石田良介画伯の転職?天職? [2006年05月04日(Thu)]
写真は、「石田亭」主人と、不安げ?に見守る秀夫子(ほうこ)夫人 「長生きはしてみるもの」と言いたくなるほどおいしい蕎麦をいただいた。小欄でおなじみの石田良介画伯が、職業選択を誤ったに違いないくらい、格別に美味い蕎麦だった。 65歳を過ぎてから、このように新しいことに挑戦するのだから、尊敬しないわけには行かない。半年前までは、スプーンで掬うほうが良かったほどだったのだから。それが、おそらくは内緒でずいぶん練習していたものと見え、手つき、リズム感、落ち着き払った物腰・・・とくと写真をご覧あれ。 いやはや蕎麦打ちとは大変なものだと初めて知った。一部始終を拝見して、当面、このメン食いは、蕎麦に手を合わせなければ食べられない心境になっている。捏ねるだけで200回、剪画協会会長とはいえ、切るだけでもすごい集中力の持続が必要とお見受けした。 衣装、鉢巻、前垂れも一流であれば、まな板、包丁、重箱もご立派、蕎麦粉の仕入れから轢き方まで、もう恐ろしくて食べられないといいながら、たらふく食ってしまった。 話は変わるが、実は、ここ数日、私はふとしたことから右手中指を痛め、パソコン操作もままならず、弱っていた。そうなると生来のアマノジャクは断然張り切り、昨日は18本もまとめてしまった。数年前、大学に奉職していたころのことをベースにしたり、酒飲み話で話しているようなことを書きなぐったようなもので、粗製濫造といわれても、しかたのないようなものも少なくなったかと思う。 加えて、婿ドノから写真のリサイズの仕方を通信教育してもらったので、昨今、石田画伯の絵よりも、写真が多くなり、少しオーバーにいえば、苦情殺到、読者は雲散霧消という傾向なしとしなかった。 { そうなると、なおさら意地がでて、石田画伯に頼らずに、自力で読んでもらえるようにするなどとバカをするので、文章はなおお粗末に、指の痛さはなお深刻になるという悪循環を繰り返しているようだ。 画伯とともに体内からアルコール消毒をしたせいか、おかげさまで、ようやく指の痛さも峠を越したようなので、明日は、少しブログを怠けさせていただこうかと思っている。絵や写真のデータ整理をしないといけない。 小欄も石田画伯のように、何事にも真剣に、新しいことに挑戦してゆかねばと思う、きょうこの頃である。 |