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台湾の新幹線B [2007年10月14日(Sun)]
 



























  台湾の新幹線、必要な付帯設備もこんなにきれいです。 
大使館での行事 [2007年10月14日(Sun)]

























指揮者のヴィクトル・クズネツ少将と合唱団






 私のような者でも、
なぜかよく大使館の行事にお招きをいただいている。

 この一ヶ月でも、フィンランドの外相との晩餐会、
カナダ大使の還暦祝い晩餐会、
インドの科学技術大臣の歓迎レセプション、
ロシア大使主催「サハリン・フォーラム」参加者を招いてのレセプション、
台湾の双十節祝賀会、
ポーランド大使公邸でのピアノ演奏会、
トルコの共和制発足84周年記念レセプション・・・と続いている。

 それぞれ意味や意義のある会合なので、
その多くに出席させていただいたし、いただく予定である。

 ロシア大・公使を当方が招いての夕食会というのも行なった。

 そんななかで、一昨日は
ロシア大使館での「ロシアの大地アンサンブル」の演奏と舞踊の会に
招かれた。

 軍人数十名の合掌と器楽演奏、
そしてコサックダンサーらによるダンスである。

 千葉、埼玉、東京で計4回公演したあとなので、
あるいは直接ご覧になった方もいらっしゃるかと思うが、
モスクワに行ってもこんな素晴らしいショウには
めったにお目にかかれない。

 名演奏もあればコミカルな笛の超絶技巧による独奏もある。
1973年にソ連内務省軍大36師団ないで発足してから、
既に50カ国を訪問、計6千回もの演奏会をこなしているという。

 指揮をしたのはヴィクトル・クズネツ少将。
突然振り向いて、見事なソロを披露したりするが、
見事な演奏というほかない。

 ウラジーミル・ロゴノフの超低音にも唸った。
人間はこんなに低い声をだせるものかいな、という音。

 さすが、往年の名バス歌手シャリアピンを生んだ国だけある。

 女性のソロ歌手ナタリア・クルガンスカヤの澄んだ声もよかった。

 ソプラノで、「浜辺の歌」をなんと3番まで(3番は日本では
めったに歌われない)歌詞を見ずに聞かせてくれた。

 ところで、この逆、
つまり日本からロシアに出かけて聴衆を唸らせるような
文化使節はめったになくなった。

 大相撲の海外公演は1960年代の初めのモスクワが
最初というのはいまや、神話的でさえある。

 ダークダックスなど男声四重唱が次々とソ連全土を周ったのは
大好評だった。しかし、この30年間、
安部公房、三島由紀夫、村上隆、吉本ばななといった作家の作品や
アニメは結構もてはやされてはいるが、日本はもう少し、
対露文化交流を重点的に行なっていいのではないか。

 私は北方領土の返還については、
ちょっとやそっとでは負けない熱心さで
長年取り組んできたが、少なくとも「親露」である。

 そのロシアと日本がもっともっといい関係になることが両国のためになると
100回もロシアに行って、説得しているのである。

 そんなロシア人、つまり、
私の逆のようなロシア人をもっと多く見出したいのだ。

 知恵と予算を戦略的に使うことの重要さを感じた一夜であった。


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