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振り込め詐欺・実話 [2006年06月27日(Tue)]




あわてずに、心鎮めてからお読み下さい。日本の社会でも、ゆめ油断めさるるな、おのおの方。



  昨日の午後に聞いたまさか、というほんとうの話である。

P 教授「はい、Pです」
(園長)「私、お宅のお嬢様の勤務しておられるQ幼稚園の園長をしているRです」
P 教授「これはどうも、いつもお世話になります」
(園長)「お嬢様が大変なことになりました」
P 教授「交通事故か何かしでかしましたか? それとも・・・」
(園長)「園児を殴って大怪我をさせてしまったのです」
P 教授「えっ! それで」
(園長)「園児は救急車で運びました。お嬢様は業務上過失傷害罪で警察につれて行かれました。とりあえず、市の教育委員会にも報告したところです。今後のことは随時ご相談しますので、この電話から動かないで下さい」
P 教授「はい。かしこまりました。ご迷惑をおかけし、本当に申しわけございません。ご連絡、ご指示をお待ちします」。

(教育委員会のS)「お宅のお嬢さん、困りましたね。業務上過失傷害というのは、重大な犯罪ですよ。ご父兄は大変なご立腹です。そりゃそうでしょうな。こういう公立の幼稚園を信頼していただいてお子様を預けてくださっているんですから」
P 教授「まことにどうも。それで私どもといたしましては、とりあえず、どのようにお詫びに上がればいいのでしょうか」
(教育委員会のS)「いや、それはなんとも。ま、警察のご沙汰もあるでしょうし、とりあえず、お父様にもお伝えしておいたほうがなにかとよろしいかと思いまして、ご一報しただけですから」。

(警察官T)「ああ、P教授ですか。よくテレビで拝見していますよ。それはそうと、大変なことになりましたね。私どもとしても穏便にとは思いますが、なかなかそうも行きませんで。とりあえず、身元の確認ということでお電話しました」
P教授「娘はどこにいるんですか?」
(警察官T)「ここにいますよ。替りましょうか?」
P 教授「U子と替ってください」
(警察官T)「ほら、お父さんだよ。何か言いなさい。大層、しんぱいしていなさる」
(U子)「ワァーーーン、グスッ、グスグス」
P 教授「U子、しっかりしなさい。いろいろ事情があったんだろう。お父さんがなんとか力になってあげるから」
(U子)「グスッ、グスグス、グスッ!」。

(園長)「あ、P教授ですね。今、園の顧問弁護士のV先生と代ります」
(V弁護士)「P先生ですか。園も訴えられそうですので、私が代理人としてなんとか立ち向かうことになりました。つきましては、突然ですが、また当然ですが、資金が要ります。
手付金が50万円と経費として350万円、合わせて400万円を、今から申し上げる口座番号にお振込み下さい。30分くらいの間にできますね」
P 教授「V先生、とにかく何とか娘を救ってやってください。すぐATMから振り込みますから15分ほどでできると思います。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」。

P 教授は大きくため息をついた。

そこで、自慢の脳みそが高速回転、運もめぐってきたのだった。

「ん? 園長って、男の声だったよな。この春に挨拶に行ったときの園長は叔母さんだったよな」

P 教授「Q幼稚園ですか。園長のR先生をお願いします。私、Pの父親でございます」
R 園長「ま、P先生でいらっしゃいますか。その節はどうも失礼いたしました。また、いつもお嬢様にはほんとうによくしていただいて・・・」
P 教授「ちょっと待ってください。R先生ですよね、園長の?」
R 園長「ええ、Rでございますわよ。どうかなさいましたか?」。

 某有名大学の某有名教授のPさん、昨日、あやうく「振り込めさぎ」に引っかかるところだったのだ。くわばら、くわばら。ま、「敵」も、私のような貧乏人を狙う手間も暇もないか。

 同じ日に、渋谷で女子大生誘拐身代金要求事件があったという。
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