熊と八との政局談義 [2012年09月30日(Sun)]
12日、奈良の能楽堂で行われた北方領土返還要求奈良県民大会控室で、 講師の吹浦忠正(右)と“前座”(本人の申し出口上)の石破茂総裁選候補者 (自民党新幹事長)。
熊「おい、八、おまえウラジオストクに行ってたんだってな」
八「それがどうした?」
熊「土産はねえのか? 日本は大変だったんだぞ」
八「ああ、自民党の総裁選か?」
熊「うん、大逆転だったんだぞ」
八「だって、予想通りじゃないか」
熊「そういえばそうだが、それなりにはらはらしたよ」
八「?」
熊「間接的な次期総理選びじゃろが」
八「それは解る。でも、石原は非力で後ろに古賀、森、オヤジの“3老人”が控え、町村は人気ない上に選挙戦中に車椅子、とても戦える人じゃない。林はまずは衆院選挙で上がってこなくちゃ」
熊「八にしちゃ事態を理解しちょる」
八「ただ、元気になったとはいえ前回の安倍の辞め方にどれだけ国民ががっかりしたか・・・」
熊「そりゃほんとに病気だから仕方ないじゃないか」
八「健康も実力のうち。しっかり管理しなくちゃ」
熊「はいはい、よくお伝えしておきます。で、八先生、石破は?」
八「まずはスマイル、第二に経済に識見を、というところだな」
熊「政策以外の党務もしっかりこなさなくちゃね」
八「幹事長をどうこなすかだ」
熊「そのためには?」
八「内外の情報が集まるようにしなくちゃいかんね。それから」
熊「それから?」
八「人格識見ともに幅を広げることかな」
熊「これも、よくお伝えしような」
八「自民党内でも国会議員票で逆転されるくらいなんだから、党内にきめ細かく浸透しなくちゃね」
熊「名刺に一筆書いて配るとかか」
八「それもそうだが、ネアカになってほしいな」
熊「どうして党員票で勝てたのかな?」
八「まめに周っているよ、全国を。それと新鮮さ、さらには安倍もそうだけど、周辺諸国が国境付近で騒いでくれたことがこの二人を後押ししたね」
熊「確かにたしかに。で、民主党はどうなんだい?」
八「野田はそれなりに頑張ってはいるが、いかにも“政局が第一”を学びすぎている」
熊「12月にモスクワに行くんだろ?」
八「それだって年内解散を先延ばしする手段であることが見えみえじゃないか」
熊「プーチンになめられるし、足もとが見られてるね」
八「今のロシアには北方領土返す気はないと見て、“天の時”を待つしかないんだ」
熊「“天の時”?」
八「両国の政権の安定、盤石の日米関係、良好な米露関係、微妙な中露関係、順調な日本経済、原油価格の下落・・・」
熊「そんな旨いことってあるかね?」
八「ソ連崩壊からの10年近くがそうだったが、両国とも政権は弱かったね」
熊「だからまず、日本国内にしっかりとした政権基盤をつくる」
八「そしてその間に、さまざまなシミュレーションを行って、ロシアを説得できる材料を用意することだ」
熊「きょうの八はなかなか言うのう」
八「台風接近だが、平常心だからよ。ま、安倍・石破ペアに期待しようぜ」。 (文中・敬称略)
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Posted by
吹浦 忠正
at 16:11
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政治・社会
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