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海上自衛隊のインド洋警備 [2008年11月20日(Thu)]






   海上自衛隊の艦船(「防衛白書」より)







 珍しく?早起きして
7時半には赤坂の日本国際フォーラム朝食会に出席した。

 講師は岡崎久彦元駐タイ大使。

 もちろん、古くからお世話になっているが、
昨今は、私とは、同じビルのお隣りどおし。

 つまり、虎ノ門の海洋船舶ビル6階に、
同じく特定非営利活動法人の資格で、岡崎研究所を
構えておられる。

 だから、しょっちゅうお会いするし、行き来もし、
わがユーラシア21研究所の
「虎ノ門政治外交フォーラム」(非公開研究会)のメンバーとして
毎月、毎回、ご出席くださる。

 今朝は、大統領選挙後の日米関係を中心に、
お話くださり、
約20人の参加者と忌憚ない意見交換を行った。

 会議の性質上、詳細は報告しかねるが、
同大使の持論として、述べて来られている、
海上自衛隊によるシーレーン警備について、
要点のみをご紹介しておきたい。

   ★.。.:*・゜★.。.:*・゜★.。.:*・゜

 日米関係を機軸とする日本としては、
アメリカが対中関係に傾斜する前に、
具体的な形で、日米協力を強化すべきである。

 世界情勢はオバマが主張しているように、
来年半ば頃には、
イラクからアフガニスタンに
アメリカや多国籍軍の軍事力がシフトするであろう。

 そうした中で、日本に期待されるのは、
ソマリア、アデン沖などでの海賊への対応をはじめとする、
インド洋での海上警備である。

 P3C警戒機を含む、海上自衛隊の多彩な艦船により、
インド洋や南シナ海を各国の船舶が
安全に航行できる水域にすべきである。

 インド洋からマラッカ海峡に向う船舶の圧倒的大多数は、
日本がらみのものである。

 必ずしも船籍は日本ではなく、
やれパナマだ、リベリアだということがあっても、
日本の船会社のものだったり、
日本との通商に当たっている従事している船なのである。

 シーレーンはわが国の経済的繁栄、
市民生活の円滑な享受にとって
死活的に重要なのである。

 それを、すべて
米第7艦隊に護ってもらっているというのでは、
一人前の国家ではない。

 そのためには、日本政府は
集団的自衛権の解釈を早急に変えなくてはならない。

 しかし、いまやそのくらいのことをしなくては、
アメリカからもアジア諸国からも信頼されない。

 国連安保理常任理事国に加わろうとしたとき、
東南アジアの国がどこも、
日本の推薦国になってくれなかったではないか。

 日米関係の強化は、
海上の安全維持に応分の責任を果たすことが
何よりも有効である。

◆ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 まったく賛成である。

日米共同で海上パトロールをし、
「海を守る」日本に変えてゆくべきである。

 この長い水路をいつまでも
アメリカの水兵さんたち(若い米国青年たち)の
苦しくも辛い任務にだけ任せていてはいけない。

 こうした議論には、
民主党の国会議員の中にも多くの賛成者がいる。
ただ、国論が割れ、自民党も民主党も割れるかもしれない。

 それでいいではないか。
国家にとって死活的なテーマについて不一致のまま、
なんら議論が深められないまま、
時間だけを空しく費やしてゆくのは、
国の劣化を放任していくことになってしまう。

 政治家はこの課題に挑戦すべきである。
 
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