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200本のトランペットでリハ [2010年06月26日(Sat)]





   きょうは杉木峯夫東京藝術大学教授が指揮をして約3時間練習を積んだ。








  <span style="font-size: 125%;">桐朋音大の田宮賢二教授も
一般参加者に混じって演奏しながら、
適確なアドヴァイスをして実技指導にあたられた。












   私のカメラでは広角でも入らないほど大勢のトランペッターが参加した。








  5月に杉並公会堂で行った「大いなる秋田」コンサートの実行委員長である
 倉田京弥氏(本職は都庁の管理職)も率先して難しいパートに
 加わってくれた。






 総勢200人を超えるトランペッターによる
リハーサルが27日午後、
東京・上野の東京藝術大学第6ホールで行われた。

 本番の演奏会は9月1日午後7時から、
東京・赤坂のサントリーホールで行われる。

 主催は、難民を助ける会(長 有紀枝理事長)と
社会福祉法人さぽうと21(吹浦忠正理事長)、
したがって、両団体の活動資金のための
チャリティ・コンサート。

公募による
出演希望者のなかから、本番のステージに立てる物理的な
最大数である235人としたもの。

一般の出演者は2万円、大学生は1万円(高校生以下は無料)
の参加費を負担してくれている。

 出演者の約40%が10代とはいえ、
小学校2年生から、75歳のプロまで。出身地は
北海道から沖縄まで。男女はほぼ半々、イタリア人もいれば、
視角に障害を持つ人もいる。

 きょうの1回目のリハでは杉木峯夫芸大教授を中心に
曽我部清典洗足学園講師、田宮堅二桐朋音大教授らが、
心構え、理論、実技をみっちり指導、
「アイーダ」の凱旋行進曲から始めた最初は
いささか緊張していた出演者も、しっかりしたリハを経て
急速に「音楽」を演奏する高いレベルに変化していった。

 総合司会を務めた私は終始、指揮者の真後ろにいた。

200本のトランペットと
菅原惇・元読響首席パーカッショニストのティンパニーによる
演奏に音量的に圧倒されるのではないかと思っていたが、
杉木先生たちの指導のおかげか、
「これはいける!」と確信できるほどに、
質の高い素晴らしい演奏になった。

この後、7月27日には聖心女子大で
フランスの巨匠エリック・オビエ氏の指導で
さらに「腕」を磨き、本番前のゲネプロを経て、
235人がサントリーホールのステージに並ぶ。

 本番では冒頭の3曲と2部の最後の3曲、
それにアンコール曲の演奏を用意している。

 なお、この演奏スケールの大きさはギネスブックもの
でもあるので、その登録の準備を始める。

 入場券は既にS席とP席は完売。お勧めはA席(5,000円)。
それもわずか。ほかにB席(3,500円)も残っているが、
近く音楽関係の専門誌や有力全国紙でも紹介されるよう、
取材を終えているので、一気に完売となる見通しだ。

 早くも中国からは「来年は中国で」との声がかかり、
関係者は今後、その可能性を検討して行くことになる。
人民元でのチャリティ・コンサートはありなのか?
金融の専門家にも相談しなくてはなるまい(半分・笑)。

 みなさまの献身的なご協力で、この演奏会は
きわめて充実した内容になるに違いない。

お申し込みは、難民を助ける会へ。
電話は、03−5423−4511。

北方領土問題入門F [2010年06月26日(Sat)]


     ユーラシア21研究所が刊行した『ロシアへの反論』。これはその以前に
    出した署へのロシア側からの反論に対する再反論である。さらに、
    これに対しての反論がロシア側からは出されたが、わが方は、
    書籍の形をやめ、ユーラシア21研究所のHPでロシア後による
    再々再反論を掲載している。






 1993年の10月、B・エリツィン大統領が来日し、
時の細川護煕首相との間で発表したのが「東京宣言」。

4島の名を挙げ、法と正義、歴史的事実、
両国で合意された文書をもとにこの問題を解決するという
「3原則」が定められたのです。

その後の橋本首相との駆け引きは
戦後日本外交の1つの見せ場でしたが、
いかんせん、エリツィンの健康と政治基盤の弱さが重なり、
2000年までに解決するという目標は空しく消えました。

昨今、北方領土の返還についてさまざまな「案」が
出されています。

 しかし、「4島返還」以外の案は、いずれも
それを提案した瞬間に、この「東京宣言」の3原則を
放棄してしまうものなのです。

 つまり、面積3等分、3島返還で平和条約締結、
とりあえず2島で継続協議・・・

 しかし、絶望してはいけません。史上、ロシアは
いろいろな領土を返還してきましたし、
石油・天然ガスに頼りすぎたあまり、
「ものづくり」を失念してしまいました。

石油価格の上下で経済が根本的に揺らぐ
サウジアラビアのような国になりかねない状況に
立ち至りかねないことを識者は、よく知っています。

軍事的には非力でありながらもそこを、
補完できるのは日本、この国を引きつけることが
国家百年の体形と両国の補完性に
ようやく気付き始めているのです。
                        (つづく)

民間人の大使起用のマイナス点 [2010年06月25日(Fri)]






   挿画は石田良介画伯の特段のご厚意で
 掲載させていただいております。禁無断転載。









 朝日新聞の船橋洋一主筆が
駐米大使にという「噂」について小欄で紹介したところ、
みなさまからたくさんのアクセスとコメントをいただきました。

 私が、
「米中両国に駐在する日本の大使が
外交官出身でないことのマイナス面は
少し検討されていいのではないだろうかと思う」と
書いたことについて、所見を述べよとのメールを2通
いただきましたので、一言申上げたいと思います。

 外交官という職業はまさに専門職であり、
若いころから直接的にその経験を積んでこない人の場合は
容易に務まらないと言うことを、これまでに
民間から大使になった方や
他省庁の出身の方からたくさん聞いています。

 外務省のみなさんと私は学生時代以来、毎日のように
お付き合いをさせていただいてき、それなりに組織や
役職については知っているつもりではありますが、
まずもって、職業意識においてとてもとても、違います。

 国家を代表している、背負っているという気概と責任感は
ものすごいものがあります。

 米中両国に民間からの大使が就任しそうですが、
おふたりに、果たしてその気持ちが十分おありでしょうか。
また、そういう気持ちでこれまで仕事をしてこられたのでしょうか。

 私はこういう人事が続けば、
外交官の士気に影響してくるのではないかと心配します。

 また、優秀な人材が、外交官を目指さなくなるのではないはしませんか。

 外交官も人間です。いつの日にか
駐米大使に、駐中大使にと夢見て、
情報を収集し、語学を磨き、人脈を構築してきたのでは
ないでしょうか。

 米、中、露、英、仏、独、韓、国連などのポストはいわゆる
「上がり」の大使ポストです。そういう役職が、民間にまわるとなると、
これは「天上がり」のようなもので、外交官いじめになりかねません。

 私はそういうことを、民間からの大使任命のマイナス点として
感じるのです。

 個人的に今回任命されたり、噂に上っている人たちを
詳しく存じませんので、個人攻撃のつもりなどは全くないことを
申し添えます。
月は・・・ [2010年06月25日(Fri)]





     ラオス





     パラオ





    トルコ





    パキスタン






2009年8月19日付朝日新聞夕刊で、高階秀爾先生が「美の季想」と題し、
「異国で見る月 闇照らし出す卓抜な光」と題し、月はどこで見ても美しく、古来感動を与えてきたことを述べておられる。

    ☆☆☆  ★★★  ☆☆☆  ★★★

 夏は夜。月のころはさらなり

 「枕草子」冒頭の段、春のあけぼの、秋の夕暮れのゆるやかに移り変わる自然の情景の印象深い描写とは対照的に、夏の夜の奥深い闇と、そしてその闇を照らし出す冴えざえとした月光の冷たい輝きを、歯切れのよい簡潔な文体でさっと切り取った一句の魅力は、それはそれでまた忘れ難い。

 もっとも、清少納言の時代の夏は、今の暦とは多少ずれている。現在8月と言えば夏の真っ最中だが、旧暦ではすでに秋である。8月十五夜の月は中秋の名月ということになる。

 秋の月見行事だけにかぎらず、月は古来日本人の美意識、心情と深く結びついて、多くの物語、和歌を生み出して来た。特に、魂を吸い込むようなその冷たい輝きの所為が、月はしばしば人間の複雑な思いを映し出す鏡として、また悲哀、懐旧、追慕の情を託す使者として、広く日本人の共感を呼ぶ存在であった。遠い異国にあってもはや二度と故国には戻れない運命の阿倍仲麻呂の痛切な望郷の思いは、「天の原ふりさきみれば春日なる三笠の山にいでし月かも」という歌によって日本にまで伝えられた。

 これほどまで深く日本人の心と結びついていた月は、美術の世界においても、物語絵や屏風をはじめ、漆器、陶磁器、衣装その他工芸のあらゆる分野に、さまざまのかたちで登場して来る。異国で見る月という特別に思い入れの深い主題について、私がただちに思い浮かべるのは、近代日本画の巨匠竹内栖鳳の「ベニスの月」である。(以下略)

   ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
 
 きのうは雲間になかなかの月がいつまでも見えていた。きょうあたりはいよいよ冴え渡るのではあるまいか。

 月見れば、千々に心乱れるのはよくあることだが、
アポロ計画で人間が到達してから、
どうも詩情が薄れたという人が
当時、いた。

 
 国旗の世界では、満月はラオスとパラオ、
三日月は、トルコ、アルジェリア、パキスタン・・・
イスラム諸国の国旗に多い。

 赤十字と同じ組織を赤新月と呼ぶ国は30に及ぶ。

 17世紀、トルコ軍に囲まれたウィーンが解放されるや、
三日月形をしたパンを作って食べたというのが、
クロワッサンのはじまりとの説がある。

 かくすればかくするように、私は
いつも、いくつになっても、月を見れば
心があちらこちらに飛ぶことに変わりはない。
今夜もそんな気分でゆっくり眺めてみたい。

 晴れたらいいなぁ。
サッカー勝利、ばんざ〜い! [2010年06月25日(Fri)]










 奇跡と言っては失礼だろうか。
サッカーのデンマーク戦勝利。

 同僚には、「お前はいつからマゾヒストになった」とまで
いわれつつ、たのしみにしていたこの一戦。

 私は8時前に寝て全部観戦したが、
日本チームは化けたように強くなった。

 最初の15分はこのままいったら5−0くらいに
なっちゃうんではないか、とまで心配した。

 とにかくうれしい。つまらない参院選挙より、
はるかにいい。

 日本全体がこれで元気になってくれたらなぁ、
と思ってしまう。

 次はパラグアイ戦、こまったことに、
その晩、若い人たちとの研究会を設定してしまっている。

 みんなが「奇跡」を信じていなかったということか。
台湾・中国、記憶したい数字 [2010年06月24日(Thu)]










 毎日新聞(6月3日付)と
14日付日本経済新聞に、
馮 寄台 台北駐日経済文化代表処代表が
<台湾は進駐でも範疇でもない 「和中」だ>
<台・日・中、協力で利益教授>
と題して2つ寄稿している。

 その中身には必ずしも賛成できかねるところ
なしとしないが、

そのなかにでてくる数字は、記憶しておきたい。

● 馬英九政権は発足して2年が過ぎた

● 過去8年間の民進党政権は反中政策をとった

● 皮肉にも、その間に対中年間貿易額は
香港向けを含み、
400億ドルから1325億ドルになり、
輸出総額の40%にのぼる。

● 中国は台湾にとっての最大貿易相手国

● 対中投資累計額は3000億ドルに近い。

これは台湾の海外投資の80%

● 台湾の人口は2300万人、毎年500万人が訪中、
120万人が中国に常駐。

● 中国に進出した台湾企業は1000万人以上の
就業機会を創出している

● 中国の10大輸出企業のうち台湾系が6社を占める、
● 中国は台湾の対岸に1300基のミサイル配備

● 台湾の武器購入額は131億ドル。PAC3, UH60Mブラックホーク、
P3C,掃海艇など最新武器を装備。
花の名の読み方 [2010年06月24日(Thu)]






昨日、花の名をいろいろ書いてこられた
自称「散歩の名人」氏からのメールです。

   ○●○●○●○●○●○●

先ほど散歩から帰ってきて、
貴ブログを拝見したところ、
日ごろ、博覧強記と尊敬していた貴君でも
花の名は半分しか読めなかったとは、
これいかに。

畏れ多くも(と書きつつ、内心、「ざまぁみろ」)
と多少は思いつつ、フリガナをつけます。

梔子=クチナシ、 
亜米利加梯梧=アメリカデイゴ
白熊木=ハグマノキ(英名スモークツリー) 
木槿=ムクゲ
石榴=ザクロ、 
未央柳=ビョウヤナギ
(黄色い花で金糸梅に似ているが花びらが大きく
 花びらより長い雄蕊がフサフサと伸び
風に揺れて幻想的)
金糸梅=キンシバイ(黄金色の梅に似た花)
槐=エンジュ
紫陽花(味狭藍)=アジサイ

今朝も散歩してきましたが、薔薇の花も今が
旬でしたね。

百合の花も沢山咲いていました。

===============

 いい季節です。

  
駐米大使に船橋洋一氏? [2010年06月24日(Thu)]





        


          船橋洋一朝日新聞主筆






 ワシントン駐在のわが友人ジャーナリストから
船橋洋一氏が日本の駐米大使に内定したらしいという
話が伝わってきた。

 日本の外務省官房筋と大物OBに確認したところ、
「参院選直後に発表される」らしい。

 これについて、ワシントンの友人からはこんなメールも来た。

    ☆☆☆  ★★★  ☆☆☆  ★★★

船橋洋一をアメリカ大使に任命するとは
少なくとも
私の知人のアメリカ人は笑ってしまうでしょう。

日米の良好な関係は良いのですが
彼がなったら
アメリカ駐在日本大使でなく
「日本担当アメリカ大使ワシントン駐在」とでも
名付けた方が良いかもしれません。

日本の国益を代弁するのでなく
アメリカの国益を日本に押し付ける洗脳者の役割を
演じるでしょう。

彼は朝日新聞などに色々御高説を発表してきましたが
何のことはない
アメリカでこれはと思う論客や政治家が
論じているのを
さも自分が情報を収集し考えたかのように
書いていただけです。

アメリカのマスコミ、外交関係学界の印刷物を読めば
ネタ元がどこであるかすぐ判ります。

米外交評議会の主流派の意向を忖度しては
意見を吐いていたので
彼らに好意的、というか扱いやすい人物と
思われていたのでしょう。

    ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

 もう一人、モスクワにいる某通信社の友人からは
こんなエピソードも入ってきました。

   ★.。.:*・゜★.。.:*・゜★.。.:*・゜

90年代中ごろでしたか
知人から
赤坂の料理屋に昼食に呼ばれたことがあり、
そこで
舟橋(ママ)氏の個人的な側面を
偶然目にしたことがあります。

料理屋に着いたのが少し早く
戸がしまり、誰もいない感じでしたので
玄関前でぶらぶらとしていたら
浅黒い顔の小肥りの人が入ってきて
「おーい、何をしているのだ。
俺は朝日の船橋だぞ!」と
怒鳴るのです。

すると内側から着物姿の女性が走ってきて
すみません、と謝りながら戸をあけ
舟橋と名乗るその人は当然であるかのように
入って行きました。

私は
御招きを受けた知人が来るまで玄関で
呆気に取られていたのを
今も鮮明に思い出します。

あのような人が駐米大使になるのですか?

菅内閣、岡田外務大臣は
一体、どのように人を評価しているのでしょうか。

我々に出来ることは
果たして一体
日本の国益を代表して
どんな粘り強い交渉をしてくれるのか

御手並み拝見するくらいでしょうか。

   ○●○●○●○●○●○●○●○●

 私(吹浦忠正)は個人的な面識がないので、
コメントは避けたい。

 ただ、米中両国に駐在する大使が
外交官出身でないことのマイナス面は
少し検討されていいのではないだろうかと思う。






自民党にも人材がいる [2010年06月23日(Wed)]











 岩屋毅(たけし)自民党所属衆議院議員からのメルマガ。

 なかなかの説得力である。あえて全文をご紹介して、
諸兄姉の参考に供したい。

  ================


いよいよ明日から参議院選がスタートします。自民党にとっては
野党として戦う初の国政選挙となります。辛く厳しい戦いではあ
りますが、全力を尽くし、必ずや所期の目的を達成したいと固く
決意しているところです。

今回の参議院選はこの9ヶ月間の新政権の仕事ぶりについて国民
の評価をいただく選挙です。そして、国民がどの政党に力を与え
るかによって、今後の国会審議のあり方が決定づけられます。衆
参ともに民主党が圧倒的多数を占めたのでは、現政権をチェック
する力が働かなくなってしまう。ぜひ、自民党に「チェックする
力」をお与えいただきたい。そのことを心よりお願い申し上げた
いと思います。

昨年の政権交代から9カ月が経ちました。国民の期待を背負った
新政権でしたが、実際には「定見なき迷走」と「乱暴な国会運営」
に終始してきた9ヶ月間だたっと思います。この間、日本の外交、
安全保障、経済、財政の各分野に、さらには「口蹄疫」問題にも、
次々と多くの問題が吹き出し、今に至っても解決されないまま放
置されています。

国民の支持を失った政権は「このままでは選挙に不利」と見るや、
突然の「総理交代劇」を敢行しました。「政治とカネ」について
最後まで説明責任を果たさなかった鳩山総理と小沢幹事長を降板
させ、菅副総理が総理に昇格。「事業仕分け」で名を馳せた人気
者を前面に押し出す布陣を敷いて一気に支持率を回復させる作戦
に出たわけです。まさに「目くらまし戦術」ですね。

その結果、瞬間的に民主党に追い風が吹きました。しかし、その
風も目下、急速にしぼみつつあると感じます。国民はいくつかの
点で決して菅政権を手放しで歓迎してはいないからです。第一に、
この政権は論争から逃げている。内閣を一新したにもかかわらず、
予算委員会も開かずに早々と国会を閉じてしまった。これひとつ
取ってみても姑息な「争点隠し」だと言わざるをえない。

第二には、無責任な政策変更です。昨年夏のマニフェストはこと
ごとく破たんしているにもかかわらず、その「バラマキ政策」の
旗を降ろさないまま、一転して財政難を唱え始め、突如、「消費
税アップ」に言及してきた。しかも、ろくな党内論議もないまま
にです。挙句の果てには「税率は自民党案を参考に」と言い出す
始末。これはボクシングで言えばクリンチ。露骨な「抱きつき戦
術」だ。

それもこれもずべてが民主党という政党の「選挙第一主義」に発
しているのです。選挙のためなら、財源の裏付けのない政策であ
ろうが平気で並べ立てる。そして、選挙のためなら臆面もなくそ
れらを変更する。これでは国民がいったい何を信用していいのか
わからない。民主党の最大の罪は「マニフェスト」そのものの信
用を失墜させてしまったことかもしれない。

参議院選挙は政権を争う選挙ではありません。結果がどうあれ、
当面、民主党政権は続いていきます。そういう意味では今度の選
挙は現政権にとっての「中間試験」だと言っていい。鳩山さんは
試験を受けずに逃亡したが、代わりに試験を受けようとしている
菅さんは隣に座っている自民党案を「カンニング」している。試
験官たる国民の皆さんはきっと厳しい採点を下すことになるだろ
うと確信しています。

自民党は「仕事第一主義」を貫きます。いま必要なのは「手当て
よりも仕事」です。景気対策、経済対策をしっかりやらないこと
には国民生活が破壊されてしまう。とりわけ地方経済の現状は深
刻です。このままの状態が続けば再び倒産が続出し、失業者が町
にあふれることになる。一家の大黒柱が食を失ったのでは、「子
育て」もなにもあったものではない。

大卒、高卒者にも就職先がないような状態を解消する努力をしな
いで、どうして「少子化」を食い止めることができるのか。
「子育て」以前の問題です。若者による無差別殺人などの悲惨な
事件が続いているのは、まさに日本の未来に希望が持てなくなっ
ているからでもある。何としてもこの選挙を通じて政策の優先順
位を逆転させなければならない。そう決意しています。

さぁ、いよいよ明日からキックオフです。公選法上の決まりで、
選挙期間中のメルマガの配信はストップさせていただきますが、
明日からの17日間、一人でも多くの方に懸命の訴えを続けてい
く決意です。皆さんの最後までの力強いご支援とご声援を何とぞ
よろしくお願いいたします。

では、頑張ってまいります。日に日に暑くなってまいりますが、
どうぞお元気でお過ごしください!

                  衆議院議員 岩屋 毅
花の季節の散歩 [2010年06月23日(Wed)]


     

  これぐらいなら私にもわかります。





 悠々自適でボランティア活動などにあたっておられる
M氏から、クイズのようなメールをいただきました。

 散歩が大好きということで、毎朝、お出かけとのこと。

  ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

道々、垣根や庭に咲く花が多くなりました。
目についた色とりどりの花の名を書きます。

梔子・木槿・未央柳・亜米利加梯梧・
白熊木・金糸梅・萩・合歓の木・
石榴・朝鮮朝顔・朝顔・槐・箱根空木・山躑躅

日ごろ身近にある草木に目さえとめなかったのだなと思いながら
改めて季節の花を眺めています。

  ☆☆☆  ★★★  ☆☆☆  ★★★

浅学菲才の私には、半分くらいしか読めません。
どなたかお助けを!