毎日新聞の言う日中友好を考える [2011年11月02日(Wed)]
![]() 写真は、10月20日、上海蘭心大戯院で吹浦が撮影 先日、上海で行われた チャリティ・コンサートにつき、 毎日新聞上海支局の隅 俊之支局長が 10月31日のコラム・上海交差点で こんなふうに書いていました。 <「友好」って叫ぶもの?>との見出しです。 ♪‥☆‥★‥♫♫‥★‥☆‥♫♫‥★‥☆‥♪ 外務省に勤める若い知人と 電話で話していた時、彼が 「個人的な意見だけど」と、 こんなふうに言った。 「日中関係ほど白々しく『友好』『友好』と 言わなきゃいけない国家関係はないと思う。 友好関係って本来は自然に生じてくるもので、 押しつけがましく 演出するものではないと思うんだが」。 昨年の尖閣諸島沖の漁船衝突事件で、 日中関係は一気に冷え込んだ。 日本の非営利組織「言論NPO」と 中国英字紙「チャイナ・デーリー」が 今年実施した世論調査では、 互いの国の印象について 「良くない」と答えた日本人が 前年比6・3ポイント増の78・3%、 中国人も10ポイント増の65・9%。 ともに05年の調査開始以来 最悪の結果だった。 「日中友好のために」と叫んでも、 8割近くの日本人と 6割強の中国人が お互いを好きじゃないという現実を 前にすれば、なかなか難しい。 友人は 「自然に生まれてくるものを 大切にできるかどうかだ」と話す。 上海市内で20日、 上海在住の音楽家が集まり、 東日本大震災の復興支援を 呼びかけるチャリティーコンサートが 開かれた。 97年から中国の子供の 教育支援をしている 日本人らのボランティア組織 「互人多(フレンド)」が 中国の政府系組織の協力を得て開いた。 中国では、本格的な震災支援の コンサートは初めてという。 上海交響楽団首席コンサートマスターで バイオリニストの潘寅林(ばんいんりん)氏ら 8人が出演を快諾。 収益金の日本円にして約290万円が、 被災地で復興支援をする 国際NGO「難民を助ける会」を通じ、 子供の教材購入などに充てられる。 読売日本交響楽団などで コンサートマスターを務めたこともある潘氏は 「半年が過ぎても、 中国が被災地のことを忘れないという メッセージを伝えたいと思った」 と話す。 東日本大震災では、 発生直後から上海の日本総領事館に 中国人が義援金を届けた。 多くの人は、08年の四川大地震で 日本の救助隊が遺体に黙とうをささげ、 支援物資を届けたことを覚えている。 義援金の中には、 中学生が自分たちのわずかなお小遣いを集め、 約1400元(約1万6800円)を 匿名で届けたものもあった。 こうして集まった義援金は 3億3000万円に上る。 来年は国交正常化から40周年。 外交面で対立もある日中関係を、 ことさら「友好」「友好」と叫ぶ必要はない。 ただ、こうして芽生えている友好の絆を 大切にしていれば、 本当の「友好」はやってくるはずだ。 ☆☆☆ ★★★ ☆☆☆ ★★★ この記事には全く賛成だし、 公認してくれた中国の組織、 演奏してくれた方々、 当日会場にお越しくださった方、 主催した日本人を中心とする ボランティアグループには 心から全面的に感謝していますが、 この記事の書き方に、 多少疑問を感じます。 というのは、この話とは別に、 台湾から200億円!もの 義援金が寄せられていることについて 毎日新聞アジア総局として 等閑視していていいのでしょうか。 中国からの3億円にも、 このコンサートの290万円にも もちろん大感謝ですが、 もう少し公平に書いたほうが 毎日新聞への信頼にもなり、 ほんとうの日中友好に繋がる と愚考するのですが、 いかがなものでしょう。 |






