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散歩道の花 [2007年04月22日(Sun)]

























都内の散歩道ではずいぶんいろんな花や若葉と出会います。思わずカメラを向けてしまいました。季節を感じることが都内でもこんなにあるのです。
初夏の気配が [2007年04月22日(Sun)]












  写真は4月21日、港区内で撮影。




  4月はじめに沖縄の与那国島でツバメを見て、やはり季節がちがうなと思っていたところ、先ほどのNHKニュースで「各地でツバメが飛び交っている」と報じていました。

  ツバメが軒端に巣作りするのを見て、何か特別の秘密を発見したような気分になったのは、子どもの頃の懐かしい思い出です。

  ツバメは古くから日本人に親しまれてきた鳥ですが、「万葉集」にツバメを詠んでいる歌は家持の次の1首だけです。

  燕来る時になりぬと雁がねは
     国偲ひつつ雲隠り鳴く

  ツバメは雁が帰ると渡来してくるのですね。

  先週の寒さを終えたこの季節、確実に初夏に向かいつつあるように感じられます。

  新緑は日々、若葉を成長させています。月も、山もすべてが薄墨をかけたようにぼんやりと見えます。

  そんな中で散歩道で藤の花が咲きほこり、春風に心地よさそうに揺れていました。

  こちらは「古今集」、ふと貫之の詠んだ歌が浮びました。

   緑なる松にかかれる藤なれど
     おのがこころとぞ花はさきける

  昨今、有酸素呼吸を心がけた散歩に鋭意取り組んでいます。とても気分がよく、いい季節からはじめたと、自分で納得。続きそうな気がします。出会った花や植物をこれからの紹介してゆきたいと思っています。
各地の美しい花 [2007年04月22日(Sun)]




 小欄で各地の美しい花々をご紹介しましたところ、都内の方からもまた遠くの方からも写真が送られて来ています。

 まずは、京都のWさんからの「リンゴの花」です。

 毎朝、ニンジン2本とリンゴ1個のジュースで午前中を生きている者としては、空腹を感じつつも、この花の美しさにはただ眺め入るばかりです。
アンネット先生のレッスン [2007年04月22日(Sun)]















  アンネット・ストゥルナート先生と、受講中のなんともシャイな、元青年。ピアノ伴奏は山季布枝先生がしてくださった。   





  4月21日、新宿の朝日カルチャーセンターで、アンネット・ストゥルナート先生の公開レッスンを受けた。

  今をときめくヴァイオリニスト天満敦子さんをはじめ、多くの演奏家を育てた音楽プロデューサー中野雄(たけし)先生の「素人も少し入ったほうがいい」とのご託宣で、3月26日に紀尾井ホールで歌ったときに指名されたのだった。

 アンネット・ストゥルナート(以下アンネット先生)という名をご存知の方は昨今の声楽事情に精通している方か。新潮社からの『ウィーン わが夢の町』(1400円)は今、大評判なのである。「極貧生活、いじめ、音大受験失敗、人種差別・・・。それでも夢を捨てず、東洋人初のウィーン国立劇場団員歌手となって30余年。その凄絶な半生を自ら明かす感動・勇気・驚愕の自伝」(オビより)を読んだが、とても一口には紹介できない驚天動地の人生というほかない。

 カラヤンとの出会いがウィーンでの立場を確保するきっかけになった。

 そうそう、アンネット先生は、今や「日系オーストリア人」(西宮生まれ、中国、東京などで育ち、31歳でオ−ストリアに留学。以後30数年、ウィーンで活躍。オーストリア国籍)で、日本とオーストリアで半分ずつくらい過ごしているのだとか。

 ある方の紹介で4年前に中野先生と出会い、先般もNHK「ラジオ深夜便」に登場、大変な反響を呼んでいる。5月12日(土)放映予定のNHKテレビ「ようこそ先輩」の録画が済んだところだとか。

 きょうはまず、中野先生ご夫妻とアンネット先生、そして紀尾井ホールのときのメインである、同じくウィーンで10年修行したピアニスト山季布枝先生らと昼食をともにし、謙虚でやさしく、しかもしっかりとしたシンをもった、そのすばらしい人柄に触れてからの公開レッスンだった。

 中野先生の司会進行で4人の「臨時の弟子」が登壇した。ソプラノとテナーの若い男女はプロのタマゴ、もう一方のソプラノの方は専門的に勉強して5年という若い方。みなさんはイタリア歌曲やドイツリートを歌う。

 それに対して私は「66歳の新人」で歌唱歴はまだ2年。石川啄木作詞、越谷(こしたに)達之助作曲の「初恋」を指導していただいた。アンネト先生ご自身、昨年5月に、小学校時代をすごした岡山県吹屋町でこの歌を歌い、また、最新のCDでも冒頭に収録しておられる曲だ。

 きょうご指導いただいた主な点は以下であると心得た。

@ その歌の主人公になりきること。シャイやテライがあっては自己を表現できない。
A 手の使い方を考えよ。無駄な動きではなく、手は歌をたすけ、表現を豊かにする。
B 歌い手は視点を定めよ。あまり目の前だけを見て歌うな。
C 歌うときは鼻で息をするな。口からのほうが大量にすばやくできる。
D 息に声を乗せよ。
E声を押してはいけない。
F[i]を伸ばすときは、下唇を下げて発声せよ。
G想像力を働かせよ。いまどこにいるか、山か、野原か、浜辺か、黄泉の国か・・・

 私はともかく、若い人は約30分の指導で、かくも変わるものかというほど上手くなった。
「アンネット先生の指導ぶりはすごい。短時間で、歌い手が化ける」とかねて中野先生が言っておられた意味を、よくよく実感できた。中野先生とアンネット先生、そして特段のご協力をしてくださった山季先生に心から感謝したい。
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