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藤田くん、当選おめでとう [2007年07月30日(Mon)]




 仲間の藤田幸久くんが茨城選挙区で、堂々トップ当選を果たした。民主党は、あやうく国会から遠くにしかおれなくなりかけた藤田くんを見事に復帰させた。鳩山さんの采配に拍手したい。

 藤田くんは、相馬雪香難民を助ける会会長(尾崎行雄の3女)の「愛弟子」である。MRA(道徳再武装)運動で中心的役割を果たし、難民を助ける会では創立以前から、最近まで役員であった。

 この会は、政治と宗教に中立ということで、立候補することが明らかになった段階で、役員を退いていただいて来た。藤田くんは北区を中心とする衆議院議員選挙に立候補した段階で、役員でなくなった。衆議院には確か、4度挑戦したが、小選挙区では運がなかった。が、その間ももちろん親交は続いている。

 昨年度は、東京財団の「アジアの人権」研究プロジェクト(山田寛代表)でも一緒に研究しあった仲だ。さまざまな場面でお世話にもなったし、お世話もした。

 英国に留学した国際通。

 ウィキペディアには、あたらしい略歴がもう、出ている。

 1969年に茨城県立水戸第一高等学校を、1975年に慶應義塾大学文学部哲学科を卒業。難民を助ける会常務理事などを務め、1996年には、民主党より出馬し、衆議院比例東京ブロックで初当選。

2000年の総選挙では、東京12区より出馬するも、自由民主党の八代英太に敗れ落選。

2003年の総選挙では、公明党の太田昭宏に惜敗するも、比例復活当選を果たす。2005年の総選挙では、落選した。

元東京都議会議員で北区を地盤としていた社民党の藤田十四三とは関係はない。

 現職の小林元の政界引退を受け、2007年7月の参院選の茨城選挙区公認候補に決定し、出馬、全国的に自民党が歴史的敗北となった戦いの中で、新人で鞍替えの藤田が、自民王国の茨城で自民候補に12万票差でトップ当選するという、異例の選挙結果となった。
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