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「復興のタネ」レポートvol.4(2011年5月25日〜6月10日) [2011年06月27日(Mon)]

 「復興のタネ」レポート第4弾を担当することになりました賛同人の西岡千史です。震災から3ヶ月が経過しましたが、引き続き全国の皆様から多くのご提案をいただき、ありがとうございます。 すべてではありませんが、「復興のタネ」に届きました提案をご紹介したいと思います。

○短期的な対応策(現在の被災地支援)
 夏本番も間近に迫り、現在でも被災地は深刻な課題に直面しています。リーダーシップを求める声が切実です。

・kyuchang_lee: いまだにボランティアなどの民間活動だけに依存している政府の対応は、あまりにも遅すぎます。まず先にタネを植えてくれれば、後から水をかけたり、肥しをやったりすることができるのではないでしょうか。そのタネの種類によって、育てる方法も変わるはずです。

・lovevisionb: 先日、石巻の被災地に伺わせていただいた。とても人手で対応できることではない状態。私有財産の問題も法的対応し、重機による対応を早急にしていかないといつまでも復旧、復興が進まない。被災者の方々の心の問題も踏まえ対応を!

○中長期的な政策
(1)教育・科学技術

 今回は教育についてのご提案がたくさん届きました。

・haru7717: 子供たちが被災した事をほかの子供たちに伝える交流授業を小・中・高で行ってはどうでしょうか?ただ単に防災の授業という事だけではなく、交流を通して、先生も大人も子供も心を育む事が出来ると思います。

・haru7717: 子供たちを教育する先生方を教育する仕組みも必要だと思います。先生同士を繋げるSNSを実験的に立ち上げてはどうでしょうか?

・lovevisionb: 里親制度や心理カウンセラーなどによるサポートシステムの構築など。

・lovevisionb: アートや音楽を活用した心理セラピーの手法が活かせるのでは。ただそれを出来る人材が少ないので、その人材育成を!

・shin_spectra: 現在日本の精神医療およびカウンセリング…、と最初に思いつきましたが、聴き手には予想すらできない深い傷を負った相手のケアは、現状難しいと思うのです。ゆえに、先ほどの発言をしました。藤井@無宗教

・shin_spectra: 昔、寺小屋ってありましたよね。寺社仏閣って、税金優遇されているのに博愛という意味で現在あまり機能していないと思うのです。ゆえに、グループカウンセリングを寺社で行うというのはどうでしょう?難しいところだとおもいますが…

・ churacube: 地震のことを考える授業を大学生や専門学校生へのキャリア教育にして、危機管理能力、プレゼンテーション能力、相手の気持ちを考える力、傾聴する力を育てるカリキュラムを作り、全国の大学で授業をしてみては?きっと、労働する意識を持ち、対人に強い学生が育つはず。

・daikokusur: 何で自分だけ?の問いに、不幸は誰にでも平等に降りかかることを教えてほしい。たまたま自分が被災しただけで決して選ばれたわけではないと知ってほしい。こころまで災害に負けてしまわないように伝えてほしい。

・ rokitodo: ありきたりですが被災遺児が成人するまで一緒に生活する近未来的な寮みたいなのは考えられないでしょうか。被災でお子さんや孫を亡くされた方とかが近隣に住み遺児の面倒をみたり全国で子供がいない夫婦とかが里親になったりで生活を支援する双方にメリットがある枠組み。

・kyuchang_lee: 被災されたお子さんたちの、20年、30年先のことを考えなければならないのではないでしょうか。20年、30年後の日本はどうなっているのか、そのときの日本社会はどう変わっているのか、その先の日本の姿に備えた支援や政策が必要だと思います

・kyuchang_lee: 思い切って被災者たちだけのマラソン大会を行うのはどうでうか?もちろん心的外傷のケアも欠かせないもんですが、だからこそ、その不安や恐怖心を自ら乗り越えることによって、より強い精神力が鍛えられるのでは。

 haru7717さんは被災した子どもたちによる授業、lovevisionbさんやchuracubeさんらは心的ケアの教育、また、津波被害を全国に伝えるための人材教育や場所づくりを提案しています。津波を警戒しなければならない地域は三陸だけではなく全国に存在しますので、どのような教育を行い、どのような人材を育成するのかという議論は早急に始める必要があると思います。

(2)経済・雇用・地域振興
 経済・雇用・地域振興についてもご提案をいただきました。復興には地域に根付いた事業をどのように展開するのかが重要になるのではないでしょうか。

・lovevisionb: 被災地の再生に、特にコミュティービルディングで、社会起業家を活かせないか。その延長で、社会企業産業をつくるべきでは

・ lovevisionb: 大企業は重要だが、1〜数名、あるいは数十名程度の雇用ができる企業をたくさんつくることも大切。特に地域の再生においては。

・trashyumi: アートプロデューサーの山口裕美です。私が考える雇用は「手仕事」です。地元の素材を生かした道具や懐かしいものを少しだけ改良し、生産することが良いと思います。30名くらいのチームでシフトを組み、最高のものを作る。具体的なアイデアもありますよ。


(3)その他
 震災から3ヶ月が経過したことで、当初は見逃されていた課題も見えてきました。また、現状を克服するためにはどうすればいいのか、何に学べばいいのかという提案をいただきました。

・lovevisionb: 被災地を受けて外国人の方々への心理的なサポートも必要ですね。

・kyuchang_lee: 被災したお子さんの方の心が何より大事であると思いますが、政策としてはやはり、東北地方をどういうふうに再建するか、そのビジョンについて政府が早期に提示しない限り、何も先に進むことはできないのではないかと思います。

・ kyuchang_lee: 日本の今のお年寄りの人々は敗戦後、どういうふうにその絶望的な環境を乗り越え、今の日本を創り上げてきたのか、いかにして無から有を生み出してきたのか、今こそその知恵を学び、活かせる必要なあると思います。


 以上、ご紹介しきれなかったものも多数あります。いずれ、サイト内で過去の投稿も分野ごとに見やすく整理できればと思っております。

 今後とも「復興のタネ」をどんどん投稿ください!

このレポートのPDFは、コチラ


日本が復興(新興)するための中長期的な政策アイディアプロジェクト委員会