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若手育成の合宿セミナー実施中 [2011年09月03日(Sat)]








































   食事中も講師ともども意見交換。






 ユーラシア21研究所が
日本財団、セガサミー・ホールディングスの
ご支援・ご協力をいただいて
毎年開催している
「安全保障・外交セミナー 
再生への希望―国際秩序の再構築」が
昨日から、セガサミーの保養施設
シースケープ伊豆高原で開催されている。

 参加しているのは、
国際政治アナリスト菅原 出氏を筆頭とする、
超豪華講師陣10余名と、
全国からの学生、新人社会人、
国家公務員など40名弱。

 施設の素晴らしさ、参加者の優秀さ、
質問のレベルの高さ、
日程のきつさ、
疲れを吹き飛ばす徹底した頭脳戦争・・・、
すべてに「超」がつく。

 2日朝9時、虎ノ門の
ユーラシア21研究所に集合、
2時間40分のバスの中でも
自己紹介と所感を述べあう。

会場に到着するや、すぐ昼食。以後、
ほとんど休む間もなく、全体会議、
4つのテーマ別分科会を2コマ。

入浴・夕食後は、まず、
坂本正弘元中央大学教授が
「揺らぐ基軸通貨ドルと米国の覇権」、
私が
「領土問題から見る日本の安全保障」
の題で講義、続いて、
フォトジャーナリストの横田徹氏が
「リビア戦争最前線」として、
TVでは放映できなかった内容を含む、
他の追随を許さない最前線の映像を
上映しつつ、リビア情勢を解説、
東日本大震災の復興について
さらに、
菅原出氏が分析を披露。
ここまでで23時を回っていた。

 その後は、講師を囲んでの
自由討論が続き、
一番遅いグループは午前3時に
消灯したという。

 私は分科会では
「インテリジェンス入門―
国際情報分析の基礎」という
セッションに出た。

講師は谷口智彦氏、
日経BPから外務省副報道官となり
外国メディアを担当、現在は
慶應義塾大学大学院特任教授で
JR東日本の顧問。

後半の分科会は、
古澤忠彦元海上自衛隊舞鶴・
横須賀地方総監
(元統合幕僚会議事務局長)の
セッション
「海洋安全保障情勢と日本の海の守り」を
聞かせていただいた。

いずれも少数の聴講者に
私のようなオブザーバー
(谷口さんによれば「公開授業の保護者」、
一部に「モンスターパパ」との声も)が
2,3名ずつ加わっていた。

お二方とも参加者と盛んにやり取りする、
実に手慣れた「ゼミの進行」ぶりだった。

 2日の今朝もまたハードな日程で
始まった。

午前中に、岡本智弘元空将
(ユ21研究所軍事問題担当主任研究員)が
中国の軍事パレードの映像を
どう読み解くかを解説、ついで、
昨日とは違う4つのテーマによる分科会。

私は「戦略の基礎―
戦略的リーダーシップの重要性」
(第一線にいる匿名重要講師)と
「中国の外交・安全保障政策と
南シナ海・南沙群島」(講師は、
道下徳成政策研究大学院大学准教授)に
参加した。

 このセミナーでは
いずれの内容についても
いっさい口外しないという決まりで、
参加者からはそのための誓約書まで
提出してもらっているので、
私もこれ以上はお伝えできない。

 今日の午後からは、
このセミナー「名物」の
ポリミリ(国際政治ロールプレイ)。

参加者が6か国に分かれて
基礎的・総合的準備を
しているところに、
担当講師陣が、
来年の某月某日を想定した
最高の仮説を示し、
これに対応する。

おっとっと、
これ以上は書けないのを
お許しいただきたい。

来年も開催予定。ぜひ、
お申し込みを。

この講師陣による
月例の研究会もある。
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