日中関係と日本の将来を考えさせられる好著 [2012年07月23日(Mon)]
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日中関係と日本の将来を考えさせられる好著 [2012年07月23日(Mon)]
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https://blog.canpan.info/fukiura/archive/9062
Posted by:
吹浦忠正 at
2012年09月01日(Sat) 11:22
「中国の実態について、直接的な見聞や調査等に基づく知識の習得や研究に力を入れるべきである」という点は、まったく賛成します。そのような言うも当たり前のことを阻んでいるのは、日本のメディアです。
たとえば、中国の最高指導者は、中国で中国人たちに「胡錦涛総書記」と呼ばれているのに、日本のメディアは根拠もなしに「胡錦涛国家主席」と呼びます。日本では国家の枠組みの中に政党がありますから、国家主席が党総書記よりも上位であるかのように勘違いしているのでしょうけれど、中国では共産党が軍も国家も企業も学校も全てを「領導」します(「領導」とは上下関係を前提にする指導です)。そのことは中華人民共和国憲法の序文で言明されています。しかし、そうしたことを、どんなに丁寧に説明しても、「日本では『胡錦涛国家主席』と呼ぶことになっているから」あるいは「我が社では、そう呼ぶことにしているんです」という理由(?)で、現実とは違う呼び方を今日も繰り返しています。 また、中国の通貨は、名称が「人民幣」(renminbi)であり、単位が「元」(yuan)であることは、中国人民銀行法に明記されている通りです。そして、「元」は「円」(yuan)と共に「圓」(yuan)の略字であることも、中国では常識です。実際、紙幣の額面は「圓」で記されています。それなのに、誰が最初に間違えたのか不明ですが、「人民元」という中国語では有り得ない表現が、絶対の真理であるかのようにして使われ、「人民幣」という本当の呼び方を記すと勝手に書き換えられてしまいます。 「直接的な見聞や調査等に基づく知識」を否定し、「間接的な伝聞や偏見等に基づく憶測」がお横行する限り、日本の対中外交も対中ビジネスも必ず失敗すると思います。
Posted by:
田代秀敏 at
2012年08月30日(Thu) 08:07
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