2019年11月28日(Thu)
東北の発信者たちに出会う<仙台メディアフェスティバルに参加してきました>
こんにちは。スタッフの松村です。 11月23日、フォーラスの8階にあるコワーキングスペースTAGEにて、「仙台メディアフェスティバル」が開かれました。 仙台を拠点に活動するwebメディア、漫画家、小説家、ご当地キャラクター、個人メディア、ラジオ、マスメディアなどの発信者たちが集まる祭典で、活動紹介ブースやトークイベントで賑わいました。 主催は、TOHOKU360。東北のいまを東北に住むみんなの手で世界に伝える、参加型のニュースサイトを運営しています。 ▲トークイベントにて。 杉尾宗紀様(NHKアナウンサー)が、災害時の経験からマスメディアとローカルメディアの連携の大切さをお話していました。 ▲小説家の根本聡一郎さんと詩人の武田こうじさんの対談にて。 市民が自由に社会に発信できる時代ですが、炎上など表現に不自由を感じることがないでしょうか。 根本さんの「黙らざるを得ない状況、言葉を発しにくい状況を作っているのは、互いの言葉や発信内容を攻撃する私たち自身なのでは」というお話が印象に残りました。「使うことを抑制された言葉」が、根本さんの作品のモチーフになっているそうです。 「一人ひとりの言葉は、正しいか正しくないかだけで判断されるものばかりではないはずなのに…」という武田さんの言葉もまた刺さりました。 さて、ささやかにサポセンもブースを出展してきましたよ。 市民活動を応援したり、地域のために何か始めたいと思いを持つ方々の背中を押したりしたい!と、毎月発行している機関紙「ぱれっと」の紹介を通じて、仙台の市民活動や協働によるまちづくり事例を発信してきました。 また、普段から情報発信を一緒にしている市民ライターさんの存在をPRしてきました。 ▲「ぱれっと」をデザインをているPEACE Inc.さんが サポセン20周年を記念して作ってくれたポスターも一緒に展示してきました。 出展者同士ここぞとばかりに積極的に交流する姿に、「さすが日頃から情報収集と発信をしている人たちだ…」と感じ、負じと私もひとつひとつのブースに声をかけました。 サポセンの存在も、市民活動という言葉も知らないけれど媒体に興味をもってくださる方々がたくさんいました。もっと積極的に外に(畑違いの場所には特に)出て届けなければ〜、と感じた1日でした。 |