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「日の丸」という言葉 [2009年09月09日(Wed)]








    産経新聞(2009年9月8日付)より







「白地に赤く日の丸染めて」の
「日の丸の旗」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)は
文部省唱歌の中でも特に有名な1つ。
これは明治の末(1911)に発表された曲。

昨9月8日の産経新聞のマンガに
久々にこの歌が登場したので、
「日の丸」という言葉の初出を振り返ってみた。

既に、『日葡辞書』〔1603〜04〕には、
「Finomaru」の記載があり、
「羽飾りのように兜につける太陽の形をした飾りの一つ」
と説明されている。

下って、『葉隠』〔1716頃〕には
「黒羅沙の羽織に、猩々緋の日の丸を切入したるを
着申候が一番乗と被仰候」と出てくる。

さらに、談義本『風流志道軒伝』(1763)には
「那須の与市に見せたらば、日の丸かと心得て、
よっぴき兵(ひょー)とはなつべき」とある。

「日の丸」という言葉が17,18世紀から
かなり用いられていたということが解る。

上司小剣『兵隊の宿』(1915)には
「店頭には何時の間にか山形に日の丸の高張提灯が輝いてゐる」
とあるが、もうこの頃にはとっくに
「日の丸」が日本中を覆っていた。

大坂日報の1877(明治10)年12月23日付には
「当府庁のフラフは、これまで日章旗(ヒノマル)にて
ありしが」と日章旗と書いてヒノマルと読ませていた。

酒井良夫の童謡『へいたいごっこ』(1928)には
「かけあしほいさっさ ひのまるほいさっさ」という一節も出てくる。

 「日の丸」という言葉は
古くから日本人には親しまれていたということだ。
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