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2020年10月29日(Thu) 食を通して人に寄り添う〜周囲に向けられる優しさと温かさ〜<市民ライターレポート配信企画>


サポセンでは、8月から、「いづいっちゃんねる」という動画配信事業を始めました。
「いづいっちゃんねる」は、ローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で行うインターネット配信番組です。毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をお招きし、現場で活動する人たちの生の声をお届けします。

10/3の配信では、『子ども食堂ってなんだろう?』と題し、ゲストから子ども食堂とは何か、また、コロナ禍で見えてきた未来の子ども食堂の姿などについてお話を伺いました。

今回は、番組を視聴してくださった市民ライター佐々木眞理さんが感想を寄せてくれました。
ぜひご覧ください。

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食を通して人に寄り添う
〜周囲に向けられる優しさと温かさ〜



「子ども食堂」には、誰かと一緒にご飯を食べたい人や人とのふれあいを求める人など、さまざまな人達が集っています。目指すのは、人々が楽しく集える場、くつろげるみんなの居場所。
今回は、食を通して人とつながる場づくりをする、せんだいこども食堂の門間尚子さんと、よりみちの会の植村暢子さんにお話を聴きました。

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▲左上:門間尚子さん/左下:植村暢子さん/右下:前川雅尚さん(TOHOKU360


食で縮まる人と人との距離

現代日本では飽食の時代と言われて久しいですが、身近なところにも貧困はあります。その一方で、経済的豊かさの裏にある人間関係の希薄さなどの問題もあります。社会的な孤立は以前からある現代課題の一つですが、9年半前の大震災により、一層その深刻さが浮き彫りとなったように思います。その結果、人々が集い交流を深めるための様々な取り組みがなされており、そのような中で、子ども食堂について耳にする機会が多くなってきました。その度に、食は人間にとって欠かせない大切なものであり、おいしい食事を一緒に食べることで人と人との距離は自然に縮まっていくのだろう、素晴らしい取り組みだなぁと漠然と感じていました。よりみちの会は、食事の他にも折り紙や工作遊びをしたり、子育ての相談に応じたりと、いろいろな状況にある人たちの交流の場になっています。

会えないからこそ届けたいもの

ところが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、私たちは人との接触を極力避けなければならない事態に見舞われました。そんな中で、この2団体は新たな交流の形を模索しながら様々な取り組みを行っていることが今回わかりました。
例えば、せんだいこども食堂では、コロナ禍での対策として、食堂を開くのではなく希望する家庭に食事を届ける活動をしていますが、その際、手紙を添えて気持ちを伝えているそうです。受け取った人はどんなに心が温まることでしょう。このように、人々が気軽に集えないという状況の中でも周りの人たちに優しい心を届けている皆さんに、深い尊敬の念を抱きました。
「コロナで会えないからこそ子どもたちを思う気持ちが強まる」という門間さん、そして、「食とつながりづくりのどちらも大事」という植村さん。お二人の言葉からは、人に寄り添いたいという思いがひしひしと伝わってきます。


社会にとって大切なものが詰まった活動

お二人の活動の根本には、人に対する優しさや温かさがあります。人とのつながりを大事に温かい手を差し伸べる子ども食堂の皆さんの活動は、現在国連を中心に全世界が取り組んでいる「誰一人取り残さない(leave no one behind)」というSDGsの考え方にも通ずるものだと思います。みんながこのような気持ちで助け合える社会ができたなら、今後どんなことが起きようと乗り切っていける大きな力になるのではないかと思いました。


支え合う社会への一歩を

子ども食堂では、ボランティアとして参加してみたい方にも門戸が開かれています。一緒にご飯を食べるだけでできるボランティアであり、大人だけでなく中高生をはじめ多くの学生ボランティアも活躍しているとのことです。
訪れた人達と直接関わる以外に裏方の作業などもあり、中には企業や農家、個人の方からの食料品の寄付や募金という形での支援もあるそうです。励ましの1本の電話など、どのような形であれ気持ちを寄せてもらえることがうれしいとのお話もありました。
自分の周りの人々に今以上に関心をもち、皆で支え合える社会を作っていけたら素晴らしいことです。ぜひ、皆さんも、仙台で産声を上げたこれらの活動に参加し、交流のすそ野を広げてみませんか。自分自身も温かい気持ちになれることと思います。

市民ライター 佐々木眞理


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満月いずいっちゃんねる「子ども食堂ってなんだろう?」はコチラから
https://www.youtube.com/watch?v=sB5z0AI8TfM&t=150s

満月「なにかしたい」と思った方は、こちらを参考にしてみてください。
今すぐできることがたくさんあります。
https://blog.canpan.info/fukkou/archive/3085

「いづいっちゃんねる」は、「しっくりこない」「居心地が悪い」「モヤモヤする」など、社会の「いづい」ことにみんなで気づいて、解決に向けた小さな行動を起こすきっかけを見つけられるような番組を目指しています。

満月次回のお知らせ
11月2日(月)19:00〜
「宮城のLGBT今とこれから」
詳細はコチラ⇒https://blog.canpan.info/fukkou/archive/3102