バングラで放送・雑誌化される拙著 [2011年07月19日(Tue)]
今年は、 東パキスタンからバングラデシュに変わって、 つまり、 バングラデシュ建国40周年に当たります。 当時、私は国際赤十字の駐在代表として、 現地に滞在し、71年12月の第三次印パ戦争も 経験し、体感しました。 それをまとめたのが 『血と泥と―バングラデシュ独立の悲劇』 で、読売新聞社から発行されました。 私にとっては、国旗以外の最初の著作ですから、 強く印象に残っています。今、読んでも われながら若かった、 齢30のときのことですから。 さきほど、NHK国際放送局の ベンガル語担当渡辺一弘さんから、 以下のメールをいただきました。 当時、数少ない外国人滞在者でしたので、 こうした記録は貴重なものだというのです。 もちろん快諾し、 いずれ雑誌を送ってくださいと お願いしました。 ★.。.:*・゜★.。.:*・゜★ NHK国際放送局の渡辺です。 3月にはお世話になり、 ありがとうございました。 以前報告いたしましたが、 3月26日の バングラデシュ独立記念日放送の インタビューに続き、 5月からは「血と泥と」の朗読を 毎週月曜日に放送しており、 バングラデシュのリスナーから 大きな反響が寄せられています。 このたび、バングラデシュの主要紙、 「プロトム・アロ」より、 同新聞社が発行する雑誌に「血と泥と」の 一部を掲載したいとの申し入れがありました。 雑誌はムスリムの最大の祭 「イード」に向けて発行される特集号で、 来月上旬に発売の予定です。 「血と泥と」の一部を 私がベンガル語に翻訳したものと 先生の御写真を載せたいとのことです。 A4程のサイズの雑誌数ページで扱う 予定だそうです。 「プロトム・アロ」になり代わり、 ご承諾いただきますよう お願い申し上げる次第です。 |