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ほぼ満員御礼 トランペット演奏会 [2010年08月31日(Tue)]











   あすお配りするプログラムの表紙です。よくできてますよ。お楽しみに。









おかげさまで、あすの236人によるトランペットのコンサートは
当日売りの30枚ほどを残し、入場券は完売となりました。

小欄をご高覧の方にも多数、お買い求めいただきました。
ありがとうございます。

あすは、早朝からの設営・準備、夕方はステージまわりの
責任者をするため、ご挨拶できない方が多いかと思います。
盛りだくさんの趣向がございますので、ご満足いただけると確信します。

入場券をお買い求めの方、寄付したからいいというのではなく、
必ずお越しください。

何十回もチャリティ・コンサートを開催した経験からいいますと、
雨、猛暑が大敵です。そんなことにめげず、
ご来場ください。

地下鉄・銀座線と南北線の溜池山王駅、
南北線の六本木一丁目からすぐです。

以下は、30日の朝日新聞の報道です。

   =================

響け236人のトランペット
途上国の地雷被害の人々支援 港区で演奏会
 

 236人ものトランペット奏者が、一つの舞台に立つコンサートが9月1日、港区のサントリーホールで開かれる。地雷被害などで障害を負った途上国の人々を支援するチャリティーだ。フランスを代表するトランペット奏者と、全国から集まった小学生から70代のトランペット愛好家らが参加する。(三島あずさ)

 主催は、NPO「難民を助ける会」(品川区)。東南アジアやアフリカなどで、地雷の被害やポリオなどの感染症による障害者に、縫製や理容、車いす製造などの技術を身につける職業訓練の機会を提供している。

 トランペット奏者のエリック・オービエさんが、母国フランスで約150人を集めて開いた演奏会の映像を見た同会の関係者が、今回のチャリティー演奏会を持ちかけた。「1+100本のトランペット大集合」と題して、オービエさんとともに吹く奏者100人を公募したところ、300件の反響があり、235人の出演が決まった。

 出演者の一人、台東区立御徒町台東中学の小松康裕校長(57)は、吹奏楽部の生徒2人と出演する。「これだけのトランペットが集まるだけでも素晴らしいし、コンサートの趣旨にも大きな意味がある」と話す。

 横浜市の小学4年生、大橋洋鯛(ようだい)君(10)は小さい頃、トランペットが出てくる絵本を読んで感激し、5月に念願の楽器を買ってもらったばかり。1996年から同会がシリーズで出している絵本「地雷ではなく花をください」も何度も読んだ。「地雷でけがをした人たちを助けたい。そのためにはいい演奏をしなくちゃいけないから、多い日は2時間も練習しています」

 ほかにも、「カンボジアで地雷被害者を多く見た。どんな形でもいいから支援したい」(農業の28歳男性)、「トランペットで誰かを笑顔にできるなら、ぜひやりたい」(18歳女性)、「演奏でも人命を救うことに貢献したい」(消防士の38歳男性)など、出演者それぞれの思いが音に込められる。

 助ける会の柳瀬房子会長は「演奏に参加したり聴いたりすることを楽しみながら、地雷被害者や障害者に思いを寄せる機会にしてほしい」と話している。

 午後7時開演。ベートーベンの第九「歓喜の歌」など合同演奏のほか、プロ奏者によるアンサンブルやソロ演奏もある。チケットは、2500〜5千円。演奏会の収益は、活動経費に充てる。問い合わせは、難民を助ける会(03・5423・4511)。
質の高いトランペット演奏を追及 [2010年08月31日(Tue)]





明日配布されるプログラムです。よく出来てますよ。










   名人同士の名演奏です。
















 事務局スタッフと入念な打ち合わせをするエリック・オビエ氏ら。





 質と量とをあわせて追究する
「1+235本のトランペット大集合!」
いよいよ明日19時からサントリーホールで開演です。

 今日は
フランス・トランペットの巨匠エリック・オビエと
オルガニストのティエリーエシュケシュ両氏の
非公開リハーサルが
サントリーホールのステージで行われました。

 少しの間でしたが、
私も好きな座席を転々としながら鑑賞し、
音量や朝顔(トランペットの先端)の向きなどにつき、
恥も心得ずに、巨匠に勝手な注文をつけ、
昼食をごいっしょしてきました。

 昨日は量(マス)での練習、
今日は質(クオリティ)の確認です。

 もう、うっとりとして聞き惚れました。

 トランペットを「うるさい」「やかましい」という人、
騙されたと思って、是非、ご来場下さい。

 幸い、心配した台風7号も、東京には来ないようで、
安心しています。

 当日売りの入場券はごくわずか。お電話で、
03−3456−4200 難民を助ける会へ
お申し込み下さい。いろんなハプニングのある
ご満足いただけるコンサートになります。
ギネスブックに挑戦、トランペット [2010年08月30日(Mon)]



   指導、指揮、演奏を担当するエリック・オービエ氏
































   写真は、いずれも8月30日、文京シビックホールで









 朝日新聞8月30日朝刊都内版トップ記事で
大きく紹介されましたので、
ご覧になった方も多いかと存じますが、
私が実行委員会事務局長を務める
「1+100本のトランンペット大集合!」コンサートjは
いよいよ明日に迫り、
30日夕方には、最後のリハーサルを
文京シビックホールで行いました。

 30日に集まったのは128人、本番では235人の
トランペッターが集合する予定です。

 あとはゲネプロを残すのみになりました。

 また、NHK総合テレビでの放映も決まりました。
コンサートの翌朝、9月2日0815からの「朝イチ」でです。

  巨匠エリック・オービエの指導・指揮で実現した
100人を超えるトランペッターによる
世界でも類を見ない合同演奏と、
第一線で活躍中のトランペッターによるアンサンブルや、
エリック・オービエ(トランペット)と
ティエリー・エスケッシュ(オルガン)のデュオなど、
壮大なスケールでお届けするコンサートです。

 このコンサートの収益は、難民を助ける会が活動する
アジア・アフリカでの地雷被害者を含む障害者の支援に
充てられます。

出演
• エリック・オービエ(トランペット)
• ティエリー・エスケッシュ(オルガン)
• 菅原 淳(ティンパニ)

予定曲目
• モンテヴェルディ オペラ「オルフェオ」より
• ベートーベン 交響曲第九番より「歓喜の歌」
• ビゼー、ブラント、エスケッシュ、松下功作品ほか
(曲目は変更される場合がございます。)

日時 2010年9月1日(水) 午後7時開演
場所 サントリーホール大ホール
        東京都港区赤坂1-13-1

料金 S席6,500円(おかげさまで完売しました)
 A席5,000円、B席3,500円 P席2,500円(残席わずか)

主催 認定NPO法人難民を助ける会

共催 社会福祉法人さぽうと21

助成    社団法人東京倶楽部

後援 外務省、駐日フランス大使館、財団法人日仏会館

協力 日本トランペット協会、社団法人東京倶楽部、
       株式会社グローバルユースビューロー、
       東京藝術大学音楽学部、洗足学園音楽大学、
       桐朋学園大学、エリザベト音楽大学

実行委員長:中野雄(音楽プロデューサー) 
実行委員:杉木峯夫(東京藝術大学教授) 
       曽我部清典(洗足学園音楽大学講師)
       田宮賢二(桐朋学園大学教授)
       柳瀬房子(難民を助ける会会長)
       山城宏樹(エリザベト音楽大学教授)  50音順

出演者プロフィール
エリック・オービエ(トランペット/指揮)
 1960年パリ生まれ。パリ国立高等音楽院の名トランペット奏者、モーリス・アンドレのクラスに、トランペット科最年少の14歳で入学。16歳でプルミエ・プリ(卒業試験の最高位)を獲得。卒業後、数々の国際コンクールに入賞。19歳でパリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者に就任。1995年以降、ソリストとして世界各地の著名オーケストラや指揮者との協演を続け、また多彩な国際コンクールに審査員として招かれる。名実ともにフランスを代表するトランペット奏者であり、南米では彼の名がついた「エリック・オービエコンクール」も開催。現在フランスのリュエイユ・マルメゾン国立音楽院で教鞭を執る。作品数は100曲以上、CDは20枚以上に及ぶ。

ティエリー・エスケッシュ(オルガン)
 1965年、ノジャン・シュール・マルヌ(フランス)生まれ。パリ国立高等音楽院で学び、オルガン、作曲など8学科でプルミエ・プリ(卒業試験の最高位)を獲得。1989年以降数々の国際コンクールで大賞を受賞。1997年、パリのサン・テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガン奏者に任命される。作曲家としての評価も高く、2003年、2006年には、フランスのクラシックコンクールで作曲家大賞を受賞。 作品数は独奏曲や室内楽曲、交響曲など60曲以上に及ぶ。

特別ゲスト 菅原 淳(ティンパニ)
 1947年大阪府生まれ。東京藝術大学卒業。 フランス留学後、1974年ラ・ロッシェル国際打楽器コンクール第1位。1980年パリの国際打楽器コンクールの審査員を務める。国内でも様々な音楽賞の受賞や打楽器アンサンブル「パーカッション・ミュージアム」主宰など多方面に活躍。読売日本交響楽団のティンパニ奏者を38年務め、2007年6月に退団。現在、東京音楽大学教授、尚美コンセルヴァトアオール・ディプロマ講師。

 チャリティーコンサートお申し込み
インターネットからのお申込受付は終了いたしました。
今後は、難民を助ける会までお電話(TEL 03-5423-4511)でお申し込みいただくか、コンサート当日に会場にて当日券をお求めください。

 当日券は17時より販売いたします。

 小欄で開催を知り、お申込みくださった方が多数
おられるということを
遅ればせながら、本日、報告を受けました。

 衷心より、厚く御礼申し上げます。

 当日はステージまわりの責任者を務めますので、
ご挨拶できない場合もあろうかと思いますが、
なにとぞ、ご容赦ください。

 量的にまた質的に、必ずやご満足いただけるコンサートにすべく
31日も、オービエ、エスケシュの両氏をはじめ、
関係者で知恵を出し合い、協力して仕上げますので、
ご期待下さい。


菅、鳩山、小沢の密室政治 [2010年08月30日(Mon)]









熊「民主党の密室政治が始まった。3人で全部決める」

八「菅を説得できなかった鳩山が小沢と会ってくれって?」

熊「小沢のほうが菅をずっと袖にしてきたんじゃなかったのか?」

八「これで“挙党体制”をつくるってどういうことかいな?」

熊「菅首相、小沢副総理」

八「それじゃ済むまい」

熊「仙石をはずし、枝野もクビ。反小沢グループを切る」

八「それじゃ、手足を縛られた菅首相ということか」

熊「それで嫌になった菅が退いて」

八「やむなく小沢首相。そうか、それっきゃないね」

熊「うん、菅首相のクビを挿げ替えないというのが
  8割の国民の声だというんだから菅は残し・・・」

八「小沢は、やむなく首相になったという形しかない」

熊「そんなややこしい体制作り・・・」

八「綱渡りだね。鳩山に出来るのかな」

熊「しかし、それしかこの3人で調整出来ることはなさそう」

八「それで“巨頭”体制か」

熊「“虚頭”体制だろう」
140万アクセスに感謝 [2010年08月29日(Sun)]








 1,406,888という、小欄へのアクセス総数を
さきほど、知りました。

 ご高覧、ご笑覧くださったみなさまに衷心より
厚く御礼申し上げます。

 また、4年ほど前に、ブログというものを勧めてくれた
日本財団の笹川陽平会長、そして、寺内昇前canpanリーダーに
あらためて御礼申し上げます。

 加えて、PCを全く使えず、忌避していた私に
手とり足とりキーボードの操作を教えてくれた東京財団の
松下薫くん、本当にありがとう。

 私のITオンチは依然ひどいもので、
先週は石川雅子嬢にワードの図版の拡大縮小を教えてもらい、
その技術を駆使して今、新しい本を書いていますが、
エクセルを使えず、グラフを描けず、
斜めの線を引くこともできません。

 老生70の手習いとして来春は、こうしたテクに
また新しく挑戦してみようと企んでいます。

 140万回のアクセスに深謝し、引き続き
canpanメンバーの端くれとして、この貴重な仲間の輪を
汚すことなきよう努めますので、
皆様のさらなるご理解、ご鞭撻をお願いいたします。
肉じゃが丼、舞鶴で [2010年08月28日(Sat)]




8月27日付・毎日新聞でも報道。「肉じゃが丼」を持つのは、
畏友・鷲田龍作氏。









舞鶴市(京都府)が1995(平成7)年に
「肉じゃが発祥の地」を宣言しました。

3年後、負けてはならじと呉市(広島県)も
「肉じゃが発祥の地?」として名乗りを上げました。

舞鶴の言い分は
「かの東郷平八郎が初めて司令長官として赴任したのが
舞鶴鎮守府であり、
現存する最古の肉じゃがのレシピが
舞鶴鎮守府所属艦艇で炊烹員をしていた故人から
舞鶴総監部に寄贈されている」。

呉の言い分は
「東郷平八郎は舞鶴赴任より10年前に
呉鎮守府の参謀長として赴任している」。

つまり、留学したヨーロッパで覚えたから、
すぐ呉で始めたのか、トップになった舞鶴でやりだしたのか
といったところか。

論争は尽きないまま、今では両市とも
「発祥地」と称して
「こっちがうまい」「こっちがホンモノ」という具合いに
観光客にアピールしているのです。

詳しくは高森直史
『海軍 肉じゃが物語 ルーツ発掘者が語る海軍食文化史』(光人社)。
(ついでながら、この本は
当時の帝国海軍そのものを知るにもなkなかいい内容です)

その舞鶴で、わがメル友・鷲田マリさんと
そのご主人・龍作が「肉じゃが丼」を始めました。

今朝いただいたメールをご覧ください。

   ☆☆ ★ ☆ ★★ ☆ ★ ☆☆

 肉じゃがは海軍からスタートして
舞鶴の町越しにはなくてはならない存在になっています。

でも、今までは料理の一品としてのイメージでした。

それを今回、「肉じゃが丼」として、
市政記念館内のカフェ「ジャズ」観光客に低価格で
提供することにしました。

でもなかなか大変。ご飯に肉じゃがをかけただけでは
色々と問題があります。

沢山の具材を小さい丼の中で融合させるのは
結構難しいのです。味、食感、手間、価格〜等々。

「肉じゃが丼」、と銘打ったのも初めてだと思います。
「肉じゃが丼」になった事が画期的なのかな?
 これが美味しいのです!

「最後に残ったすき焼きをご飯にかけたような味で
気に入りました。具がたくさんなので飽きが来ない」と
新聞にお客様のコメント。

ドリンクつきで700円。町お越しのお役に立てるかな?
ついでに、ニック ジャガーはロックですー(*^∇^*)

ぐぁんばりまーす!イェーイ。

 ☆☆ ★ ☆ ★★ ☆ ★ ☆☆

 肉じゃがってそんなにレシピが複雑でしたっけ?
 先日、社員食堂でいただきましたが、
具体的に思い出せません。

 そこで、ネットでみると4人前として・・・

  じゃがいも...大4個
  たまねぎ...大1個
  しらたき...1玉
 牛肉(薄切り)...200g
 グリンピース...大さじ3
 サラダ油...大さじ3

[煮汁]
砂糖...大さじ3
清酒...大さじ2
みりん...大さじ2
しょうゆ...大さじ4と1/2
水...カップ2

 これだけのものを丼に盛るのですから、
結構、コツや秘訣が必要なんでしょうね。

 このご夫妻がすることなすことは、常にユニーク。
創案祝いとして、
マリさん、わが舞鶴の仲間たち、先着10人の「若」若男女に
私から差し上げたいのですが…
みんなおかしい民主党の幹部たち [2010年08月27日(Fri)]


                  





熊「小沢が民主党代表選挙に出ることになった」

八「うん。でも、どの新聞も非難ごうごうだね」

熊「そりゃそうだろう。要するに汚職隠しだもんね」

八「憲法75条くらい、おれだって知ってらぁ」

熊「検察審査会も困っちゃうだろうね」

八「いや、検察も司法の独立の一翼を担ってんだ。
  政局なんて関係なくやるべし」

熊「おれもそう思うよ。でもさ、小沢が総理になったら検察も」

八「そうもいかないって? 検察も人の子か」

熊「自分が可愛い。そりゃそうだろう」

八「でも、期待したいね。検察には」

熊「小沢なら逮捕逃れ内閣でもつくるのかね」

八「小沢内閣、法務大臣も重要ポストになるね」

熊「まだ早いか、その話」

八「菅さんも酷いね。憲法、外交、安保、教育、経済など、主要なテーマに
 何の識見もないのかも。意見が出てこないものね」

熊「菅さんも要するに権力がほしかったというだけじゃないの」

八「それじゃ、小沢と同じだ」

熊「ぶつかるわけだ。これは不毛の選択だね。」

八「それにしても鳩山さんという人も酷いね」

熊「うんうん」

八「ついこの間までは菅さんを支持すると言っておきながら」

熊「小沢が立つとなると、あっさり撤回で敵に回る」

八「この人の揺れ、ぶれ、敵前逃亡は半端じゃないね」

熊「その人がモスクワに行ってる」

八「29日に帰国だってさ」

熊「何しに行ったんだろ?」

八「敵前逃亡? 雲がくれ?」

熊「孫に会いに行っただけじゃろが。
  会いたいはずのプーチンは
  カムチャツカに行って鯨と遊んでるよ」

八「ロシアもどこかで鳩山の顔を立てるんじゃないの?」

熊「9月にまたヤロスラブリにいくんだよね」

八「そうそう、邦夫日露協会長のロシア初訪問もいっしょだね」

熊「そういえば鈴木宗男が昨日、国後に発ったよ。ビザなし訪問で」

八「それこそ敵前逃亡じゃないの?」

熊「そろそろ最高裁の判決だもんね」

八「モスクワのヤポンスキー・スズメたちは、
  ムネと国後で会談か、ときのうは騒いだよね」

熊「ま・さ・か。ロシアはそんなバカはしない」

八「ムネを収監直前の政治的産業廃棄物だと
見 ているという要人がいたね」

熊「見るところはちゃんと見ているんだね」

八「それにしちゃ、最高裁は何をもたもたしてるんだろうね」

熊「最高裁までが政局を睨んで
  タイミングを図ったりしちゃいけないよね」

八「司法の独立なんだから」
                     (文中敬称略)
昭和11年のサッカー優勝記念写真 [2010年08月27日(Fri)]












 荒川研さんはさらに、昭和11(1936)年の
東京府中等学校蹴球大会の優勝記念写真を
おくってくださいました。

 この中のどなたが、択捉島と、どんな関係が
あったのでしょうか。

 荒川さんはどうやらかなり真相に近いものをご存知のようです。
「浅田次郎の『終わらざる夏』の世界ですね」と
ほのめかしてきました。

 札幌までお話を伺いに行こうかな?

 荒川さんが上京する機会はないのかなあ。


 謎解きをさらに進めてみたいと思います。
                   
 
サッカ-優勝校は府立八中 [2010年08月26日(Thu)]

















 「北方領土のサッカー少年」について昨日書きましたところ、
札幌在住の荒川研さん(北方領土問題対策協会専務理事)が
早速、以下の記録をお知らせくださいました。

 それにしても、菅さんの母校だったとは、驚きです。

   =================


 東京は暑そうですが、お元気にお過ごしですか?

 新・徒然草、楽しくかついろいろ知識を得させて頂きながら拝読しております。

 8月25日付け頭書の「北方領土のサッカー少年」には特に感動しまた。

 皇紀2596年、西暦1936年、昭和11年は
かの日独防共協定が調印され、俗に96式戦闘機と
呼ばれる「九六式艦上戦闘機」が開発された年です。

 そして、東京府中等学校体育協会蹴球部大会は
第18回で、優勝校は東京第八中学校(八中)です。

 現在は、菅首相の母校でもある都立小山台高校です。
因みに同校は全国大会では一回戦で敗退しました。

 本当に歴史的にも価値あるメダルです。
                     (つづく)

北方領土のサッカー少年 [2010年08月25日(Wed)]



















 今回、択捉島を訪問して、
とても珍しいものをいろいろ拝見しました。

 日本時代の遺品の蒐集家と出会ったからです。

 このメダルは
択捉島の別飛(べっとぶ)付近で発掘したものだそうですが、
「東京府中等学校体育協会蹴球部」の優勝メダルです。
表側にはなかなかしっかりした
サッカー少年の姿が浮き彫りになっています。

 2596という数字は、いうまでもなく日本の暦、
すなわち紀元2596年、昭和11(1936)年の大会です。

 以下は私の想像ですが、この島の網元か何かの御曹司が、
東京に勉強に行って、その頃では珍しいサッカー部に
入ったのでしょうか。

 どこの中学か名前を知りたくなり、
日本サッカー協会、東京都サッカー協会、
日本中学校体育連盟、東京都中学校体育連盟と
次々に紹介されましたが、
どこもまったく当時の記録はお持ちではありませんでした。

 あとは、国会図書館にでも出かけて、当時の
東京の新聞でもめくるほかないのでしょうが、
ごめんなさい、私にはその時間がありません。

 どなたか昔のサッカー事情に詳しい方が
おられましたら教えてください。

 蒐集したロシア人は、同じ場所からもう1つメダルが発掘された
といって、「明治神宮体育大会」「昭和十二年」とあるものを
見せてくれました。

 北方領土にはこういう青年(少年)が、いたのです。

 強制的に引揚させられたとき、本人や家族は、どんな思いで、
こうした栄誉のしるしを置き去りにして来たのでしょうか。

 我が家のことで恐縮ですが、
私の次兄・忠橘は軟式テニスで戦前戦後、
全国的に名を馳せていました。このころ既に神宮大会にも
出場していました。択捉島でそれを思い出して、
胸の詰まる思いをしました。

 北方領土の1日も早い祖国復帰を、あらためて切望します。
(つづく)


                    (同様の遺品の紹介をしばらく続けます)
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