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郷隼人氏、朝日歌壇最多入選者 [2011年02月28日(Mon)]













 鍵持たぬ生活に慣れ 施錠さるる
生活に絶対慣れることはない

 20数年にわたりアメリカの獄舎にいる
郷 隼人氏の短歌が、
今朝の朝日新聞の朝日歌壇でも、
3人の選者に選ばれている。

 高野公彦、永田和宏、そして
馬場あき子の3選者である。

 永田は一席にこの歌を挙げ、
「郷氏、鍵を持たぬ生活には慣れても、
外から施錠される生活に
遂には慣れられぬと詠う。本欄には
郷氏を気遣う歌が
いつも多く寄せられている」と
「評」に記している。

 また、3席に挙げた馬場は、
「第3首の服役中の日常。鍵を持たされず
施錠の身は厳重という境涯の
悲しみをかみ締める思いがある」。

 おそらくは、郷氏は朝日歌壇で
最も入選した回数の多い歌人だろうと思う。

 このすばらしい感性を持つ模範囚を、
アメリカの法制度は仮釈放できないものかと
嘆じる。
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