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桜 in 秋田 [2008年04月28日(Mon)]









秋田市の中央に、千秋(せんしゅう)公園がある。

 佐竹藩(21万石)の城址公園だ。

 4月19日、次兄・忠橘(ちゅうきつ)13回忌の法要に
秋田に戻り、
帰省の際にはかならずそうするように、また訪れた。

 お花見の真っ盛り。

「われご幼少のみぎり」から「紅顔の美少年なりしころ」にかけて、
4兄・忠晴とともに、母に連れられて、
毎年、お花見に出かけた場所である。

 海抜30メートルほどの小山であるが、桜の名所であり、
市内全域を眺望できるのもいい。

 わが母校・秋田県立秋田高校の校歌は、
『荒城の月』の作詞者・土井晩翠が作詞し、
『城ヶ島の雨』の作曲家・梁田貞の作曲。

 但し、『城ヶ島の雨』とは、似てもにつかぬ”ピョンコ節”。
どうにも、この校歌は好きになれない。

高校野球のライバル校・秋田商業高校の校歌は
『浜辺の歌』の成田為三。

 さすが、
「秋田が生んだ日本のメロディスト」といわれるだけあって、
その優美さは、こちら側が聞き惚れるほど。

 それはともかく、秋田高校の校歌の冒頭は、
天上はるかに 太平山の 
姿はけだけし 三千余尺
長江流れて六十幾里
海へと馳せ行く 雄物川なみ

というもの。

 その太平山、海抜は1170m。

 私がいまPCに向っている場所とあまり高さが違わない。

 ということは、「天上はるか」なところに、私はいるということか、
変な思いがする。

 何はともあれ、その千秋公園本丸跡の桜の下からから
太平山を臨んだ様子をご覧いただきたい。

 所詮、素人写真に杉ないが、この時期、秋田に行けない
諸兄姉にとっては、
涙なしには凝視できない「いい写真」のはずだ。

 諸兄姉、
この写真を見ながら秋田高校の校歌などを口ずさんでは
ご家族に嫌われますぞ!

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