2016年07月08日(Fri)
デザイナーに学ぶ!アイディアをふくらませるコツ〜自分の発想を刺激しよう〜
こんにちは。スタッフの佐藤です。 宮城野区中央市民センターの若者社会参画型学習推進事業「まいぷろかべしんぶん部」では、壁新聞づくりを通じて若者が地域で活躍する機会を作っています。 サポセンでは、昨年に引き続き、事業企画や講師コーディネートなどでお手伝いさせていただきます。 7月2日(土)の午後、今年第2回目の活動が宮城野区中央市民センターで開かれました。サポセンからは、佐藤、平野が参りました。 今日は2人のゲストの方から壁新聞づくりの楽しみ方や、アイデア発想の方法を教えていただきました。 1人目のゲストは、多賀城市で活動する「たがじょうしきかべ新聞部」の松村さん。多賀城の新しいジョウシキをさまざまな地域から集まったメンバーが壁新聞で発信しています。 ▲「壁新聞は、貼ってある場所に行かないと見ることが出来ない。壁新聞をきっかけに生まれる新たな人との出会いが楽しみです。」と松村さん。新聞とは一味違う、壁新聞ならではの楽しみ方を教えてくれました。 2人目のゲストは、美術家の木村良さんです。 部員たちは壁新聞づくりに欠かせないアイデア発想のワークショップを体験しました。 ▲自身の120歳をテーマに制作した自画像で自己紹介をする木村さん。 さぁ、アイデア発想ワークショップの始まりです。 ▲おもむろにリンゴを1つ机に置く木村さん。 「このリンゴを見て、興味を持ってもらえそうな、キャッチコピーを考えてください。」 ▲直感で浮かんできた言葉でキャッチコピーを作ってみた部員たち ▲「この中で、“買いたい”と思わせるキャッチはあるかい?」 木村さんは部員たちのキャッチコピーを一つ一つ読み上げていきました。 より“買いたい”と思ってもらうためには… 「リンゴに触って連想する言葉を膨らませよう。」 リンゴを手に取り、触感や香りから連想できる言葉をどんどん書き出していきます。 ノルマは一人50個です。 ▲50個ひねり出すのは一苦労。部員たちは真剣です。 ▲部員達の頭を柔らかくしようと、アドバイスする木村さん。 80個近くの言葉を見つけた部員もちらほらいました。 次は連想した言葉から2つを組み合わせて、1つのキャッチコピーをつくります。 ▲完成したキャッチコピー 意外な組み合わせで結ばれた、ありきたりの言葉達。 考えてもみなかったリンゴのキャッチフレーズが生まれました。 興味をそそりませんか!? 今回のワークショップは壁新聞の企画や見出しづくりに応用できそうです。 次回は7月18日(月・祝)、高砂市民センターで開催される2016平日フェスを取材します。 完成した壁新聞のお披露目はお盆明けを予定しています。 みなさんご期待ください。 第1回目の様子→☆ |