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日本赤十字社(日赤)の大改革を望む [2011年05月29日(Sun)]




































  近衞忠W玄日赤社長とは、1973年にバングラデシュで同室で寝泊まりしながら
  救援活動をし、1980年6月には、当時の朝日新聞が1面トップでこの写真を
  掲げたように、二人で、ポルポト政権崩壊直後のカンボジアを訪問した。
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 今、販売中の週刊新潮(6月2日号、340円)で、
私は日本赤十字社(近衞忠W社長)を厳しく批判している。

 これは何も突然のことではない。数十年前からのことだ。

 私の「本籍」はいわば
日本赤十字社(日赤)のようなもの。
秋田県立秋田高校青少年赤十字以来、
日赤献血学生連盟を創設し、会長となり、
日赤語学奉仕団に協力し、
その後は、国際赤十字東パキスタン(バングラデシュ)、
次いでインドシナ駐在代表などを歴任し、
日赤中央女子短大、日赤看護大学などで教鞭もとった。

恩師として最大の尊敬をするのは
橋本祐子(さちこ)元日赤青少年課長。

近衞忠W社長とは20代から入魂の関係。
去年は、国際赤十字赤新月社連盟会長就任祝賀会を
ほとんど一人で主催し、数百人にお集まりいただき、
その司会もした。

 だから、日赤批判は必ずしも外からの無責任な
ものではなく信念ないしは執念かもしれない。
確信犯なのだから、日赤にとっては
「困ったもの」に違いない。

「親に歯向かう少年」「天に唾はくバカ」・・・
なんとでも言わば言え。私にしてみれば
日赤の改革に向けての「愛の鞭」に他ならないのだ。

日赤関係者の反省のみならず、
これを妄信してきた日本社会への警鐘のつもりである。

世界に広がっている赤十字であるが、
90を数える病院経営、大学多数を含む看護教育、
血液事業を3本柱にするという、
こんな赤十字社はほかにはないユニークさである。

それはそれでいい。しかし、救護・活動救援には
阪神大震災では国会でさえ問題になったにかかわらず、
依然、こんなに非力で怠慢で、
ほとんどただ「銀行業務」をしている、
そんな赤十字社であってほしくないのだ。

それは、すぐ被災者を救済してほしいという寄付者の願いを
裏切っていることだと申し上げているのである。

それ以上の中身はワイン片手に
ここで書くのをやめよう。どうぞ、
週刊新潮をご覧ください。

 去る12日の朝日放送テレビでも長尺の番組で
批判し、今回もこれである。

 断っておくが週刊新潮に売り込んだわけではない。

 ノンフィクション作家として著名な
工藤美代子さんが小欄を読んでのことだ。

 その紹介で二人の敏腕記者が
やってきて取材したものだ。

 工藤さんはさらに某誌で糾弾するそうだ。
そのために今週はゆっくり時間をとって
お目にかかる。

 日赤よ目覚めよ、日本国民は
大改革を期待しているのだ。
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コメント
本日、まとめて小欄で書かせていただきましたので、
このコメント欄でのお返事は省略させていただきます。
Posted by: 吹浦忠正  at 2011年06月02日(Thu) 14:53

おそらく、根底には赤十字の7原則の2つ、まず「独立」という立場をもとに、
配分委員会に頼らず、自らの判断でもっとも必要と判断したところへ
真っ先に送るという意味で「公平」の原則を実行をすべきと主張されている
のかと感じましたが、いかがでしょうか。
Posted by: 渡辺純雄  at 2011年06月02日(Thu) 00:22


救護班ではなく、問題は義援金だとお返事いただき、ありがとうございます。
義援金が問題となれば、話は赤十字だけでなく、共同募金会、被災県、NHKで
構成される義援金配分決定委員会という制度が問題であると主張するほうが、
より正しいと考えます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000018en2-img/2r98520000018eoj.pdf
新潮の記事は、意図的に赤十字はホントは自由に義援金を配分できるのに
していない、という方向へ読者を誘導する意図を持って書かれている印象を
受けます。
吹浦様が義援金のことを真に憂うのであれば、当然、配分委員会を構成している
共同募金会にも、今後、同様の主張をされる予定はありますでしょうか。
Posted by: 渡辺純雄  at 2011年06月02日(Thu) 00:04

赤十字の創始者アンリ・デュナンは
今度の石巻日赤より
大変な現場にいたはずです。

しかし、医療班は立派な救護活動だと心底尊敬していますよ。

それさえしなかったら、看板をはずしましょう。

90いくつもの病院を持っているんですから、
当たりまえです。

スタッフが不眠不休の勤務をしたことも、尊敬しますが、当たり前です。

昨日も国会で問題になったように、
義捐金をどんどん配ってください。

それから苦労話を伺いましょう。

相次いで、外国在住の方から日赤批判の
コメントがきたことを、
私は恥ずかしく思い、かつ悲しんでいます。
Posted by: 吹浦忠正  at 2011年05月31日(Tue) 10:25

 私たちにも日本総領事館から
募金は日赤へという
安易な「指導」がありましたが、
私は昔、日赤に関係していましたので、実態をそれなりに
理解しているつもりですので、
断固、反対しました。
病院をいくつも経営し、
看護教育をするのが最大の仕事であり、今回も医療救護班は
公立の大きな病院なら、
みなやってますよね。
そこで3日間苦労した?
普段よほど怠けている医療従事者かも知れませんから、吹浦さん、あまり気になさらずとも。
Posted by: 上海の在住・医師  at 2011年05月31日(Tue) 10:19

 日本大使館が安易に日赤に募金をというので、関係者で話し合った結果、
それでは善意がスグに生かされないとわかりましたので、私たちは、ネットで調べて、認定NPO法人難民を助ける会に送りました。
もう、とっくに救援活動に使ってくれました。
Posted by: シンガポールのW  at 2011年05月31日(Tue) 10:10

全国の日赤病院から救護班が出かけたのはよく知っています。
それは日赤の社費で「行っていることで、そのことは十分評価しています。
問題は義捐金です。ため込むのではなく、まずは配ることです。
たとえばひとり10万円ずつでも、30万円ずつでも、理屈抜きに配ってください。残りは最後に調整したらいいでしょう。
私は阪神淡路大震災の時、被災した外国人に単身者は20万円、家族持ちには40万円をつべこべ言わずに配りました。
日赤はその間、何をしたでしょう。
医療班は立派ですが、それは赤十字人としての当然の職務なのです。社長以下、個々の人は立派です。しかし、組織としての怠慢は許せません。
 ぜひ、これは公平な第三者が調査・研究して公表すべきです。
 「あなたは東日本大震災罹災者のために募金しましたか?」「その大半が未だため込まれたままであることに満足していますか?」、そんな調査を望みます。
渡辺純雄さんが所属を明らかにしてコメントしてこられたことに敬意を表します。
日赤の内部からは、同様に、実名やハンドルネームで、私に賛成する人がたくさんメールしてくれている中で、あなたの姿勢は尊敬に値します。
しかし、議論をすり替えないでください。あなたは立派、石巻日赤病院も立派、しかし、組織を内部から改革してください。
社内であなたも大いに発言してください。注目します。
Posted by: 吹浦忠正  at 2011年05月30日(Mon) 23:07

長岡赤十字病院から、3月11日〜13日まで石巻赤十字病院に救護班として出動したものです。
週刊新潮の記事、拝見しました。
道が崩れていないかもわからぬ深夜の国道を石巻に向い、深夜3時20分に到着しました。その後、本部立ち上げの支援、また、エレベータの止まった院内で、担架を使って入院患者を階段で運びました。
発災直後の現地にいた者としては、「ワイン片手にここで書く」なんていうのどかなブログの表現が不快でしたが、義援金の配分方法は改善すべき課題と考えます。
早く配分したらしたで、届かないひとがいるという批判が出るのは必至。どっちにしても、なにか言われるのは避けられないのだから、むしろ災害時に、義援金の仕組みをもっと周知する姿勢が必要と思いました。
あと、機会があれば、ぜひ石巻日赤を訪問して、週刊新潮の感想を聞いてください。
Posted by: 渡辺純雄  at 2011年05月30日(Mon) 22:47