傲慢ではないかテレビ局 [2010年05月11日(Tue)]
これは英国旗をあえて逆さまにしたもの。テレビ局からはよく、 「逆さま」の意味がわからない、と取材される。そういう質問には 図を見せながらでなくては、容易に答えられない。 ある担当者は、「分かる様にメールで教えてくれ」と言ってきた。 あなたならどう対応しますか? 今朝、某テレビ局の佐々木という人から電話があった。 「いつも番組制作にご協力いただいているようで ありがとうございます」。 ここまではいい。 「実は、近く放送する番組で国旗について3つ伺いたい」。 私この人の顔も知らないし、 本物のテレビ局のスタッフかどうかも分からない。 以前、協力したのかもしれない。毎週のように どこかのメディアから国旗やそのほかのことについて 訊いて来るから、覚えていないのだ。 言葉は丁寧だが、慇懃無礼ではないか。いつも協力しているなら 顔を見せてはどうか。以前のテレビ局はみんなそういう世間の 常識を心得ていた。 きょうはよほど虫の居所がわるかったのか、 私は素直に協力する気になれなかった。 「電話ではダメですか? 急いでるんですけど」 「私はユーラシア21研究所で仕事をしているのは ご存知ですね。当然、それなりに、毎日、業務があるんですよ」 「はぁ」 「別に公共機関で主権者である国民にサービスすることを 第一義としているわけではないんです」 「?」 「いわば長年の趣味で国旗を調べているのです。 訊きたいことがあるのなら、それなりの礼儀というものが あるんじゃないですか? 声の感じからいうと 若い方のようですが、 吹浦というヘソ曲がりがそういっていたと 上司に報告してごらん?」。 国旗で育てられた私なので、要請があれば無料講演でも 何でもするが、昨今、テレビ局の「態度がデカイ」ことに 私は正直、少々ハラが立っているのだ。 あれから8時間、佐々木という人からも、上司からも 何の連絡もない。この局には友人もたくさんいるが、 私は切れた。 |