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エスカレータを少し早くしてください [2012年03月18日(Sun)]
P3150145.JPG


日本のエスカレータって遅すぎませんか?

それが一昨日、大井町で乗ったエスカレータ、
結構速いんです。アナウンスでも
「ほかのエスカレータより早いのでご注意ください」と
呼びかけていたのです。

 浜松町のモノレールに行くエスカレータも
かなり早いです。

 もちろんほかにも早いところが
いろいろあるでしょうが、
駅やデパートなどほとんどエスカレータが
老生にさえ遅すぎると思うのですから
若い人たちはさぞ、
いらいらするのではないでしょうか。

ロシア人は概してのんびりしていますが、
エスカレータだけは猛スピードです。

おそらくは、核戦争勃発となった時に、
市民を一挙に地下に潜らせるためだとしての
日ごろの備えの一環だったのではないでしょうか。

日本のが遅いのは
「秋田のおばあちゃんが着物を着て
草履をはいて乗っても大丈夫なように」
配慮したと聞いたことがありますが、
今や「秋田のおばあちゃん」でも、
エスカレータが初めてと言う人は
ほとんどいないでしょうから、
東京のエスカレータ、もう少し
速度を上げてほしいというのが、
私の願いです。
式典の運営は入念に [2012年03月16日(Fri)]


P5291064.JPG



3月11日の東日本大震災1周年記念追悼会では
最大の義捐金を寄付してくれた台湾の代表を
2階の一般席に座らせ、
指名献花をしていただかなかったことは、
日本人の資質、判断力、組織力・・・
何に照らしても恥ずかしいことだ。

もう一つ、不思議なのは、
両陛下がご入場されたとき、
起立して迎えるということがなかったのは、
考えようによっては上の話よりもひどい。

私どもでは難民を助ける会の創立30周年記念
チャリティコンサートを2年前、
サントリーホールで開催し、
光栄にも両陛下をお迎えしたが、
何を言わなくとも、
お客様は全員ご起立くださり、
拍手で迎えた。

今回の天皇陛下のご臨席は
ご高齢と心臓手術直後ということで、
一般家庭でも「おやめになったら」という
ことになりそうなご体調だったのでは
ないでしょうか。

この2つ、関係者に猛省を促したいし、
国民の一人として反省したい。

分からせることが表示の基本 [2012年03月03日(Sat)]
P2110788.JPG先日、秋田での講演があり、ホテル・メトロポリタンに宿泊しました。

そこの浴室で出会ったのがこの3つのボトル。

どれが何なのかさっぱりわかりませんでした。

中学1年のころから眼鏡を常用している私でも、
入浴中はもちろん外します。でも、そのせいではありません。

ここは日本です。使う人の大半は日本語で暮らす人です。

なぜ、こんなにもわかりにくいのでしょうか?

故郷・秋田でこんな苦労させられるとは
想定外。みなさん、表示の基本は知らせること、
分からせることではないでしょうか?
学校を備蓄の拠点に [2011年08月30日(Tue)]


         








 小欄に貴重なコメントをいただきましたが、
コメント欄のままでは文字が小さく
せっかくのご高見が、
読みづらいかと思いますので、
ここに拡大コピーしてご紹介します。

「出張がえり」さんというお名前ですので、
何かのお仕事で
お出かけになられた方のようですが、
私はこの意見に大賛成です。

学校に、緊急避難時の
飲料水、食料、毛布、タオル、
医薬品、生理用品、乳児用品、
炊事用品、筆記用具、ラジオなどなど、
しかるべき物資を1〜2日分
備蓄すべきです。

また、避難してくる人への対応や、
物資運用の訓練を随時、行うべきだと
私は思います。

その際の
一定の権限を学校長に付与し、
学校も非常時に対応する
組織を確立して置くべきでしょう。


国レベルでは、文科省、国交省、厚労省、
総務省などと所管が分かれる話でしょうが、
新政権は、まずそういう上からの縦割りを止め、
現場のニードに応える政治をしてほしいものです。

   ★       ☆        ★


 私も教員をしています。
 先生もご存じのとおり、
有事の際の避難所は
「学校」となっている地域が
ほとんどです。

しかし、
例えばわが市の場合、
食糧や水分が備蓄されているのは、
小学校と中学校に一か所ずつだけ。

つまり、早急に配給の許可がおり
、鍵があけられたとしても、
即座に配給を受けられるのは運よく、
その学校に避難した人のみ、
ということになります。

実際、石巻の知人の話では、
近くの中学校に避難したものの、
指揮をとったのは
地域の防災担当の一般人で、
「指示があるまで動かないでください!」
ということしかできなかったとききました。

保健室の毛布一枚持ち出すにも、
はじめは躊躇があったとのこと。

そして、寒さと飢えと不安に耐えて待って、
そこで支給されたのは、
二日間で、ひとりに、
「リンゴ四分の1」・・・だけ、
だったそうです。

「これは、戦争の時よりひどい・・・」
隣のおばあさんはそう言ったそうです。

おにぎりと水の配給は3日目から。
ひとり1日2個と一本。

つまり、
混乱の中では、情報も、交通も滞り、
遠路からの即座の支援は期待できない。

地元でも、まずは誰もが自分の命の確保
第一になるのだかtら、
「その場にないものは、
1〜2日は手に入らない」
そういうことだと思います。

食糧・飲料水・毛布・タオル・
清浄綿・薬・粉ミルク・生理用品くらいは
収容できる人数を計算して、
1日分だけでも備蓄しておくべきです。

行政のみなさん、
なぜそんなに
誰が党首や首相になるかが
大問題なのですか。
一番タフで、
正義と仁と智とをもった人に託し、
全員で支えたらよいことです。

引き受けた人は
その信頼に全身全霊で応え、
なにから、どれを、どうすべきかを
いち早く解り、決定し、
それを実行実現できる人になることが、
大事なのではありませんか。

今、ある程度の権限のある人が、
先にそれをやったっていいのです。

それほど、日本はピンチです。

それで文句を言う人間は、
今の日本にはいないはずです。
カセットコンロの禁止はおかしい [2011年08月20日(Sat)]









「心配性」さんから、小欄に
以下のコメントが張り付けられています。

  ✾  ✾  ✾  ✾  ✾

石巻に親族がいます。
給食の調理員の仕事をしている伯母です。

避難した当時、寒い体育館で
食べるものも暖を取るすべもなく、
近所の幼な子がおなかを空かせたまま、
目の前で亡くなったのが悔しい、
材料とカセットコンロがあったら、
なんでも作ってあげたのに・・・
と話していました。

自衛隊はもう撤収し、いまはボランティアもなぜか
役所で断っているようだ・・街はまだ
地獄のようなところがたくさんあるのに・・・
と言っていました。

(昨日19日)
「今日の地震で記憶が戻る。
もう生きているのがこわい」
とも、話していました。

復興の方向性が見えないと、
こんな気持ちになるのです。

  ✾  ✾  ✾  ✾  ✾

まずもってご親戚のご苦労に
お見舞い申し上げます。

 実は、カセットコンロについては
私は今の行政の判断が間違えていると思います。

 避難所ではカセットコンロが
使用禁止になっているのです。

「安全第一」で、それで困っていようとなんだろうと
勝手にせいということのようです。

叔母さまのような専門家にはもちろんのこと、
主婦はおろか、老生のような
「家事知らず」にとっても「火事知らず」、
カセットコンロ、あれは安全なのでは
ないでしょうか。

万一の何かを心配するなら、
管理・監視体制を準備すればいいのであって、
「羹(あつもの)に懲りてなますを吹く」ような話が
多すぎます。

「安全第一」はいいですが、
第二、第三も考えなくてどうするのでしょうか。

東松島市立大曲小学校の避難所で聴いた
素晴らしい話を明日、書こうと思います。
アメリカが原爆を落としたのです [2011年08月06日(Sat)]











 休日は概してゆっくり起きるのですが、
きょうは、
アメリカによる広島への原爆攻撃の日、
寝ている場合などでは到底なく、
直立不動、
厳粛な思いで市長の式辞を聴きました。

 つづく菅さんの自己宣伝調のあいさつには
恥ずかしい思いでした。

 それにしても不思議なのは、
なぜか、あいさつに立ったどの人も
広島の原爆について
いつ、どこで、だれが、何を
どのようにという文章の基本を
言わないのでしょうか。

ここは、はっきりいってきたいのですが、
「1945(昭和20)年8月6日
午前8時15分、アメリカが広島を
核攻撃した」のです。

  今の日本にとってアメリカは
最も重要な同盟国であり、
東日本大震災でも
「トモダチ」作戦で
大いに助けてもらったことは
大感謝です。

 また、日米安保条約で
長年にわたり日本が外的に
侵略されることなく、
平和と繁栄を享受してこれたことには
言い尽くせないありがたさを感じます。

しかし、広島、そして長崎を
原子力爆弾という無差別攻撃手段で
壊滅させたのが、
アメリカであるという歴史的事実を
忘却することは、
歴史をゆがめることではないでしょうか。
セシウム肉で夏を乗り切ろう!  [2011年07月19日(Tue)]











宮脇磊介氏はわが秋田高校の大先輩。
御歳ン十歳のはずなのに、
なんともご壮健で頭脳明晰、
アイディア豊富、郷里の誉れ、
人生の目標です。

警察官僚として皇宮警察本部長や
初代の内閣広報官を勤め上げた方です。

わがユーラシア21研究所が
開催している
月例講演会「虎ノ門フォーラム」にも
ほぼ皆出席で、最前列で
講師を「脅かして?」います。

きょうは、こんな力強いメールを
いただきました。

   ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀

不思議なことに 福島山形などで
生産されている セシウム入り牛肉を
 この際 格安で入手して
 バリバリ食べようという機運が
出てきていません

1か月に一度位は 
分厚いビーフステーキを
産地直送
放射能測定機の示す数値を基準に 
値段を決めて 
庶民の食卓を 
うるおしてほしいものです

最近出てきませんが 
塩じい とか 
まだらぼけでも正気な
タイミングのハマコ―あたりが勧めたり
大阪の夕刊紙のキャンペーンに期待したりと
きっかけさえあれば 
食べたい人は たくさんいます

安全は 客観的な基準を持って示せます
セシウム肉の安全は
ハッキリ示せるものです

一方 安心は
主観的個人まちまちなもので 
ちゃんと心得た人から
心配性(しんぱいしょう)まで
大きな幅があります

日本のメディア論調は 
一般的に軟弱で 
危険性を強調して不安をあおることに
傾斜をしがちです 
一方 一般国民消費者も 
情報に振り回されがちです

がんばろう日本!! と叫ぶのであれば
ここで元気を出して
セシウム肉をものともしない気慨をもって
食卓に安価で 肉厚の 
ステーキ肉(最近は見られない
T−BONEステーキカットも)を
楽しめるよう 頑張ってほしいものです

途中で別方向に廻らないよう
たとえば
東京都や大阪府の管理下で搬送販売する
 販売に当たっては 
顧客1人当たり 
ステーキ用カット 
3枚限定などとして 
安全にも過度なほど配慮をする
といったやり方など 
いろいろと 
お考えいただきたいものです 

心配性のお方々は 
召し上がらないでいただければ 
それでよいのです 

メディアはそれぞれのお立場で 
論評ください

民主党政権は 菅・枝野は 
生命の安全を言うだけで 
被災地の 牛を殺し ブタを殺し 
あげく人まで殺して 平気でいます

中越地震で山古志村の1000頭を超える牛を
ヘリで空中搬送し
 1頭も 殺しませんでした 

現地の 農家の人たちを
 ぜひ みんなの手で 
救ってあげたいのです

では セシウム肉で 
この夏を 乗り切りましょう
究極の選択・津波迫る中で手放した車椅子の人A [2011年06月12日(Sun)]







 Aさんは、介護の仕事中に震災にあいました。

 津波が押し寄せてくる中を、
必死の思いで車椅子を押して逃げました。

 しかし、いよいよ巻き込まれそうになったとき、
老人を車椅子に置き去りにしたまま、
合掌して自分だけ逃げました。

「私にはほかに頼るものなき3歳の子供がいるのです。
一緒に死ぬわけにはゆきません。許してください」。

 岩手県の被災地でほんとにあった話です。

 私も合掌。

笹川会長の提案に寄す [2011年04月26日(Tue)]












きょうの笹川陽平日本財団会長の、
日本からお礼の特使を派遣することに
大賛成です。

特使の候補者は、森喜朗、小泉純一郎、
安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、
鳩山由紀夫の6人の首相経験者が
一番適任かと思います。

いずれもお元気なのですから、
こういう場合には最適ではないでしょうか。

お礼と説明の特使を是非
、超党派で派遣すべきです。

さもなくば日本は礼節を知らぬ傲慢な国に
なり下がります。

もう1つ、その際、重要なことは
南の隣国・台湾にも
人道支援の謝意を伝えに伺うべきです。

米国を除き、
今回の最大支援国なのですから。

中国への気遣いは無用です。
純粋に人道問題ですから。

自分で判断・実行しない日赤 [2011年04月24日(Sun)]




日本赤十字社は抜本的に改革さるべき組織です。
現状は、単なる「日赤銀行」です。







 日本赤十字社にはこのままいくと
1千億円以上の寄付が寄せられることかと
おもいます。

 この不況下にあって、
国民一人ひとりの善意がかくも積極的な
行動になったことは嬉しいことです。

 しかし、日本赤十字社はそれを
役所やメディアに寄せられたものと全部合体して
配分委員会なるところで、
ただ配分するのです。

 そこには何ら独自の判断のない
単なる金融機関としての役目しかありません。

「日赤銀行」であってほしいなんて、
だれが期待したでしょう。

これなら最初から、銀行、郵便局など
金融機関が実施すればいいのです。

 金融機関のほうが自己資金を
いつ、どこに、どのように貸し付けするかについて
はるかに研究・調査し、
時には大胆に運用しているのです。

配分委員会に送って、あとは被災された
人の数で均等割りするような、
小学生でもできることをしていては
国民の期待を裏切ることになるのです。

 日本赤十字社としての主体性は
どこにあるのでしょう。

 ですから「赤十字にだけは寄付したくない」
という声が、今回ほど澎湃として
湧き上がっているときはないではないでしょうか。

 私には日赤の怠慢が許せないし、
解せないのです。

 赤十字に長らく関わってきた者として
残念でならないのです。

 来週はテレビでも赤十字について
話す機会がありますので、
いいことはいい、悪い点は悪いと
はっきり言おうかと思っています。

 こうした批判は私利私欲とは
全く関係ありません。

 赤十字のためをおもって諫言して
いるつもりです。

 救援物資の収集や配布、
避難所の食事の改善、お風呂・・・
やるべきことを、日赤は
ほとんど何もしていません。

93もある赤十字病院から
医療班を交代で出すことをしていますが、
この程度は当然です。

 募金のしかた、寄付の寄せ方を
日赤も寄付する側も
根本的に考え直すべきです。



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