾患です。発作時の症状は、一瞬手足がビクンとしたり、短時間ぼんやりしたりする発作から、全身けいれんまで、脳の電気的な興奮が発生する場所によって様々です。しかし、発作の症状は基本的に一過性で、1〜2分後には自然に回復することが特徴です。特別な病気ではなく、年齢を問わず100人に1人が発病すると言われています。 てんかんとは→公益社団法人日本てんかん協会 展示では、てんかんについて分かりやすく紹介しています。 てんかんについて紹介しているパンフレットや、てんかんのある人をサポートするためのアプリの案内などが設置してあり、自由に持ち帰ることができます。 epiサポ てんかんといっしょに暮らす >>> てんかんとともに暮らすためのアプリEpiPark >>> 展示の一部には、てんかんのある当事者からのメッセージが貼られています。 「私てんかんがあります…普通に言えたら」 「てんかんがあっても働けるんです…働きたい」 「こわくて病気のこと言えないんです」 「突然意識を失って倒れる」など一部の症状のイメージが先行し、「もし何かあった時が怖い」と敬遠されたり、いわれのない差別や偏見にさらされたりしている現状があるそうです。発作にも様々な症状があることや、適切な服薬治療により70〜80%の人が発作を抑制できることなど、私たちがてんかんについてもっと理解を深めていくことで、てんかんのある人が孤立せずに済む社会につながっていくのではないでしょうか? 展示は3月31日まで開催中です!ぜひお立ち寄りください 個別の電話相談も行っており「小さなことでもご相談ください」と呼びかけています。 公益社団法人 日本てんかん協会宮城県支部 相談専用電話(9:00〜20:00)080-1668-3950 *本部 相談専用電話(月・水・金13:15〜17:00)03-3232-3811 *てんかん支援ホットライン(静岡てんかん神経医療センター内)054-246-4618 |