けんかして またけんかして 仲良しに [2010年12月05日(Sun)]
「けんかして またけんかして 仲良しに」 これは昨日、小布施の北斎ホールで いただいた資料の中にあった 人権同和教育の推進に関する 入選標語の優秀賞の1つ、 小学5年生の保科圭佑くんの作品だ。 わかるんだな、この気持。 個人と個人、男と女でも、 そして国と国でも。 私は日本とロシアは 実に対称的な国柄だと思う。 日本にないものの多くがロシアにあり、 ロシアにないものが日本にはある。 石油や希少金属が日本にはなく、 資金、効率、安全、市場性、 民主主義的価値観、 先端技術が日本にあり、 安全保障上の脅威たりえず、 人口圧を加える国でもない。 その日本とロシア、 北方領土をめぐって 「けんかして けんかして」きた。 それでもまだ十分にけんか(議論)が かみ合っていない。 ロシア側に誠実に議論する姿勢が ないからだ。 しかし、この問題がきちんと解決、 すなわち「4島一括返還決定」が実現すれば、 この優れた補完性が十分発揮され、 両国は「プラスサムゲーム」を 堪能できるのである。 「けんかして またけんかして 仲良しに」 日本とロシアは必ず仲良くなれる。 |