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デュナンとトルストイK [2010年12月21日(Tue)]




  レフ・トルストイ(1828〜1910)




「寛大さ」は戦争を誘発させない

『戦争と平和』(トルストイ)でアンドレイ公爵が言うように、
「戦争法規や敵に対する寛大さが戦争を誘発させた」
のであろうか。

そして、戦争をする時は捕虜は取らず、
敵の負傷者の手当てなどをせずに
とことん相手側を殺戮(さつりく)しつくすならば、
同公爵のいうように
戦争はなくなるだろうか。

 歴史の答えは「ノー」である。

 戦争法規のなかった時代には、
ほとんど絶え間なく戦争が続き、かつ、
大部分が極めて残酷な戦闘であった。

 逆に、戦時国際法、なかんづく
ジュネーヴ条約をはじめとする国際人道法が
整備されてきた時代には、
確かに無秩序な戦争、無制限な戦争は
できにくくなっていった。

もちろんこうした法の整備だけが戦争を
しにくくしているのではない。

戦争を未然に防ぐための方法は
より総合的なものとなり、国際法の存在と発達、
国連の機能、外交的手段や仲裁裁判による紛争処理、
軍縮・軍備管理条約の締結、
軍事力の均衡、相手側の報復力の確実性、
経済の相互依存性の拡大発展、
情報の十分性、
国際世論の監視、報道機関その他によるチェック機能
の発達など、
現代社会存在するさまざまな要素が
抑止力となって、
以前よりは安易に戦争を起こしにくくして
いるのである。
            (つづく)
立山の満月、そして月蝕へ [2010年12月21日(Tue)]













 富山県在住の伊東美智子さまから、
昨夜の満月の写真、しかも名峰・立山に浮かぶ月の写真を
お送りいただきました。

 私一人で見るにはあまりにもったいない写真ですよね。

 弟さんが撮影されたものだそうです。暗い中で
三脚を使われたそうですが、映像、構図とも
すばらしいですよね。

伊東さんはお孫さんが20歳だそうですので、
それなりにお年を召しておられそうですが、
政治についても大変な識見と情熱を
持っておられ、
ここのところ私が頻繁にお目にかかっている
宮腰光寛衆院議員講演会の幹部です。

ですから、タバコ嫌いの私が
「かれはタバコをやめなくては・・・」というと、
「随分、弱いタバコにし、数も減らしているので・・・」と
弁護のメールをくださいます。

それでも「過激派」の私は
宮腰氏本人とと日本のため、
国会議員は全会一致で、禁煙決議くらいすべきだと
思います。

ブータンは国中が禁煙、つまり、
麻薬と同じ扱いです。

国会議員は、意志の強いしっかりした人に
なってほしいのです。

それはともかく、やかの写真に付けて送ってこられた
メールのうち、政治にかかわる部分を省略して、
掲載させていただきます。

  ☆..:*☆♪.:*☆♪.:* ☆..:*☆♪.:*☆♪.:*

今宵は十五夜です。
 定まらない天候ながら、十三夜、十四夜、十五夜と
続けてお月様に会えるとは。

 近くに弟がおりまして、
今宵の月を写したチップを持ってきてくれました。

 未だ暮れ切らぬ東の空に、
白い満月が儚げに昇っていて、とても美しいのです。

 月ばかりの写真をおおくりし、気が引けますが、
やはり、お見せすることに致します。

 ところで、『山の端に月の出るころ』という歌を
ご存知ですか。むかしの小畑実のヒット曲です。

 〜静かに暮れ行く ホー 峠の道に
  いつかきらめく ホー きみと仰いだ金の星・・・
 この写真を見ていると、懐かしいこの歌が思い出されます・・・。

 明日は月蝕です。皆既月食に近いのだそうで、
弟がやたら張り切っておりました。

    ではまた お元気で 

☆ .。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

月食、晴れるといいですね。東京も富山も。
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