• もっと見る
«いよいよ「社会を変える アクションプラン・スクール」が始まりました! | Main | 伝えたいことを、表現し切れたか!?〜まいぷろかべしんぶん部・第1号完成お披露目会編〜»
プロフィール

サポセン@仙台さんの画像
サポセン@仙台
プロフィール
ブログ
<< 2025年04月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
カテゴリアーカイブ
最新記事
検索
検索語句
月別アーカイブ
リンク集
bnr_01.jpg
https://blog.canpan.info/fukkou/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/fukkou/index2_0.xml
2016年09月17日(Sat) 「世界は意外に、フツーに変えられる」〜サポセンブックレビュー〜


こんにちは。スタッフの橋本です。

サポセン図書コーナーには、市民活動やまちづくりのヒントになる本がたくさんあります。
今回ご紹介する本はこちらです。

社会をちょっとかえてみた
ふつうの人が政治を動かした七つの物語

0731_book.jpg

政治を動かす方法の一つに、「議員・行政への陳情と交渉」があります。これが市民活動にも有効であることを、七つの実話と詳細な手引で教えてくれる本です。

保育園が足りない、障害者だって自立して生活がしたい、性的マイノリティが生きやすい社会になったらいいのに…。
登場するのは、暮らしの中の身近な課題に向き合う、議員でも行政でもない「ふつうのひと」。
最初から、政治との関わりを考えていた訳では無く、「何とかしたい!」と追求し行動し続けた結果、政治を動かし社会を変ていった人たちです。

そこには、どんな考え方や工夫が隠されてるのか。
例えば…、交渉相手や世間、時には「自分たちに反感を持つ人達」にまで、問題や解決策を理解してもおうと考えます。そのために、客観的で説得力の有る資料作ったり、忙しい議員に短時間で説明する方法を考えたり、参考になる手法を知ることができます。

また、丹念に計画しながらも、わざと相手の嫌がる時を選んだり、素人っぽさを強調するなど、抜け目ない演出もあり、これには思わずニンマリしてしまいます。

一人ではしんどいけど、仲間と知恵を絞りあったら、なんとかなる。
市民活動の様々な場面でヒントが一杯あります。勿論ノンフィクションとしても十分面白い本です。

////////////////////////////
駒崎弘樹、秋山訓子・共著
岩波書店・発行
////////////////////////////

晴れサポセンで本を借りよう
サポセン図書コーナーには、「何か始めたい!」と考えている方のヒントになるもの、市民活動の参考になるようなもの、様々な図書がございます!貸出期間は2週間で、1人1回につき2冊までお貸出ししています。お気軽にご利用ください。