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ベートーベン「月光」ソナタ [2010年10月28日(Thu)]







 パラオやラオスの国旗に
満月が描かれていると書いていると、
私の好みからいうと余談ですが、
「月光の曲」。

言わずと知れた「熱情」「悲愴」と並ぶ
ルートヴィヒ・ヴァン・
ベートーヴェン(1770〜1826)の
三大ピアノソナタのひとつ。

この名曲は
ピアノソナタ第14番嬰ハ短調作品27の2 に
作曲者本人は
「幻想曲風に "Quasi una Fantasia"」と
付記しただけでした。

しかし、死後、1832年に
ドイツの詩人ルートヴィヒ・レルシュタープが、
あの有名な第1楽章について
「ルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」と
コメントしましたことに由来して
この愛称ができました。

 私はあそこまでのロマンティストではなく、
第3楽章が大好きなんですが、それはいいとして。

ルツェルン湖はスイスの中央に位置する湖。
113.6平方キロの面積です。これは
103.3平方キロの猪苗代湖より少し広く、
スイスでは4番目に大きい湖です。

すぐ近くまでは何度か行きましたが、
残念なことに、湖上の満月は見ていません。

友人によればそれはそれは幻想的な夜景
なのだそうです。メコン川に浮かぶ満月やパラオの満月と
どっちがいいのでしょう?

 そしてあの有名な第一楽章の情緒なのか、
早くて盛り上がりのある第3楽章の気分なのか、
物狂おしく観賞したいものです。

もっとも、ヨーロッパ諸国の国旗には
太陽も月も星もありません。それゆえに、
EUの旗は青地に12個の黄色い星ですし、
その大きなサポートがあってできた
ボスニア・ヘルツェゴビアとコソボの国旗には
逆にEU旗の影響を大きく表して星が並んでいます。
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