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内部告発の勧め [2007年10月25日(Thu)]




  秋田市千秋公園で咲いていた蓮。6月撮影。





 毎日新聞によれば、
秋田県大館市の食肉加工会社「比内鶏」の偽装問題で、
21日夜から、社員とも連絡がとれなくなっていた
同社の藤原誠一社長が記者会見し、
謝罪したというが、
どうしてこんなに時間がかかってしまうのだろうか。

「家内と近所の山をさまよったが、
死に切れなくて舞い戻った。
苦しんでいますのでお許しください」と謝罪した。

「苦しめば許される」というものではない。
同県人の後輩として、昨夜の研究会で
私まで嫌味を言われた。
「近所の子供と自分の子供を殺した事件があった
藤里村の隣町なんだってね」。

 記事によると、社長になった約10年前、
既に比内地鶏ではない廃鶏(はいけい)の使用を
認識していたとし、
「廃鶏を使う指示は私が出した。
消費者、生産者や関係者の皆様にご迷惑をおかけして
大変申し訳ない」と話したという。

 それにしても、ミートホープ、不二屋、白い恋人、赤福・・・
それに社会保険庁、防衛庁、厚生労働省と相次ぐお粗末・・・
誰しもが思うのは、食品の偽装、「他にもあるんじゃないのか」。
業者との癒着、「ウチもあるよなぁ」。そんな声が聞こえる。

 おそらくはどのケースも内部告発から
表面化したものであろう。

 この際、ウミはみんなで出そうではないか。
愛社精神はわかる。仲間意識は理解できる。が、しかし、
健康や国益、法と正義に反する事実を掴んだら、
メディアにでもいい、警察でもいい、保健所でもいい。
そういうところに出頭しようではないか。

 出頭が怖かったら一通の手紙でもいい、
ファックスでもいい。
それが社会と国を救うことだ。

 それともあなたは犯罪の片棒を担ぐのかと
自己を振り返ってみることだ。
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