フランスで100本のトランペット合同演奏 [2011年06月03日(Fri)]
「ボーヴェの サンピール大聖堂で6月18日(土)、 午後8時30分から 100本のトランペット演奏会」 「出演は国際的なソリスト杉木峯夫、 指揮とトランペット演奏エリック・オーヴィエ、 オルガン演奏レオニード・カレーヴ」。 この100本のトランペットのうち、実は、 25本は日本から参加するのです。 私は一行の団長として同行します。 ボーヴェはパリ中心部から 約40キロ北上したところ。 未完成といわれる大聖堂の天上が 高いことで有名です。 きっとトランペットが最高に 鳴り響くのではないでしょうか。 エリック・オーヴィエはいわずと知れた 世界的なトランペット奏者 モーリス・アンドレ門下の いまや押しも押されもせぬ名手とされる演奏家。 昨年9月1日、サントリーホールに 秋篠宮ご夫妻をお招きして、 難民を助ける会の主催による 「1+100あらため235本のトランペットによる チャリティ・コンサート」を開催したとき、 主演はエリック・オーヴィエ、 そして本当に舞台に超満員という235人が 出演したのです。 杉木先生はそのとき、 コンサートマスター、指導者、通訳、 解説者・・・を 一人で務められました。 舞台に上がった中には、 N響の首席トランペット奏者もいれば、 9歳の少年も参加しました。 実は、これはその前年、オーヴィエがアミアンで 開催した「1+100本の・・・」を 日本でもと考えてやったことですが、 今度は、では合同でやろうという 仕儀になったのです。 日本側は11歳から79歳まで、 既に東京藝大で練習を行っています。 また、今、手続きで苦戦していますが、 パリ市内で野外演奏・東日本大震災のための 街頭募金をしようと、パリの警視庁と 折衝しています。 ボーヴェで、パリで 新しい形の日仏交流になるよう やってみます。 |