天満、亜星、清張、山崎・・・ [2009年06月29日(Mon)]
昨6月28日、とうとう小欄の更新が途絶えました。 PCが立ち上がらなかったからです。 今朝、ユーラシア21研究所に来てみると、 ありがたいことに友人・知人はもとより、 見知らぬ方からも、メールが着いていました。 「どうした?」 「どこかに行っているのか?」 「体調不良?」 ありがたいことです。 とりあえず、小欄復活のご挨拶です。 土曜日は天満敦子さんのヴァイオリンを紀尾井に聞きに行きました。 天満さんのデビュー30周年と小林亜星さんの喜寿を記念した コンサート「ロマンティックをもう一度」。 4500円の“大枚”をはたいて、小林さんの作品を中心にした 天満さんのCDを手に入れ、 「過ぎ去りし日々」にはまってしまいました。 これを訊きながら、松本清張の『球形の荒野』を読了し、 推理小説の結末に涙するほど、これまたはまりました。 でも、この作品の解説を描いている半藤一利さんも 同じ思いで最後のページに泣かされたと書いています。 そのあと、山崎豊子の『運命の人』を読み始めましたが、 沖縄返還交渉前後については、 私にもいろいろ思いや経験がありますので、 こちらもまた、ウィスキーを傾けながら、のんびりというわけには 行きそうにありません。 PCが立ち上がらない週末も、また楽しからずやでした。 |