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日本赤十字社への批判応答 [2011年06月02日(Thu)]




         






 以下は、小欄のコメント欄にいただいた内容を
並べ、最後に私の意見を加えたものです。

 コメント欄では文字が小さく、
読みづらいという声に応えてのものです。

 このほか、私信の形で、日赤内部の友人や教え子から、
もちろん本名で、
いろいろな情報・助言・激励が寄せられていますが、
それはしばらく公開すべきではないと思いますので、
ここでは差し控えます。

★        ☆

長岡赤十字病院から、3月11日〜13日まで
石巻赤十字病院に救護班として出動したものです。

週刊新潮の記事、拝見しました。

道が崩れていないかもわからぬ深夜の国道を石巻に向い、
深夜3時20分に到着しました。

その後、本部立ち上げの支援、また、
エレベータの止まった院内で、
担架を使って入院患者を階段で運びました。

発災直後の現地にいた者としては、
「ワイン片手にここで書く」なんていう
のどかなブログの表現が不快でしたが、
義援金の配分方法は改善すべき課題と考えます。

早く配分したらしたで、届かないひとがいる
という批判が出るのは必至。どっちにしても、
なにか言われるのは避けられないのだから、
むしろ災害時に、
義援金の仕組みをもっと周知する姿勢が
必要と思いました。

あと、機会があれば、ぜひ石巻日赤を訪問して、
週刊新潮の感想を聞いてください。

Posted by: 渡辺純雄  at 2011年05月30日(月) 22 47

---------------------------------------

全国の日赤病院から救護班が出かけたのはよく知っています。
それは日赤の社費で「行っていることで、
そのことは十分評価しています。
問題は義捐金です。

ため込むのではなく、まずは配ることです。

たとえばひとり10万円ずつでも、30万円ずつでも、
理屈抜きに配ってください。
残りは最後に調整したらいいでしょう。

私は阪神淡路大震災の時、
被災した外国人に単身者は20万円、
家族持ちには40万円をつべこべ言わずに配りました。

日赤はその間、何をしたでしょう。
医療班は立派ですが、それは赤十字人としての
当然の職務なのです。

社長以下、個々の人は立派です。

しかし、組織としての怠慢は許せません。

 ぜひ、これは公平な第三者が調査・研究して
公表すべきです。

 「あなたは東日本大震災罹災者のために募金しましたか?」
「その大半が未だため込まれたままであることに
満足していますか?」、そんな調査を望みます。

渡辺純雄さんが所属を明らかにして
コメントしてこられたことに敬意を表します。

日赤の内部からは、同様に、実名やハンドルネームで、
私に賛成する人がたくさんメールしてくれている中で、
あなたの姿勢は尊敬に値します。

しかし、議論をすり替えないでください。
あなたは立派、石巻日赤病院も立派、
しかし、組織を内部から改革してください。
社内であなたも大いに発言してください。注目します。
Posted by: 吹浦忠正  at 2011年05月30日(月) 23:07

---------------------------------------------

私たちの団体などで義捐金の募集があるとき、
日赤が関与したものには、
たとえ僅かの金額といえども頑固に
拒み続けました。

 ただ、商工会の義捐金は直接、
被災地の商工会へ振り込まれるので、
これには大いに賛同し、協力しました。

 私も年取ったせいで頑固になりまして・・・。
Posted by: ネアカの頑固者  at 2011年05月31日(火) 10:07

--------------------------------------

赤十字の創始者アンリ・デュナンは
今度の石巻日赤より
大変な現場にいたはずです。

しかし、医療班は立派な救護活動だと
心底尊敬していますよ。

それさえしなかったら、看板をはずしましょう。

90いくつもの病院を持っているんですから、
当たりまえです。

スタッフが不眠不休の勤務をしたことも、
尊敬しますが、当たり前です。

昨日も国会で問題になったように、
義捐金をどんどん配ってください。

それから苦労話を伺いましょう。

相次いで、外国在住の方から日赤批判の
コメントがきたことを、
私は恥ずかしく思い、かつ悲しんでいます。
Posted by: 吹浦忠正  at 2011年05月31日(火) 10:25

---------------------------

 日本大使館が安易に日赤に募金をというので、
関係者で話し合った結果、
それでは善意がスグに生かされないとわかりましたので、
私たちは、ネットで調べて、
認定NPO法人難民を助ける会に送りました。
もう、とっくに救援活動に使ってくれました。
Posted by: シンガポールのW  at 2011年05月31日(火) 10:10
おそらく、根底には赤十字の7原則の2つ、
まず「独立」という立場をもとに、
配分委員会に頼らず、
自らの判断でもっとも必要と判断したところへ
真っ先に送るという意味で
「公平」の原則を実行をすべきと主張されている
のかと感じましたが、いかがでしょうか。
Posted by: 渡辺純雄  at 2011年06月02日(木) 00:22

-------------------------------

 私たちにも日本総領事館から
募金は日赤へという
安易な「指導」がありましたが、
私は昔、日赤に関係していましたので、
実態をそれなりに
理解しているつもりですので、
断固、反対しました。
病院をいくつも経営し、
看護教育をするのが最大の仕事であり、今回も医療救護班は
公立の大きな病院なら、
みなやってますよね。

そこで3日間苦労した?
普段よほど怠けている医療従事者かも知れませんから、
吹浦さん、あまり気になさらずとも。
Posted by: 上海の在住・医師  at 2011年05月31日(火) 10:19
救護班ではなく、問題は義援金だとお返事いただき、
ありがとうございます。

  -------------------------

義援金が問題となれば、
話は赤十字だけでなく、共同募金会、
被災県、NHKで構成される義援金配分決定委員会という
制度が問題であると主張するほうが、
より正しいと考えます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000018en2-img/2r98520000018eoj.pdf

新潮の記事は、意図的に赤十字はホントは
自由に義援金を配分できるのに
していない、という方向へ読者を誘導する意図を持って
書かれている印象を受けます。

吹浦様が義援金のことを真に憂うのであれば、
当然、配分委員会を構成している
共同募金会にも、
今後、同様の主張をされる予定はありますでしょうか。
posted by: 渡辺純雄  at 2011年06月02日(木) 00:04

   ――――――――――――

 私は基本的に日赤のことはよく知っていますし、
中公新書で『赤十字とアンリ・デュナン』を
上梓したり、
日赤中央女子短大や日赤看護大学でも多年、
教鞭を取ってまいりました。

 国際赤十字のスタッフとしても
東パキスタン(現バングラデシュ)や
ベトナムに駐在して活動しました。

 昨年の近衞さんの国際赤十字赤新月連盟会長
就任祝賀会はほとんど一人で企画し、
呼びかけ、司会をし、
責任を持って支払いもしました。

 ですから、内情もよく知ってますし、
近衞忠W社長以下、たくさんの友人や教え子がおり、
意識的には赤十字の人間だとさえ、思っています。

 しかし、共同募金会や役所の募金窓口については
常識程度の知識しか持ち合わせていません。

 すくなくとも共同募金会については、
自ら救援活動をする組織ではないと
心得ていますから、批判のしようもありません。

 せいぜい、早急な配分に努めよという程度でしょう。

 ユニセフは
少なくとも震災から最初の10日間くらいは、
「東日本大震災被災者救援活動」に
使い切れなかったら、
通常のユニセフの世界活動に使うと
鮮明にしていたのですから、
これは1つの屁理屈ではありましょう。

その後、撤回して、現在、どういう活動をし、
どう使っているのかは解りません。

「日赤ばかりを批判する」といって、日赤関係者が
怒るのは、駐車やスピード違反で捕まった運転手が、
あっちにもこっちにも違反者がいるのに、
と悔し紛れに言うようなものです。

みっともないから、お止めください。

日赤を批判するのは、その組織の公共性、
伝統、国民の妄信とも言うべき信頼が
あるからです。

最後になりましたが、私は日本赤十字社に
恨みがあるわけでは毛頭なく、
赤十字の思想や理想には満腔の敬意を
表し、その普及を切望するものです。

日赤の改革と健全な発展を切に期待し、
成功をお祈り申し上げます。

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