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2017年12月09日(Sat) 川博士 川の良さを子どもたちに伝える


【市民ライター講座2017 受講生の取材原稿を公開します】

 仙台市中心部を流れる広瀬川のほとりに、今日も「川博士」はいた。地域の子どもたちにそう呼ばれているのは、仙台市青葉区の菅原正徳さん(38)だ。菅原さんは、自然や地域の魅力を伝えようと、市民や小学校向けに環境学習プログラムを提供する団体「カワラバン」の代表を務めている。
 広瀬川は「杜の都仙台」のシンボル。アユやカジカガエルなどが生息し、秋にはサケが遡上する。子どもたちに、川遊びや釣りなどを通じて、川に生息する様々な生き物と、自分たちとの関わりを学んでもらう。平日はもっぱら菅原さん一人で活動する。土日のイベントには、活動に賛同する10人ほどの仲間がボランティアとして駆けつける。

 菅原さんは大学卒業後、環境系のNPO法人に就職し、川の環境保全に携わった。2010年に退職し、次世代への環境教育に力を入れたようと、翌11年1月にカワラバンを立ち上げた。
 カワラバンの名の由来は主に二つある。かわら版は昔の広報媒体。地域の川の良さを広く伝えること、そして川を見守る番人という意味が込められている。「当たり前のように流れる広瀬川が、魅力的な地域資源だと気付いてほしい」。伝える番人として、使命感を抱く。

カワラバン_komatsu.jpg
▲愛する広瀬川のほとりに腰をおろす菅原さん

 独立直後に起きた東日本大震災では、放射能の問題で川遊びを懸念する小学校がいくつかあった。保護者や学校の理解もあり、徐々に活気を取り戻した。立ち上げ当初学校向けのプログラムは延べ、2000人ほどだったが2017年には4000人まで増えた。
 川の魅力を知る人が一人でも増えれば、その環境を守る人も増える。誰もが川という地域の魅力を伝え、見守る番人だ。菅原さんは、環境教育の大切さを改めて実感した。

 楽しかった思い出は、地域への愛着を育む。「子どもたちが大人になったとき、『そういえば小学生の頃、広瀬川にはいろんな生き物がいたなぁ』と思い出してくれたら」と川博士は願う。

(仙台市青葉区 小松敏明)