北方領土と世界の国旗 [2009年07月31日(Fri)]
28個のマトリョーシカ。もしかして世界一。 ユーラシア21研究所の書棚にある。 きょうは独立行政法人北方領土問題対策協会の要請により、 北方領土返還要求滋賀県民会議に講演に行く。
全国の都道府県に同様の会議があり、 官民一体となり各地で、北方領土返還要求運動を展開している。
また、こうした地域団体とは別に、 全国的な団体が集まって、 北方領土返還要求運動連絡協議会という組織がある。
このように、縦軸横軸で、日本国民の悲願である 「北方4島の祖国復帰」を目標に活動しているのだ。
2月7日の「北方領土の日」には、毎年、九段会館で 全国大会が開かれ、各都道府県民会議でも同様の催しが 開催されるが、滋賀県はなぜか猛暑のこの時期に実施されるようだ。
近江商人として古くから全国に足を延ばしていた人たちの中には、 今日の北方領土で活動した人たちも多い。
日露関係の現状と展望について、きちんと話してこようと思う。 努力よ工夫と忍耐が大事だと。
帰り道、京都で、大阪朝日放送の方たちと会合を持ち、 9月に収録する、国旗についての番組「ビーバップ! ハイヒール」の 続編について打ち合わせをする。前回が好評で視聴率も高かったことから、 シナリオ作家の先生と、次回の進行を詰める打ち合わせだ。
私にとって、北方領土問題と世界の国旗は、 ともに国民的理解が必須という思いで取り組んでいる ライフワークのテーマだ。
猛暑にめげず、きょうは「ビーバップ(元気を出して)」 頑張って来よう!
|
かわいい癒し? [2009年07月30日(Thu)]
「マリリン」さんという「妙齢の美女」から、昨日の「かわいい」について こんなコメントと写真が来ました。
とても老生には理解しかねる感覚と表現ですので、 どなたか解説してください。
「ゲットン」はget onでしょうか?
これで癒されるれるというのも、いまいち、老生には ピンと来ないのですが・・・
写真だけでは、昔、ビー玉をアニキに全部取られた つら〜い思い出しか浮かんできませんが・・・。
プニョプニョの触感を味わえば別かもね。
☆☆☆ ★★★ ☆☆☆ ★★★
手を入れるとヒンヤリ冷たくプニョプニョなんです。
癒やしグッズです。
『かわい〜い』と言ったら ゲットンしちゃいました(^O^)/
|
Posted by
吹浦 忠正
at 12:22 |
お勧め |
この記事のURL |
コメント(1)
原子力空母の甲板 [2009年07月30日(Thu)]
先般、横浜で 米第7艦隊所属原子力空母ジョージ・ワシントンを 見学したということを小欄で報告しましたが、 その横浜市在住のSさんという方から、 以下のメールをいただきましたので、 論より証拠、 写真でお返事させていただきました。
☆☆☆ ★★★ ☆☆☆ ★★★
さまざまな分野のお話が続く 吹浦さんのブログにはまっています。お花や蝶々、 きょうはツバメの巣まで見せていただきました。
ところで、私の住む横須賀は昔から「軍都」と呼ばれています。 アメリカの兵隊さんも街で大勢、お見かけします。最近は トラブルも少なくなりましたが、以前はいろいろありました。
そのわりに私たちは米軍のことをしりません。いつか、 このブログで吹浦さんが、原子力空母に乗ったというのを 拝見し、羨ましく思いました。
そこで質問なんですが、 着陸しそこねた戦闘機が 海に落ちない工夫ってあるんですか。
☆☆☆ ★★★ ☆☆☆ ★★★
この写真がその原子力空母の甲板です。 まるで巨大なビルのようで、まったく揺れません。 目立つのは4本の鋼鉄製ワイヤ−です。
これで、着陸する戦闘機(艦載機)の足を引っ張って 着艦する戦闘機を止めるのです。
言うは易く行なうは難しで、 そのためには何度も訓練をするのです。特に、 硫黄島で訓練することが多いようです。
まずは動かない地面で理発着の訓練を繰り返し、 次第に悪天候や進行中の空母で行なうそうです。
ワイヤーで足を掴むのですから、 もちろん衝撃は大きなものがあるはずです。 多くは3本目のワイヤーで捉えるようです。
どなたか詳しい方、やりかたをもっと説明してください。
私も最初に聞いたときは、「ウッソーォ!」と思いましたが、 これが本当の話です。
とにもかくにも、この4本のワイヤーがいざというときに、 日本を守ってくれる(はずな)のです。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 12:05 |
安全保障 |
この記事のURL |
コメント(2)
ロシア人読者への返信 [2009年07月30日(Thu)]
択捉島の紗那の学校から散布山を臨む この本は誠意を持って学者たちが回答しているものです。私も執筆者の一人です。「吹浦さんのブログにコメントしたアレクです」と名乗って、 以下のような、日露関係を真剣に考えようとするメールを いただきました。うれしいことです。
賛成するかどうかはともかく、誠実なアプローチにはこちらも誠意をもって お答えしたいと思います。
☆☆☆ ★★★ ☆☆☆ ★★★
ブログのサイトではなぜか 「投稿内容に禁止されている文字列が含まれているため 投稿できません」とあって、 コメントを送信できませんので、e-mailで失礼します。
丁寧なご返答、ありがとうございました。
始めに、簡単に自己紹介をさせていただきたいと存じます。 私はアレクと申しまして、 ロシアの国立大学で学んでから、日本に留学し、 日露関係の発展について非常に興味を持つようになった者です。
ロシアと日本に関わる者として、 両国が強硬な姿勢を取り続けていることは 非常に残念に思います。
解決を急いでいるというよりは、 交渉が再び袋小路に入ってしまった今こそ 独創的なアプローチを検討する時が来たと私は思います。
将来に向けてのビジョンが足りないのです。
吹浦さんの仰る「苦しくとも耐える」ことの重要さも 一種の消耗作戦としか映りません。
言ってみれば、ロシアの極東開発がうまく行くかどうかにかけた 策のようです。こういう状況は日本企業の極東進出を遅らせ、 ロシアの極東経済が韓国と中国の企業に偏ってしまう結果に なりかねません。
領土を共有する案は確かに実行が多くの困難を伴うのですが、 そこで起きるさまざまな問題を 両国が制定する手続法でもって法廷で解決することが可能です。
むしろ、そういった係争がさまざまなレベルでの交流を促し、 両国間の関係をもっと密接にしていくことでしょう。
「衛生基準、建築基準、もろもろの資格、税制、選挙法、 教育、銃砲刀剣類の諸事」を比較検討する作業が本格的に始まれば、 そこで多くの専門家が育ち、 さまざま分野での交流に拍車がかかります。
今の段階ではこの案が非現実的かもしれませんが、 両国にとって重要なのは強硬な姿勢を取らず、 解決する意欲があることを表明することです。 そうすれば、ロシア大使館に車を突っ込んで「 北方領土返せ」なんて叫ぶ人が出てこないはずです。
もうひとつ考えられるのは、これらの島々を ロシアと日本だけでなく、その他の多くに国々に開放された地域に することです。大胆な解決策ですが、何に使うかによれば、 大きく東アジアの安全と繁栄に貢献できると存じます。
ここら辺はまだ真剣に考えたことがありませんが、 一考に価する案でしょう。
長々と書きましたが、よろしければまた ご意見をお聞かせください。
アレク
☆☆☆ ★★★ ☆☆☆ ★★★
アレクさんを存じ上げませんが、コメントありがとうございます。
「投稿内容に禁止されている文字列が含まれているため」というのは、 なんのことか私には分かりません。いただいたメールの文章には、 別に卑猥とか公序良俗に反することがないように思いますが。
ま、それはともかく、 私たちは約80の解決案を検討してきました。国際管理ももちろんその1つです。 しかし、北方領土は5千平方キロ余り、 そういう特別地域にしなくてはいけないほどの 広い面積もないのではないでしょうか。
最終的には、あっさり日本に引き渡して、 両国による共通の利益を飛躍的に伸ばすのが、 ロシアのためにもなるでしょう。
たぶん、日本は名をとって実を少し払うでしょう。それで、 お互いにとってのプラスサムゲームです 「ロシアの極東経済が韓国と中国の企業に偏ってしまう結果」になっても、 ロシアがそれを望むならいいじゃありませんか。
私は日本が欧州部のロシアに投資することには消極的です。しかし、 ロシアにとって極東部の発展は至上命令でしょうから、これには、 基本的に協力していいと思います。中韓両国と先を争うほどのことはありませんが。
30年も前から、 「早くわが国(ソ連、ロシア)に投資しなくてはバスに乗り遅れるぞ」と ロシア側から何度も聞かされ(脅され)てきましたが、 「どうぞ、さきにバスを発車させてくださって結構です」と申し上げてきました。 日本の投資を待っている国で、 より投資価値のある国や地域が世界には山ほどあるのですから。 大使館に車を突っ込んだというバカな話は、 日露双方ともそれ以上の問題にはしていません。 どこの国にもそういう人はいるものです。 どうぞ、いつでもコメントなりメールしてください。 私もできるだけ、誠意を持ってお返事したいと思っています。
なお、私たちは『ロシアへの反論』という書を出しています。 必要なら日本語版をお送りしますので、送り先を お知らせください(非航海)。
また年内には その全てをロシア語にし、 ユーラシア21研究所のHPで掲載する予定です。
|
民主党への不安と不信 [2009年07月29日(Wed)]
各省庁の幹部だけではなく、電球だって並んでいれば電気も食うんですよ。エコ省庁で能率を上げるほうがいい と思うのですが・・・。富良野プリンスホテルで撮影。 民主党さん、 本当に政権を担うつもりなら、 外交・安保、財政・財源はもっとしっかり党内で詰めて、 はっきりとマニフェストに書いてくれないと、 怖くて私は支持できませんよ。
「日本外交の基盤として緊密で対等な同盟関係をつくる」ですってね。
普天間基地の移転はどうするのですか? 対等の同盟というからには 安保条約の片務性は手直しし、 米英関係のようにするという話じゃないでしょうかね。
「地位協定の改定」といったところで、 みんな目指してきた悲願ですよ。どうして急にできるんでしょう?
インド洋での給油、つい先だっての採決のとき、 長島昭久衆院議員のみ議場から抜け出したほかは、 みなさん、給油停止の態度だったではないですか。 それが、いつ、どうして変ったのですか?
「国連を重視した世界平和の構築を目指す」。 大賛成です。しかし、そのために日本は どこまで国連決議を履行するのですか?
国連軍の中に加わることは出来るのですか?
「東アジア共同体の構築と北東アジア地域の非核化」だそうですが、 これまた、 いつまでに、どのようにして実行できるのでしょうか。
具体性あってこそのマニフェストであり、 これでは絵に描いた餅ではないでしょうか。
たまたまさきほど来ていた客人は、 「ボクは高校生のとき、 絶対に美人と結婚すると思っていたんですがね」と笑っていた。 今もって独身ですから、 どうやらこれも具体策のない夢だったようです(失礼!)。
北方領土や竹島はどうするんですか。
鳩山さんの従来の発言は、一言で言えば 「国益も矜持もなく、法と正義の基づかない怖い話」でした。
内政では、政府の省庁に100人もの国会議員を 閣僚、副大臣、政務官、大臣補佐官などとして 送り込むのだそうですね。省議というのは、 素人の勉強会ではないんですよ。
あまりに多すぎます。そして、それには 秘書、執務室、事務機器、自動車が付いたりしてカネがかかり、 人手不足になったり、説明の回数が増えたり、 行政の手間隙がかかり、非効率化するだけではないでしょうか。
今より政治任命の幹部を減らして、 大臣と副大臣だけで結構です。また、ポストによっては、 特に、外務大臣は2人制にして、 一人はいつでも海外を回れるようにすべきです。
人材不足、にわか国会議員、みずぶくれの民主党が 政権を取り、それで単独過半数にならず、 国民新党はまだしも、 社民党という国家の基本を異にする、 有権者のほとんどが支持しない政党と連立して、 どうやって外交・安保が出来るのでしょうか。
私は目下のところ、強い、民主党不信論者です。
秋が不安です。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 15:51 |
政治・社会 |
この記事のURL |
コメント(0)
「かわいい」 B [2009年07月29日(Wed)]
私には全部、美しく見えるのですが・・・ ところで、小欄は女子学生の話を聞いていると、 美しさに対する表現が、「かわいい!」に 集約されつつあるのではと、いささか危惧する。
美しい、麗しい、きれい、輝いている、光っている、 壮麗、美麗・・・随分語彙が抱負にあったはず。
昔、アメリカ人女性(複数)を京都に案内していて、 「Wonderful!」の連発に、 「他に言うことはないのか?!」と 内心、うんざりしたことがある。
思いつくまま並べ、辞書をちょっとめくるだけで、
beautiful, lovely, fine, noble, shapely,graceful, elegant, pure, pretty, well-formed, sweet, charming,brighten・・・ がありそうだ。
このごろの日本女性も「かわいい!」しか、 なくなってしまったのかと残念でならない。
もっとcharmingな表現ができないと 「いい男」には好かれませんぞ、と 自称・いい男は蛇足をつけるのです
|
Posted by
吹浦 忠正
at 14:11 |
文化・言語 |
この記事のURL |
コメント(0)
「かわいい」 A [2009年07月29日(Wed)]
「フキノトウ」。こういうのを、本来「かわいい」というのではないでしょうか。挿画は石田良介画伯の特段のご厚意で掲載させていただいております。禁無断転載。一方、「かわいい」の歴史と変遷を調べるには 小学館の『日本国語大辞典』が最適だ。
まず、「かわいい」は 「かわゆい」の変化した語であるとし、 あわれで、人の同情をさそうようなさまである。 かわいそうだ。ふびんだ。いたわしい。
そして使用例としては、 『史記抄』〔1477〕八・孝文本紀 「一人か法を犯たとて 罪もない父母や妻子や同産の兄弟まて つみせらるるはかわいい事ぞ」
『日葡辞書』〔1603〜04〕 「Cauaij (カワイイ)〈訳〉憐れんだり、 同情したりするさま」
浄瑠璃『丹波与作待夜』の小室節〔1707頃〕中 「あすの日中にきらるげな、かはいひ事をしまする」
洒落本『三千之紙屑』〔1801〕初「『万吉は おしい事をしたの』『さやうさ、かわひい事をいたし升た』」
心がひかれて、放っておけない、 大切にしたいという気持である。深く愛し、 大事にしたいさまである。いとしい。
虎明本狂言『盗人の子』〔室町末〜近世初〕「おやのみに なっては、むさひ子をもってさへかはいひに、 このやうなうつくしひ子をもって、うれしからふ」
『古活字本毛詩抄』〔17C前〕八「鬻子は 鴟の子を云とみへたぞ。かわいいと 思をや鳥の心が念比など云ぞ」
浄瑠璃『鑓の権三重帷子』〔1717〕上「大躰の 男をかはいひ娘にそはせうか、 わが身がつれそふ心にて吟味にぎんみ」
滑稽本『浮世風呂』〔1809〜13〕前・上 「にくい母(おっかあ)めだの。うなうなをしてやらう。 可愛(カワイイ)坊に灸(あっつ)ウすえて」
人情本『英対暖語』〔1838〕三・一七章 「此様(こん)なかはいひものを置て、 他所(よそ)へ往たからといって、長く居られるものか」
『文明田舎問答』〔1878〕〈松田敏足〉学校 「こんな至良(けっこう)な宝を、 鐘愛(カワイ)ひ其子に、授くる事を悪(きら)ふとは」
『不在地主』〔1929〕〈小林多喜二〉九 「手前が自分の立場が可愛くて、 小作人が飛んでもないことやらかしてるッて」
愛すべきさまである。かわいらしい。 (若い女性や子どもの、顔や姿が)愛らしく、魅力がある。
人情本『春告鳥』〔1836〜37〕三・六 「『ヲホホホホ赤子(ねんねい)をかへ』 『手めへに似たらさぞかはいひのが出来るだらう』」
『一房の葡萄』〔1922〕〈有島武郎〉「僕はかはいい顔は してゐたかも知れないが、体も心も弱い子でした」
(子どものように)邪心がなく、殊勝なさまである。いじらしい。
『都会』〔1908〕〈生田葵山〉不安「妻が 良人に見せんが為めに飾る可愛い心や」
(物や形が)好ましく小さい。また、小さくて美しい。
雑俳『柳多留』‐九八〔1813〕「かはいい虫が 来てはさすの下」
『乙女心』〔1889〕〈石橋忍月〉六「小さい 可愛い手を合せてもう一度墓標を丁寧に礼拝して」
『雪国』〔1935〜47〕〈川端康成〉「島村は 軒端の可愛い氷柱を眺めながら」
『舞踏』〔1950〕〈庄野潤三〉「堤の上に 茄子や胡麻を植えた可愛い畑がある」
とるに足りない。あわれむべきさまである。 やや侮蔑を含んでいう。
『史記抄』〔1477〕五・秦始皇本紀「言は、 秦に諸を比すれば天子の下で郡県の主君ほどの事ぞ。 かわいいものぞ」
『安吾巷談』〔1950〕〈坂口安吾〉東京ジャングル探検 「盛り場のチンピラ・アンチャンなどは、まだまだ 可愛い方だと言わなければならない」。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 14:04 |
文化・言語 |
この記事のURL |
コメント(0)
「かわいい」 @ [2009年07月29日(Wed)]
ラオスで出遭ったかわいい花 東名高速道路の足柄インターチェンジでツバメの巣を見て、 「かわいい」と思ったこの感情についてもう少し考えてみたい。
「かわいい」の標準的な意味は、講談社「日本語大辞典」か。
愛する気持ちを起こさせる=lovely、かわいい孫 小さくて愛らしい=cute、かわいい時計
とある。
ところが、 『現代用語の基礎知識』の元編集長である、 新語研究の泰斗・亀井肇氏は、 <日本語の「かわいい」が英語圏、 フランス語圏などに輸出され、 そのまま定着しつつある>と 「新語探検」で今、 一番新しい「かわいい」をこう解説している。
『現代用語の基礎知識』は私が最長不倒著者、 「世界の国旗」を担当して、 もう47年くらいになる。
亀井氏は私が関わってから2代目の名編集長。しかも、 その後は独立して「新語屋」、 もとい、新語の調査・研究とその時代的傾向の分析に あたっておられる。尊敬すべき専門家であり、 学者である。
その亀井氏曰く、
<「かわいい」を表現する英語には 「cute(キュート)」があるが、 これは気が利いてかわいらしいさまや、 活発な女の子を形容することばで、 日本製のアニメ・キャラクターの多くがもっている 「幼さに根ざした愛らしさ」というニュアンスを 含んでいない。
そのため、「カワイイ」をローマ字書きしたものが そのまま使われるようになりつつある。 英語圏などのアニメを紹介するホームページのタイトルに、 この「kawaii」がよく使われている>。 (つづく)
|
Posted by
吹浦 忠正
at 13:56 |
文化・言語 |
この記事のURL |
コメント(0)
東名・足柄インターでツバメの巣 [2009年07月29日(Wed)]
「かわいい!」。 このむつくけきオノコも、思わず、喚声!
東名高速の足柄インターで見かけたツバメの巣。
恥ずかしながら、具体的な場所を説明するとトイレの上。 そこに同じような巣が2つありました。
ちなみに女性トイレにもあるそうです。
昨日、9月に行なう国際会議の下準備のため、 ユーラシア21研究所のスタッフたちと河口湖に出張、 帰りは御殿場に抜け(今はトンネルが出来、わずか38キロ)、 東名で帰京しました。
足柄インターは東京方面の渋滞にそなえて、 いつも立ち寄るところ。
この巣は結構有名になっているようですが、 久々の東名でしたので、初めて知りました。
うん、実に可愛い。1日の疲れが吹き飛びます。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 12:50 |
動植物 |
この記事のURL |
コメント(1)
ラジオで5回日本の歌を語る [2009年07月28日(Tue)]
挿画は石田良介画伯の特段のご厚意で 掲載されています。 拙著『歌い継ぎたい日本の歌―愛唱歌とっておきの話』の 挿画は、表紙以下すべてが石田画伯の剪画です。 私には1冊だけ、音楽に関わる著書があります。 『歌い継ぎたい日本の歌―愛唱歌とっておきの話』(海竜社)です。
もう7年前のもの。読売新聞、産経新聞、週刊新潮、 それにTBSラジオ 「大沢悠里のゆうゆうワイド」に引っ張り出されるなど、 さまざまなメディアで取り上げられ、 それなりの手応えがありました。
このたびそんな私に 「8月の毎日曜日、全5回、朝7時から、 全国17局ネットワークでオンエアという枠で 日本の歌について語ってほしい」という話が舞い込み、 このほど収録を済ませました。
たいばな出版提供「さわやかTHIS WAY」という番組です。
メディアプラネット社の大ベテラン・ 井上康道プロデューサーの構成で、 お二人のすばらしいパーソナリティとご一緒です。
取り上げた歌は、 「故郷」「朧月夜」「君が代」「花(瀧廉太郎)」 「荒城の月」「椰子の実」「さくた」「仰げば尊し」 「赤とんぼ」「われは海の子」 「」「夏の思い出」「雪の降る街を」 「紅葉」「浜辺の歌」「里の秋」。
終わってみれば、あの話もするんだった、 この話も・・・といつものように悔やまれます。
たとえば、「故郷」なら、 <千玄室さんから、特攻隊員は 最後にこの歌を歌って発って行ったという話を聞きましたし、 1998年、長野での冬季オリンピックでは 閉会式の選手入場は、 三拍子の曲をうまくアレンジした「故郷」の演奏で 行われました。IOCのサマランチ会長が、 「アリガト・ナガノ、サヨナラ・ニッポン」と締めくくったのが、 当時、組織委員会の式典担当顧問をしていた私には、 強く印象に残っています。
また、3年前、フィリピンのダバオで 唱歌や童謡を歌う機会がありましたが、その時、 2千人もいるフィリピンの感覚の方々と日本語で 「故郷』」大合唱をしました。
教科書に出ているのですね。外国の代表的な歌として。
私達にとって「カチューシャ」「ローレライ」「サンタルチア」、 フォスターの様々な曲のようなものなのでしょうね。
日本の子供のほうが、 「うさぎっておいしいんですか?」などといっていますよね。
要するに、日本人の故郷の原風景を描いていること、 音程差の少ない中でメロディが結構 表現力の問われる曲想になっていることから 歌唱力のある人にもそれほどでない人にも受け入れられ、 日本でも外国でもこの歌は好評なのではないでしょうか>。
こういうのを「6日の菖蒲、10日の菊」というんでしょうね。 「後の祭り」。
ま、日曜日でも早くお目ざめの方、 東京ではFMの76.1MHzですので、お聴きいただければ幸いです。
17局? 北海道放送、ふくしまFM、FM富士、インターFM、静岡放送、 FM石川、FM愛知、FM三重、FM大阪、KissFM、 FM香川、FM山陰、FM山口、FM福岡、 FM長崎、FM熊本、FM沖縄です。
|
Posted by
吹浦 忠正
at 23:07 |
音楽 |
この記事のURL |
コメント(0)