こんにちは。スタッフの舞草です。
1月20日(日)、せんだいメディアテーク1Fオープンスクエアにて「平成30年度市民参画型事業 子ども・若者・住民成果報告会」が開催されました。
仙台の各区中央市民センター・各区市民センターでは平成22年度より若者、平成23年度より子ども・地域住民の社会参画事業に取り組んでいます。
▲今年度は、子ども・若者・住民の3事業合同の成果報告会です。各区のブースが設けられ、
事業の取り組みをまとめたパネルも展示されました。
若者社会参画型学習推進事業は、将来の地域の担い手である若者の「自分づくり」を支援すると共に、若者の学びの成果を活かした「地域づくり」活動等への参画を促進することにより、社会・地域の一員として自発的・主体的に行動できる人づくりを促進することを目的とした事業です。
宮城野区中央市民センターが実施している「まいぷろかべしんぶん部」では、壁新聞づくりを通じて若者が地域の活動やまちづくりに主体的に関わる機会を作っています。
今年度は、原町商店街と八幡商店街、仙台うみの杜水族館を取材して壁新聞づくりに取り組みました。
サポセンは、事業企画や講師コーディネート、記事作成などで活動に関わり、部員の活躍を見てきました。
▲宮城野区の若者事業発表ブースには、「若者が壁新聞で地域貢献」という取り組みに関心を寄せた人々がたくさん集まりました。
まいぷろ部員4人の発表では、地域を取材しそこに住んでいる人や働く人の話を聞くことで、自分たちのまちの良さや課題を知ることができた。
コミュニケーション力が上がり、自分自身の成長につながった。など、かべしんぶん部の活動を通して地域貢献をしながら自己成長もできたという成果が報告されました。
大学1年生の部員は、かべしんぶん部の活動をきっかけに、自分にももっと何かできることはないか、と大学内で新聞を作る活動を始めたそうです。
▲発表を終えて、この笑顔!写真左の2人はまいぷろ1期生です。応援にかけつけてくれました。
今回の発表では、「自分ができる貢献を」という言葉が印象的でした。一人ひとりが地域のために自分はどんな貢献ができるのか、自分にしかできない貢献は何だろう?と考えていくことが、地域をより良くしていくのだなと改めて感じました。
地域づくりだけではなく、人づくりのきっかけにもなる市民参画型事業。今後もサポセンでは市民センターと連携し、将来の地域の担い手である若者の支援、地域のために活動する市民の自発的な活動を応援していきます。
今年度作成した壁新聞は、サポセン館内に掲示予定!お楽しみに!