• もっと見る
«2月28日〆切<3.11キャンドルナイトを一緒につくりませんか>ボランティア募集 | Main | SHIRO Lab. ともにつくる、実験場。前編〜ぱれっと取材日誌〜»
プロフィール

サポセン@仙台さんの画像
サポセン@仙台
プロフィール
ブログ
<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリアーカイブ
最新記事
検索
検索語句
月別アーカイブ
リンク集
bnr_01.jpg
https://blog.canpan.info/fukkou/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/fukkou/index2_0.xml
2017年02月26日(Sun) 防災ゲーム・サポセン版を実施しました!〜休館日レポート!〜


2月22日(水)は、サポセンの休館日でした。
休館日は、ふだん開館している時にはできない施設設備のメンテナンスや、スタッフの会議・研修を行っています。 今回は、災害訓練のひとつとして、防災ゲームを実施しました。

その名も「防災ゲーム・サポセン版」。
奇数人でグループを組み、サポセンを舞台にした様々な状況設定の設問に対し、YES・NOで答えます。その後、YES・NOそれぞれの判断理由をグループで共有するというものです。

16880569_10210328892692262_1814377921_o (480x640).jpg

サポセン版・防災ゲームを作り、ファシリテーターも務めたのは、スタッフの大橋です。
大橋は、NPO法人日本防災士機構から認定を受けた防災士でもあります。

16931276_10210328891692237_757804671_o (640x480).jpg

始めに、東日本大震災時、建物内がどんな状況だったのか、映像で振り返りました。
スタッフそれぞれが、あの時の状況を思い出し、ゲームに向かう気持ちを引き締めることができました。


さぁ、いよいよゲーム開始です。日々、多くの市民が利用するサポセン。
大橋が準備したオリジナルの設問内容は、実際にサポセンで起こり得る具体的なものばかりです。
YES、NOの判断に迷いながらも、スタッフで判断理由を共有し、考えを深めました。

16880981_10210328893652286_1213516818_o (640x480).jpg

普段からいっしょに働き、同じように訓練しているスタッフでも、考え方は十人十色。
どちらの判断が正しいのか、正解はありませんが、様々なケースを疑似体験しながら、より良い判断をするための多様な意見に触れることができました。
また、ゲームを通じて様々な状況に向き合ってみると、しっかり規定することで、判断しやすくなるものが多くあることに気が付きました。疑似体験で考えを深めることは、災害マニュアルづくりにも役立ちます。

「様々な判断と、その理由を知っていれば、状況が変化しても応用し行動することができます」と、大橋。
突然の災害に備え、疑似体験と対話の機会を増やし、「予期せぬ状況や、考えたこともない葛藤」を「予期していた状況や、考えを深めたことがある葛藤」に変えることが大切だと学んだ休館日でした。