• もっと見る
« 2006年10月 | Main | 2006年12月»
<< 2006年11月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
都道府県の違い [2006年11月05日(Sun)]



       
 日本国憲法ではその第92条以下で地方公共団体を憲法上の存在として認めている。しかし、何が地方公共団体であるかの規定はない。

 このため、この憲法と同時に施行された地方自治法で都道府県と市町村を普通地方公共団体とし、特別区(東京都の23区)、地方公共団体の組合、財産区、地方開発事業団を特別地方公共団体としている。

 道府県の役割は、地方公共団体の事務のうち、@広域にわたるもの、市町村に関する連絡調整に関するもの、B規模または性質において市町村が処理することが適当でないと認められるものである。

 1871年の廃藩置県で、東京には東京府がおかれた。

 また、1889(明治22)年に市制が施行されるや、東京府に東京市が設置された。しかし、首都であり、特別に大きな都市である東京市には、他の全国の市とは異なる名称と制度を設けるべきであるということから、戦時中の1943年7月1日に東京府と東京市が廃止され、それまでの東京府の領域が東京都となった。

 それまでは東京市長は市会で選出されていたが、これが廃せられ、内務大臣が任命する東京都長官が都政の最高責任者となった。非常時であったことから、議会の権限は縮小され、長官の権限が拡張された。

 道というのは、中国は明や清の時代に省の下にあった行政区画だった。

 朝鮮半島には慶尚道、全羅道、平安道など、古くから全土を八道(現在は11道)に区分していた。わが国では東海道、中仙道というように文字通り、「みちroad」の意味であった。それが、その「みち」周辺の地方を指すようになり、東海道地方、東海地方といった言い方が出来てきた。

 北海道は蝦夷地と呼ばれてきたが、明治維新直後の1867(明治2)年9月、開拓使が北海道と呼称を改めた。1882年、これが札幌、函館、根室の3県となり、86年、再度合併して北海道に戻り、今日に至っている。道は数件を合わせたような広い地域といった意味と受け取っていい。

 府は他の県とは違った特別の行政単位ということ。

 1868(慶応4)年、騒乱の京都で京都裁判所が京都府と改称されたのが最初で、1871年、廃藩置県が行なわれて、東京、大阪の2府が誕生した。大阪は大阪府と堺県となったが、1881年、両者が合併した。府と称しているのは現在、京都、大阪の2府のみ。

 県は、普通地方公共団体の典型であり、全国に43県ある。基本的に都道府県の事務内容、権限は変わらない。概して、県名が県庁所在地と同じところが明治維新の時の官軍側だったところという説がある。

 わが国の都道府県で、人口が多い順は、@東京都、A大阪府、B神奈川県であり、以下、愛知県、埼玉県、千葉県、北海道、兵庫県の順で、以上の8都道府県は人口が500万以上である。

 逆に、人口の少ない順は、@鳥取県、A島根県、B高知県、福井県、佐賀県の順で以上5県はいずれも人口100万以下である。(1995年10月1日現在の国勢調査による)
あなたの意見は? J [2006年11月05日(Sun)]





 日本国憲法第1条で、「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴である」と規定されている。

 ならば日本国の元首は誰なのかという疑問は当然、提起される。

 2005年11月に自民党が結党50周年を期して発表した憲法改正案でも、天皇を元首とするとは記述されなかった。

 しかし、第7条で規定されている天皇の国事行為は、諸外国ではまさに元首の行なっている行為である。

 そして、その任にある人が世襲制で継続し、英文でもthe Emperorと表記されて諸外国がそのように対応している。

 これらは天皇がわが国の元首であるということの妥当性を示しているし、日本が立憲君主国であることの証左にほかならない。
山梨の秋 A [2006年11月05日(Sun)]




















 山梨県ってこんなに秋がすばらしいんですね。

 この連休、甲府で開催される「国際シンポジウム2006」のモデレータとして、山梨県に来ています。こういう立場ではなく、いずれのんびり秋を堪能しに来たいものです。国際政治の無粋な話の前にせめて、私のとらえた秋の表情をご覧ください。
山梨の秋  @ [2006年11月05日(Sun)]






















 山梨県ってこんなに秋がすばらしいんですね。

 「国際シンポジウム2006」のモデレータとしてではなく、のんびり秋を堪能しに来たいものです。せめて、私のとらえた秋の表情をご覧ください。
| 次へ